次の彫りは、久しぶりに三橋彫りで　松　になりました。

　今日一日で、図を描き地スキまで完了。
　初めての松なので来月までお休みです。

倶利も今回はじっくりと計りながら正確に彫り進んでいます。

幅３mm・深さ３．５mm
上下左右のバランス
基準点
　ですかね。




　　２回目とは言え、気が抜けません。

いよいよ倶利も本番
　図も写し終え、修正も出来ました。

薄肉彫りの鉄仙も彫り方のコツが少し理解出来てきました。

　こんなん感じかなって所まで彫れましたので、次回の教室でもう少しかな。

あれ　おかしいな・・・
前回鎌倉彫で書かれた物が記録されていない様子です。

　竹のお盆を彫ってます。

鎌倉彫工芸館に行ってきました。
　こちらは会館と違って、職人さん達の作品が販売されていました。

　あれ、今迷いつつ彫っている竹の製品がありました。
　なんで悩んでるんだ・・・　もっと思うように彫ってご覧と言っているような・・・
　まだどう彫れば良いか迷い箸状態が続いている自分が見えます。

　やっぱり経験を積まれた方達のはいいね。

倶利の図を木地につけています。




側面
　下から４mm　彫り幅３mm　です。
　　１２本の線を側面に伸ばします。
　　上から　左右　５mm ・７mm・１３mmです。
　　木地によって高さが違う様なので、１３mmは１０mm位になるかも知れません。

　　内側の真ん中が１２．５mm位と思います。　

　その上は、＋７mm　１１mm　です。

　細かく点があるので皆さんの木地など違うかも知れませんので、彫る前に確認して下さいね。

鉄線　少しですが、真ん中と下の花に進みもう少しなんか足りないと思いつつ一度見て頂く事にしました。
　何か新しいヒントが頂けるかも知れません。

　明日は、倶利の本番が頂けるとか・・・

今何彫ってるのかと並べてみると、
　鉄仙
　竹
　倶利
　ジャーマンアイリス

まあ色々と・・・　
　


　左の花一つに数ヶ月かかってもなかな満足にならない。
　薄肉彫りって奥が深いですね。

納期が無い事がなかなか満足に達しない腕

そう数年前からのユリも一枚そのままです。
蕾の部分がどうしようと手が動かずに残ってます。

経験なんでしょうね。

あれれ　下図が足りない。
木地にカーボン紙で図を写すのですが、地スキを終えて彫る場所は一番下の所になるのですが、あれれ図が・・・

　そんな時は慌てずに書き足せば良いのです。
　彫りすぎた時は、お願いして足して頂きます。

数年前に図案を木地に写したままの竹を彫り始めました。
なんでまたこうゴチャゴチャしたのが好きなんでしょうね。



使用刀　
　小刀　右　6mm 9mm
　平刀 　　1mm 3mm 9mm 12mm
　淺丸　　　6mm
　極淺丸 4.5mm

　曲り平　　1.5mm 3mm
　曲り小刀　左　3mm

とりあえず

毎月１回の特別講座
　なかなか思っている様には進まないのですが、提出は来年２月
　平面から立体になります。しかも丸形

こつは、中心をしっかりと捕らえること。
　木地はロクロで形作られているので、中心に丸い点があると思います。
　そこら放射状の１２本の線を引きます。
　コンパスで丸を加えます。
　　この二つの線が、図案を写したときの修正に必要な基準になっていました。
　　書き込んだ図案線は、微妙にずれてるので彫るときの幅線で修正しています。
　　その時に、基準となる、直線と丸の線が目印に役立ってくる事が判ります。
　
　刃を砥いでよく切れることが微妙な修正に役立ちます。
　鉛筆の線は、0.5ミリ以上で書かれていると思いますので目印になるのですが両幅２本で１ミリ以上あるんですね。

　板面の残り幅に注意しないと致命傷・仕上がりがずれてきそうです。

　使用刀　　小刀　9mm　右　のみで練習してます。



微妙なずれが線を書いておくことで判りますね。

図案の大切さ
　倶利の図案を清書してます。
　僅か一本線がずれるだけでバランスが崩れてしまいます。

こんなに丁寧に書いた事って無いですね・・・

やっと完成しました。
木地に写して、彫っていくとまた微妙にです。

光と影

　鎌倉彫って、高さ(落差と言います)３－５mmで図案を仕上げるのですが微妙な感覚って光の加減で見ていきます。

スタンドの光を斜めからあててみると



結構修正点がみえますね。

鉄仙も大まかに彫り終え見て頂きました。まだまだですが、あっちこっち見直しがありました。

まあ８０％程度の完成で、１０月の講習との事でしたので、もう少し手を加えていきます。
茎の幅を少し修正しました。

　　　

　太さって大切ですね。

練習にちょっと彫ってみました。
大きなお盆と違い、目立つ事もありますね。

手書きの線だけに膨らみ、凹みが線だけの時よりハッキリしてます。

１年近い講習が始まりました。

　倶利文の香合を彫ります。
　これでお免状は皆伝です。(合格すればですが)

第一回目は、
　小刀右刀・左刀の刃の確認　研ぎから始まりました。刃の形も、倶利用に少し違います。
　続いて、図案を製図します。何か所かチェックポイントがありなかなか、当日に書ききれず。自宅で完成しました。

鉄仙の図案通り全体を一度彫り終えました。
これで一度見ていただき、弱いところ・彫りのおかしい場所を指摘して頂いて、もう一度形を崩して立体を仕上げています。


　　

使用
　淺丸　６mm
　丸刀　６mm
　平刀　９mm
　極淺　４．５mm

　右小刀　９mm
　　　　１．５mm
　左小刀　９mm

鉄仙の進捗は、花を１つ形にして残り２つを彫っています。

少しコツがわかった様な・・・