入試につき、生徒は家庭学習。
宿題のプリントが何枚も出ているけれど、みんなちゃんとやってくるのかどうか…（苦笑

それにしても、養護学校の入試。
どんなものかはまったく知らないし、聞くのも実物を見るのも当然これが初めて。
実際にどんな内容かといえば…
勤務校の試験内容にはおなじみのペーパーテストがなく、代わりにあるのが運動能力検査。
基本的な動きがどれくらいできるか…というより、身体の動かし方そのものがどんな感じか。
そして指示の内容や行っている内容をどれくらい認識できるか。
そんな事を見る時間が設けられていた。

面接も同じで、質問内容は一般の高校とはまったく異なるもの。
これまた、その子がどれくらい質問の内容を理解できて、具体的にどの程度の子なのか。
自分は面接の係には入らなかったけれど、聞いたところそういうのを見ていく内容だったらしい。

これが高等部ではなく、小学部になると…
チラッと見えたのが、階段の上り下りができるかどうかを見ていたところ。
肢体不自由ではなく知的の学校なので、基本的にみんなマヒなどはないものの。
バランスが悪かったり身体の動かし方に課題があったりと、一人で階段の上り下りをするのが危なっかしい子は確かにいる。
（例えば、歩く時に踵ではなく つま先から着地する子とか。
ほとんど つま先だけで歩いてる子がちょくちょくいる）
見てみれば確かに必要だけど、ちょっと想像できない入試の内容だった。

はたして、来年度の自分がどういう身分でどこで働くことになるのかはまだまだ全く未定だけど。
今卒業学年にいるという事は、来年度もこのまま勤務校で使ってもらえるなら、
今日試験に来ていた子たちと一緒になる確率はそれなりにありそう。
大変そうだけど、なかなかと面白そうなメンバー。
…どうなるかなぁ？

今日の天気：晴れのち雨