里美の前だと上手く演じ切れないマヤ。NG連発に落ち込む。
しかし里美にはダメなひととは思われたくない!と気持ちを切り替え演じられる様になる。
人の心に目ざとい水城はマヤに恋は御法度と釘をさす。
更に速水にも自分を正式にマヤのマネージャーにして下さいと頼む。しかもあの子は恋していますと報告（笑）
速水は桜小路かと思いきや、青春スターの里美と聞いて心がザワつく。桜小路君に失礼です。
一方　亜弓も演技の為　疑似恋愛対象を見つけ、その男を観察して恋の演技に磨きをかける。
その中マヤはパイにガラスの破片が仕込まれたり、衣装にカミソリを付けられたり、次々と嫌がらせを受ける。
水城さんは栄光の影に敵はつきものよ。とマヤを必殺にサポートする。マヤも怖いと思いながらも、演技が好きと言う情熱は負けたくない!と思い、邪魔されてもしっかり沙都子を演じるのであった。
一方　行方不明のマヤの母　春は失明して長野の病院で療養していた。
居所を知っているにも拘らず、速水はその事は伏せとく戦略にした。
↑この戦略が後でかなりマヤへの心象悪くする。

桜小路君がなんだか憐れ。

１５巻へ続く。

奇跡の人で助演女優賞を受賞したマヤ。受賞式で月影先生から亜弓とマヤは紅天女の候補と発表される。亜弓とマヤの闘いの火蓋はおとされた。
パーティでポツンとしてたマヤを踊りに誘う速水。よろけた瞬間抱きつくとこの感触に覚えがあった。長野の別荘でヘレンの状態で合った紫のバラの人。まさかと思うがあっさりスルー。速水はやべー!と思いラブシーンは早いよチビちゃんと捨て台詞でそそくさ逃げる。それを、しっかり水城さんロックオン。
その後マヤは大河ドラマの出演が決まる。
それを機に、月影先生はマヤを大都芸能へ預ける。ショックのマヤは先生の元へ問い詰める。すると、甘ったれないで！人間はいつだって１人よ！今のテレビが終わるまでここへ来てはなりません!と厳しく追い返す。
泣く泣くマヤは大都芸能への契約書にサイン。
その時紫のバラが届く。マヤはそのバラを見て頑張ろうと決意する。一方のっぴきならない事に気付いた速水は水城にバラを送り何のつもりだ?と問う。水城さんそれが判るのは本人だけ。ついに語るにおちたわね。と、更にあの子を愛してらっしゃるのね。とズバリ。速水は動揺しまくり、１１歳も年下の少女だぞ！とボキャブラリーの少ない返ししか出来ず水城さんを殴る。おいおい!女に手をあげますか?
すまないと言ったけどうーん。

その後暫く水城がマヤのマネージャーを務める。
マヤはテレビ撮影の細切れ演技に戸惑いながらも持ち前の感性で沙都子役を演じる。そんな中共演の里美茂が気になり演技に支障がでる。里美が気になって仕方ない。

一方亜弓もテレビドラマの主役を演じる中　共演者に姫川亜弓は恋をしたことないぜと影口を聞いてしまう。コーラを落とすほどショック!
恋におちたマヤ。
恋をしていない亜弓。

ふたりの試練は、、、
１４巻へ続く

月影先生　梅の里から東京へ上京。マヤの舞台を見守る。忘れられた荒野は拍手喝采の中2日めを終え、マヤは月影先生を探すが何処にもいなかった。亜弓も探していてマヤに会う。狼少女良かったわ。と白目になりながら言われマヤは褒められ喜ぶ。月影先生は紅天女のスポンサーを決めたがまたも大都芸能に邪魔される。いや本当に嫌な奴だなしつこいわ。速水英介。
で又胸　抑え月影倒れる。月影先生が手術と知らされ、マヤと亜弓は先生の元へ駆けつける。又も生死を彷徨う。だがまだまだ！亜弓がマヤと対決しないまま紅天女を演るのは嫌です!と魂の叫びをぶつけられ、月影先生カムバック!持ちなおしました〜!　その時亜弓がマヤにたいしてずっと羨ましいと思ってた事を知る。マヤちゃん鈍感。
そして忘れられた荒野の舞台は大成功。アカデミー芸術祭優秀作品に選ばれ。マヤも最優秀演技賞を受賞。紅天女を競う資格を得た。そのパーティ直後紫のバラからメッセージが届く。早過ぎるやろ（笑）
桜小路君もどうしてこんなに早く受賞をしたの知っているんだろうね。と言っている。
マヤは気にもせずカードを読む。と犯人しか知り得ない、NGワードが。青いスカーフを握りしめながら〜感動的でした。え!　青いスカーフは初日のみ。
初日の客は速水だけ。
えーーーー!　紫のバラのひと
速水さん!？
ミステリー小説なら仕掛けが甘すぎる!

