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from: 新聞協会スタッフさん
14時間前
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新聞記者に聞いてみた!会員の質問に記者が回答②武隈さん編
みなさん、こんにちは!日本新聞博物館(ニュースパーク)の公式キャラクター・ブンぱくんです。
8月からコミュニティで聞いた「新聞記者に聞いてみたいこと、大募集!」(https://cs.beach.jp/scu/8193p)に、たくさんの投稿をありがとう!みなさんの質問を、ぼくが代わりに新聞記者の先輩に聞いてきたよ。
答えてくれたのは、この方!
◇武隈周防さん(共同通信社・カメラマン)
たけくま・すおう=2008年共同通信社(本社=東京都)入社、大阪支社写真映像部、中国総局(北京)などを経て、25年からビジュアル報道局写真部所属。
武隈さんは、2023年から激しい戦闘が続いた中東のイスラエルとパレスチナに入って、現地に残る傷痕と人々の暮らしを写真に収めた記者の一人なんだ!
――新聞記者になろうと思ったきっかけはなんですか?
武隈さん 大学時代、長期休みのたびにアジア各国をぶらぶらと一人で旅するのが好きでした。あるとき、父からもらった古いカメラを旅に持って行ったら、あれも撮ろうこれも撮ろうとそれまでよりもフットワークが軽くなるのを感じて、「世界各地に行って写真を撮って、見たこと聞いたことを伝えられる仕事はなんだろう」と考えたときに報道カメラマンという仕事を初めて意識し、志すようになりました。
――取材対象者と信頼関係を築くために、どのような工夫をされていますか?
武隈さん 最近実践しているのは、相手の目を見て話を聞くことです。AIの文字起こし機能のレベルの高さによるところもありますが、一番は自分自身が人前で話をしたときに感じたことが理由です。大学で話をする機会をいただいたとき、多くの学生さんは下を向いてメモを取ってくれたのですが、じっと私の方を見て話を聞いてくれる人が数人いました。話し手の私からしてみると、メモをとってもらうのもとてもありがたかったのですが、目が合うことで「伝わっているな」と感じることができました。だから、取材でも録音ができる場合は基本的にメモは取らず、相手の目を見て話を聞くようにしています。
――記者ならではの職業病やクセはありますか?
武隈さん 目の前の光景をどこからどう撮れば面白く切り取れるかを常に探しています。また、他の人が撮った写真を見ると「なぜこの人はこう撮ったのか、自分だったらどう撮るか」を考えてしまいます。
――取材前に持っていた印象や予想と、取材を重ねて知った事実が異なっていたことはありますか?また、そのときには記者としてどのように捉えて報じますか?
武隈さん 新しいことを聞き出したり見つけたりするのが取材の醍醐味なので、むしろそれがないと取材とはいえないと私は思っています。......と、この仕事を始めたときから頭では分かっていましたが、経験としてそれが身についたのは入社8年目に南極に行ったときでした。
観測隊の同行取材で訪れた南極で、私は、見渡す限りの雪景色の中にたたずむペンギンとかを撮りたいなぁと考えていました。でも、初めて訪れたペンギンの営巣地で見たのは一面に広がる青い海と、岩場を歩くペンギンでした。「イメージと違う!」とショックを受けましたが、一緒にいたペンギンの研究者が、「海面がこんなに広く露出している状況はとても珍しい。生態系にどんな影響を及ぼすだろう」と目を輝かせているのを見て、自分がいかにステレオタイプに縛られていたかを痛感して恥ずかしくなりました。報じるにあたっては、目の当たりにしている状況がなぜ起きたのかをいろいろな人に聞いて、確認を重ねて記事を仕上げていきます。
――武隈さん、ありがとうございました!武隈さんのお話は、こちらの記事でも詳しく読めるからチェックしてね。
◇現場主義――報道カメラマンの信念
https://np-labo.com/archives/episode/202606journalism2
もう一人、御厨尚陽さん(西日本新聞記者)にも取材したよ。こっちも読んでくれたらうれしいな。
https://www.beach.jp/circleboard/af08542/topic/1100222639243
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そうそう!質問に回答してくれた武隈さんは、実は2026年度の「新聞協会賞」受賞者なんです。
戦闘から2年が経過したイスラエル、パレスチナで紛争に翻弄される市民を撮影し、戦禍で生きる人々の悲しみや分断を伝えました。武隈さんたちの報道は、以下のページで紹介しています。
取材した武隈さんのことを知った今、海外の紛争で苦しむ人たちの現実を写した報道もぜひ読んでみてください。
◇「終わらぬ悲しみの連鎖」ガザ戦闘から2年の一連の写真報道
https://www.pressnet.or.jp/journalism/award/2026/sn06/
※受賞した11枚の写真は、共同通信社のウェブサイトでご覧になれます。リンク先「受賞作品について」のページ下部のボタンからアクセスできます。
26年度は、計6件が新聞協会賞を受賞しています。上記の特設サイトから、他の作品もぜひご覧ください。
◇新聞協会賞とは?
1957年から毎年、その年を代表する独自の報道をした新聞・テレビの記者に対して日本新聞協会が贈っています。過去には、埋もれていた社会問題を明らかにした報道、社会を変えるきっかけになった報道も数多く受賞しています。
武隈さんの回答を読んだ感想、新聞協会賞受賞作品を見た感想を、ぜひコメントで共有してください!サークルで活動するには参加が必要です。
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コメント: 全14件
from: くりこさん
12時間前
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こんばんは!
現場にいらっしゃる記者の方と報道カメラマンの方のお話はとても興味深いです(*^^*)
特に武隈さんの大学でお話をされた時に
数人の学生がじっと目を見ていたとおっしゃってました☆
本当目を見るというのは強いエネルギーを
感じさせますね。
南極のペンギンのお話も楽しかったです。
やっぱりその場に行かないとかわからない事って多いですよね☆
そして良い意味で自分のイメージが覆されるのは新たな常識が出来る心地良さを感じさせます。
新聞協会賞のご受賞おめでとうございます。
また新たな発見があることを期待しています♪♪
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from: teruteruwasiさん
14時間前
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報道カメラマンの信念とは凄いですが早く紛争終わってほしい
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from: まなさん
8分前
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相手の目を見て話を聞く事って大切ですよね
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