体操の得意だった少年が腕を切断。
義手になり体操の出来なくなった彼から取巻きの友人達が去って行きます。
１人ぼっちになってしまった少年。
しかしブラックジャックはその義手に細工をしました。
義手はなんと、話し相手になってくれるのです。
そんな義手の勧めで得意な将棋の腕を磨いていく少年。
優勝を争う大一番。
その日に彼は気付きます。
今まで彼を支えてくれていた義手の声の持ち主はクラスメイトの女の子だという事に。
その事に気付いた時に振り返った少年の顔！
（私も泣きました😢）
彼は１人ぼっちでは無かったのです。
本当の友達がいたのです。
『海賊の腕』というタイトルでした。

手塚治虫の漫画は少年や動物が大変可愛らしい。
きっと愛しているからだと思います。

『犬のささやき』も忘れられない回です。
愛する女性の死を受け入れられず、愛犬に女性の声を移植する男性の話でした。
人間の身勝手さに胸が痛みます…。

これは読んでいただければ分かると思うのですが、声（犬に移植した女性の声）が漫画のあらゆるシーンで大変効果的に使われています。
是非ご一読を✋️