「Re:極寒です☆」
とまとさん、
おばさんの人生は、むかしの、北海道の開拓民の様な感じの人生で、自分しか頼るものがない、金もコネもない、土地にも慣れない、暗中模索で、農耕牛と似た様な運命、それでも、家族を守り、子孫の為に、この土地に踏ん張るしかない、

つまり、必要に迫られて、頑張るしかない立場にいるんです。

死にものぐるいで頑張れば、大丈夫、自分の足で踏ん張れる！って言う事を、子供達にちゃんと見せてやりたいの。其れが、せめてもの、子供にしてやれるプレゼントだと想っています。そんな運命を選んだの、（勿論知らんで選んだんだけど。アハハッ、）

５０過ぎて、子供たちが、大学卒業して、やっと自分の教育のチャンスが訪れたんです。
最初は、天職を探して、クラスをとったり、あちこちでボランテイアをしていた長女に誘われて、手を取ってもらい、キャンパスを案内してもらい、一緒に教室に机を並べて座ったの。コンピュータの使い方も、教わってね。
言葉のギャップも大きいし、レポートやリサーチ研究とかは、かなりのチャレンジでした。
でも、
むすめといっしょにだいがくのこうぎが受けられる幸せを味わえる母親がこの世界にどれだけおられるでしょうかね。天にも昇る想いでしたよ。

そのご、娘は、他所の大学院へ、私は老人学を勉強することにしてキャンパスに残り、本格的に、学生になりました。
めげそうになる度に、”大丈夫、頑張れる！そう言ってママは、私たちを育ててきたじゃない！”と、娘たちに励まされ、（自分の打った鞭に打たれる気分）、頑張り通すことが出来ました。(意地でね！）
そして、去年の春、わたしは短大を、長女は、大学院を　いっしょに卒業したの。
凄く嬉しかった！！

で、今は、末娘が、進学したくて、フルタイムで仕事しながら、必要な単位を取りながら、頑張って貯金し、遊ぶ暇もなく仕事と勉強に明け暮れて、頑張っているので、
ママも、応援！　
てなわけで、私も仕事しながら、勉強し、一緒に、進学資金を貯めて、まずは、娘を、次に、私もという夢を追いかけて、頑張ってるの。

成人した娘は、親に色々言われたくないし、子は親を追い越さなければならない宿命。
私は、どちらかと言うと厳しく育てたので、彼女らの超えなければならないハードルは高い。社会人一年生の娘たちと、学生一年生の親という同等の立場に立つ事で、新米後輩のバランスとりながら、お互い励まし合い、尊重し合い、大人同士の良い関係を建設していきたいと想っています。

いい年こいた、半分ボケた親が、老体に鞭打って頑張っているのに、
若いもんが、根を上げ、自分に甘える訳にはいかないでしょう？

年配面で、上から、アーダコーダ頭ごなしに言われたくないですよ、若いもんは。
自分なりに、自分のペースで成長するしかないでしょう。彼らの人生なんだから。

自分がそうしたように、若い彼女らにも、躓き転ぶ権利がある。想うように存分に生きてほしい！
失敗から学び、ちゃんと立ち上がり、其処から少しずつ賢くなってくれる事を願っています。

”大丈夫！ちゃんと愛したから、絶対立ち上がれる！”と信じて見守るしかありません。
心配は心配、でも、そう自分に言い聞かせて、見守っているだけのおばさんです！

こんな私だから、長年、たくさんの、見知らぬお方に其れは其れは助けられて今日まで生きて来れたんです。ホント、有り難い事です！
これからは、自分に出来る事で、少しでも、身近かにいる方のお力になれればと、老人学を学びながら、其れを生かして、精一杯ご恩返しのつもりで、出逢う一人一人につくしたいと想っています。

其れが、おばさんの夢、叶える為の夢です！