久しぶりにVFMらしい書き込みです（笑

12月、年内最後の研修は「リストカット」がテーマでした。
ネット文化かと思いきや、リストカットの歴史は意外と古いようで。
1960年代のアメリカで大流行したのがきっかけで世界に広がったのだそうです。
そのわりに、知名度はあるとしても実態はほとんど知られていない存在のような気がするのは、
きっと自分だけではないと思います。

リストカットに至る理由は人それぞれ。
内にある感情がうまく処理できず、最終的にリストカットに行きついてしまう。
その流れは多くの人に共通するとしても、秘めている気持ちはストレスであったり、やり場のない怒りであったり、はたまた「血」というインパクトの強い存在を用いた周りへのアピールだったり…
いずれにしても共通するのは、問題はリストカットそのものではなく

「リストカットに至ってしまう原因」

しばしばリストカットそのものが注目されてしまいますが、まずは根っこを解決しないといけない。
リストカットだけをやめさせることは非常に難しい。
なぜなら、形はどうあれリストカットがガス抜きの最終手段となっているので。
リストカットという自傷行為を「自殺未遂」と勘違いする人が少なからずいるのですが、
そうではなくて（好ましい形かどうかは別として）生き続けるための選択肢となってしまっている。
そんな事を書いておこうと思います。

話題に上がったのは「でも、続けさせるわけにもいかないよね」という現実的な問題。
やめろとは言わない（言えない）にしても、どんどんやれとはまさか言えない。
先代のVFMメンバーにも経験者の方がいましたが…
やはり、傷は見せられない。夏場でもうまいこと隠れるようにしている。
リストカットがテーマだった数年前の研修にて、そんな事を話していました。
たとえ男であっても、傷跡が人目に触れれば周りはきっと「え？」となる。
女性はそれ以上に色々と…

行きつくのはやはり「いかに気持ちを和らげるか」。
…まずは、やりとりを通じて少しでも前向きになれるように。
モヤモヤとした気持ちを多少なりとも晴らしてもらい、同時に何かモヤモヤ解消法がないか探っていく。
VFMのコンセプトである「相談友達」として。
そんなことがしていければと感じた研修でした。


次回は年明け1月19日。
テーマはこれまた王道の「うつ」について。
最近では「新型うつ」なる言葉も有名になって、より身近な存在となっているのかもしれません。

みなさま、お身体には気をつけて…
良いお年をお迎えください。
1年間おつかれさまでした。そしてありがとうございました。
来年もよろしくお願いしますm(__)m


…間近に迫るイブ＆クリスマス。
シングルベルで うつになりそうな人には辛い曲かもしれませんが、本来明日あさっては家族で時をすごすものらしいので。
気持ちだけでも楽しみましょう。
かくいう自分もシングルベルなので大丈夫です（笑




クレイジーケンバンド
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