さすがのマヤもどん引く。　月影先生は8巻からこの巻で何回死にそうになってんねん。

34巻へ続く

石の微笑で人形役を見事に演じるマヤ。劇団月影の舞台も初日は12人の観客だったが口コミで客が増えた。そんな中　マヤの元に万福軒の店主の娘が春さんがサナトリウムから行方不明だと知らされる。マヤは町中ハルに似た人を見かけ探し回る。
人形の役をやりながらふと母の事を想い涙を流す。機転を効かせた麗がマヤに水をかけ乗り切るが月影先生はマヤに舞台に立つな!と謹慎処分をくだす。
翌日からマヤは毎日母を探す。
疲れて休んでいたら其処は大都芸能の舞台で、急遽代役の役者を探していた。速水のひと声でバイトとして演る事になったマヤ。それは亜弓の出演している舞台だった。周囲から舞台あらしの異名をついたマヤに台本をすり替える嫌がらせをされる。
マヤは台詞が違うことに気付くが呼ばれたので持ち前の舞台度胸で立つ。その姿に触発された亜弓がマヤを「こんな家出てってやる!」と言う台詞を言わせる演技アドリブで演る。
亜弓の匠な演技にマヤは凄い!と思う。亜弓もまたマヤの舞台度胸と勘の良さに恐ろしいこ!と思う。
しかし、マヤは謹慎処分中忘れて舞台へたった事を叱られる。
許すなら
ヘレンケラーのオーディションに出なさい!と言われる。
そのオーディションは亜弓もエントリーしていた。
見えない。聞こえない。演技指導が始まる。続く。

この作品で誰が1番カッコイイかって、私は亜弓さんが1番カッコイイと思う。

なんか知らんが劇団月影が大都芸能に潰された。マヤは劇場舞台に飛び入りで出演。嵐が丘のキャサリンの少女時代を熱演。その演技に惹かれヒースクリフ役の真島君が惚れる。
その舞台を観ていた桜小路が耐え切れず席を立つ。そこへ速水が最後迄見てやれ、あの子が好きならと言う。桜小路は感情グラグラで貴方に何が判る!と捨て台詞。速水はまだ余裕。「あの子はまだ本当の恋を知らない」と水城さんに呟く。一方月影先生が緊急手術をして4日間昏睡になるものの峠を越える。そしてマヤに紅天女の候補だと告げる。もう１人候補がいる事も。
新しい劇が決まる。マヤは人形の役。マヤに芝居は１人で演るものではないという事を教える為。マヤが人形らしい動きを身体に叩き込む為限られた関節しか、動かす事の出来ぬよう身体中竹を巻きつける。速水が其の姿を見て驚愕する。（まるで巨人の星　大リーグボール養成ギブス　昭和てこんな時代だったのか?）
ここで少し月影先生の過去が話される。
マヤは速水に高校進学どうする?と訊かれ、高校へ行かず働きながら演技を勉強する。と言う。
大都芸能へ来ないか?と誘うが死んでも嫌。と断われ、しゃーないので、紫のバラとして高校進学の費用を全てだす。速水さんこの時26歳ですよね。ポケットマネーでマヤを支えているとしたら凄い金持ちです。一方横浜のマヤの母　春は結核を患い万福軒を解雇され、そこの店主の紹介で山のサナトリウムに入るよう進める。身寄りのない春は了承しサナトリウムへ向かう。
家出して2年のマヤに居所が判るようお願いした。道中　マヤの嵐が丘の記事を目にして、マヤの活躍を喜ぶ。
マヤは禅寺で石の心を掴み人形役を演じる。続く。

ちょっと気になった。
月影先生は何処を手術したんだろう?切開手術にしては回復早過ぎる。脳卒中なら点滴で治療方法あるけど、脳卒中ではないよな、胸を抑えて倒れるから。？

