「日本は、アンチ・クライストの国」

日本は「仏教国」で、アンチ・クライストの国

この見本が　江戸幕府による「鎖国制度」

「鎖国制度」とは　キリスト教を日本に広めるキリスト教の宣教師が　日本をキリスト教で「蹂躙支配」していた為　宣教師の侵入を禁ずる,鎖国制度を設ける

しかし江戸幕府は　長崎の平戸だけは　外国との交易のため「開港」していたため　キリスト教宣教師が　長崎・平戸から上陸　長崎の人々をキリシタンに洗脳

そのため　幕府は　長崎奉行所に,キリスト教宣教師とキリシタンを、排斥、迫害するよう命じる

これを　映画化したのが何度も紹介した　遠藤周作の「沈黙」

そして長崎奉行所は「仏教」に改宗した者を許す　つまり「アンチ・クライスト」を許す

しかし、クライストに固執　仏教に改宗しない宣教師　キリシタンを迫害　弾圧　改宗するよう長崎奉行所に命じる「仏教に改宗」しない宣教師　キリシタンを「拷問」

そのため　先任の宣教師は　拷問を受けるキリシタンを救うため　キリスト教を「棄教」　仏教徒に改宗する

それを知った　後任の宣教師が　キリストの裏切り者（アンチ・クライスト）として罵る

しかし　自分も　キリシタンを救うため　キリスト教を棄教（アンチ・クライストになり　生涯を　日本で終える

棺桶に、遺体が収められる時　手には「小さい十字架」が　握りしめられていた

アンチ・クライストになっても　キリスト教を　捨てられなかった

もう１度「沈黙」

明けましておめでとうございます

年末から体調を崩し　寝正月を決め込んで多くのご紹介の映画を堪能していました

私の父の命日が１月３日ですので　その日は父の思い出に浸りながら　墓参いたしました

父は土木技師として中国に大きな橋を20個余り架けたと自慢していましたが　実は終戦と同時に一緒に働いていた中国人にだまされて　シベリア抑留者となりました

民間人でありながら　５年に渡る抑留生活で　帰国後は職場に復帰することもできないほど　精神的にも肉体的にも病んでいたと　親戚の方から聞いた事があります

でも父の口からシベリアの話を聞いたことはありませんでした

現在映画館で「ラーゲリより愛を込めてという映画が上映されています

予告を観ただけで胸が熱くなるほどに　重いテーマだと感じます

戦争の悲惨さ、人間の残酷さ　愛の力の偉大さ　どのシーンをとってもにじみ出てくるのでしょう
タオルを持って覚悟を決めて　少し体調が戻ったら映画館に足を運びたいと思います

ただの猫さん、今年もよろしくお願い申し上げます