…低い子になればなるほど苦手なもの。
多動で動き回る子や号令があっても動けない子はたくさんいるし、動けても自分のペースで動くので、遅かったり早すぎたり。
そんなわけで、集団行動は難しい。
とりわけ、この学年の低い子たちをまとめて集団行動をとるというのは、長らく「不可能」とされてきたこと（苦笑

でも、そんな定説を思いっきりひっくりかえしちゃったのが、こういう道具。


引用元はこちら（画像はイメージです）
http://www.coneco.net/s/id_236084114

…素早くステップを踏むことで俊敏性を鍛えるための、おなじみのはしごっぽい道具。
これをステップを踏むのではなく、「電車ごっこ」のように使う！
仕切られている中に一人ずつ入り、みんなで一列になってぞろぞろ。
思いつきの体育の先生自身も含めて、どの人も

「途中で誰か転んで多重事故になるんじゃないか」
「誰かが暴れ始めて全員巻き添えを食うのではないか」

と、とってもありがちな負のイメージしか思い浮かばない中。
なんと、見事に並んで歩けている（！
まるで大名行列。
他のグループの先生も遠目に「なんだあれは！？」（笑
やっている子たちも
「でんしゃごっこ？」
なんて言いつつ歩いていたり、よく分からないけれどとりあえずニコニコしながら歩いていたり（笑

うーん、思いつきって大切なんだなぁと改めて実感。
方法次第で意外な発見もいろいろ。
子どもから学ぶ。
本当にその通り。

今日の天気：晴れ