失明寸前の亜弓。母と目に頼らない演技の特訓にいそしむ。
歌子キャンドルの中ヘアピンを投げ　ヨタつくと亜弓は火傷を負うリスクのある強行特訓。
いや、下手なスポ魂よりハード（笑）亜弓がどえらいピンチを乗り切る特訓をしている、一方で、速水の婚約者　紫織がマヤへの嫉妬から指輪を盗んだ犯人に仕立てる。誤解されたマヤは速水に度鳴られてる場面は何だかお父さんに叱られた娘みたい。
更に紫織の陰謀で紫のバラへ贈った舞台アルバムの写真を破いてマヤへ失望したと送りつける。マヤはショックのあまり大都芸能へ直接　速水に会いに行く。そこへ朴念仁速水登場。マヤは必死に誤解された事を説明していると、速水を狙った北斗プロの暴漢登場。速水はマヤを庇い黙ったまま殴られる。
マヤは速水は写真を破いてない！と確信する。その後怪我を負った真澄へ阿古夜の台詞で自分の気持ちを伝える。真澄は夢現　幸せ♡
マヤは紅天女の練習に励む。そのスタジオ前をぷらぶらしていた聖が「舞台写真ズタズタにして送りつけるなんてひどいわよね「紫のバラの人ってサイテー」とゆう劇団員の悪口を都合よく聞き。何?と思う。早速マヤへ接近。でもマヤは元気だった。はて?と思い別れ間際、マヤが「どんな事があってもあたし貴方の事信じてますから」と事付けを頼む。聖　胸キュン。
其処へ鷹宮家からマヤに二度と速水に近づくなと黒沼先生の元に手切れ金1千万の小切手を持ってくる。激怒の黒沼はマヤに叩き返して誤解を説いて来い！とマヤへ紫織の元へ向かわせる。
其処はクルーズ船だった。
速水をデートに誘った紫織はそんな事も露知らず、船に向かおうとするが、交通事故の渋滞に巻き込まれ、船へ行けない！
連絡とろうにも、事前に速水に携帯電話は持って行くなと言っていたので、連絡とれない。策士策に溺れる。
マヤと速水。船で御対面。続く。
今回も水城さんが紫織の荒い悪事の証拠物を嗅ぎ付けてます。
次巻楽しみ♪

32巻　紫の影（5）
イサドラの舞台後　パーティで、速水はマヤに狼少女をやれとけしかけマヤに咬まれる。そのお陰で忘れられた荒野へ注目があつまり、全日本演劇協会賞を獲得するチャンスを得る。
一方　速水の真意に気付かないマヤは最低と憤り、水城さんを通して、速水へ舞台の招待状を渡す。水城さんここでも、マヤへ含みをもたせた発言しています。舞台初日前日　紫のバラが届く。もう聖さんが花キューピットの配達員です。
忘れられた荒野　初日。台風直撃。舞も桜小路君へケーキは吹っ飛び、亜弓も行こうとするが断念。速水だけ徒歩で来た!雨合羽くらい着ようぜ。
たった一人の客の為　演じる。
翌日は皆さん普通に来場。
その中に何と行方をくらましていた月影先生が立ち見。亜弓と舞台のマヤが気付く！マヤちゃんめっちゃ視力いい。
33巻へ続く。

図書館本　１９７６年第1刷

横浜の万福軒　住み込みで働く
母　北島春　娘マヤ。中学1年。
椿姫の舞台チケットを手にする為大晦日の蕎麦120軒を１人で配達する。
無茶苦茶です。しかも飛ばされたチケットを取る為冬の海に飛び込む！
１月２日元気に椿姫見に行く。
（風邪ひかないの?）
月影先生の家に出前に行き椿姫の舞台を再現する。「恐ろしい子！」はい、出ました名言。
初舞台は学校の創立祭のお芝居。貧しい娘　ビビ役。学校の先生何気に失礼です。マヤのお家が貧しいからビビ役。（今なら物議を醸す教師です）
見事演じる。演じる事に炎がついたマヤ。新聞広告で劇団オンディーヌの生徒募集を見て、春休みを利用して上京。入学金が27万円と知り断念するが、お芝居の練習を覗いていたら犬をけしかけられる。速水氏と桜小路君に助けられる。速水の計らいで見学。パントマイムをやれと言われやる。周りは笑っていたが姫川亜弓だけはマヤの目の動きで鳥が見えると説明して、マヤの非凡に気付く。マヤはパントマイムを引き受けた亜弓の演技にますます芝居を本気で習いたいと思う。
マヤは月影のおばさんに相談しに行く。
月影の誘導によりマヤの口から女優になります!と言わせ、自分の劇団へ誘う。一方マヤは親に反対される。情熱は消えず、家出をする。劇団には奨学生として、寮に入る。
そこへオカンが激怒して、乗り込み月影先生に熱湯をかける。
月影先生は取り柄がないと言う母に対し0「私ならただ一つの取り柄だけでも見出し、育ててやる」
母ブチ切れ退散。
怒涛の1巻でした。
突っ込みドコロもありますが
マヤちゃん頑張れ!