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相場観「日経225」・・・今後の相場をどうみる

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  • from: ドリカズさん

    2007年04月08日 18時10分21秒

    icon

    【世界の株価】

    今日は気分を変えて世界の状況をみてみました。
    日経平均だけをみていると急落以降方向感の出ない1ヶ月でした。

    ①世界の主要株価の急落後の戻り

    急落前に対しての戻りの状況は(戻り高値/急落前高値)
    日経225・・・96%
    TOPIX・・・95%

    NYダウ・・・・98%
    ナスダック・・・98%
    フランス・・・・99%
    ロシア・・・・・99%
    香港   ・・・97%
    上海B  ・・・99%
    インド  ・・・87%

    その他、ドイツ、ブラジル、韓国、台湾、カナダ、シンガポール、上海B,深センA・B等、すでに100%戻っています。
    インドと日本を除いては今週回復してもおかしくない水準まで上昇しています。
     
    ②世界の株価の史上最高値

    世界の主要株価の史上最高値更新してないのは
       (  )内は史上最高値比

    日経225・・・47%
    TOPIX・・・62%

    ナスダック・・・50%
    台湾   ・・・40%
    フランス ・・・93%
    ドイツ  ・・・88%
    米S&P500 ・・・96%

    その他は、NYダウ、インド、ブラジル、カナダ、ロシア、シンガポール、韓国、香港、上海、深センなど史上最高値更新中です。

    日本、ナスダック、台湾を除いては今年史上高値を越えているか、ほぼ狙えるポジションにいる状況です。
    この3市場がある意味バブル経験市場という見方できるでしょう。
    この3市場でナスダック・台湾は2000年のITバブル時期が史上最高値で、日本だけが。89年の史上最高値です。
    ある意味日本が世界の中でも異質であったともいえるでしょう。

    ③世界のパフォーマンス

    今回の株価上昇の基点は世界ほぼ共通に2003年3〜5月を基点として上昇トレンドに入っています。
    約4年が経過したわけです。
    その前の高値は2000年1〜3月でそこから下落トレンドに入っています。約3年です。

    その間の各国のパフォマンスは(

          安値〜直近高値上昇率(前回高値から安値下落率)

    日経225・・・240% (▲63%)
    TOPIX・・・237% (▲38%)

    NYダウ ・・・170% (▲36%)
    ナスダック・・・187% (▲73%)

    フランス ・・・196% (▲53%)
    ドイツ  ・・・322% (▲73%)
    カナダ  ・・・210% (▲44%)
    インド  ・・・505% (▲51%)
    ブラジル ・・・466% 
    ロシア  ・・・311% (▲19%)
    上海A  ・・2600% (▲39%)
    上海B  ・・・320% (▲63%)
    深センA ・・・342% (▲51%)
    深センB ・・・371% (▲37%)
    香港   ・・・245% (▲54%)
    シンガポール・・275% (▲53%)

    インド、ブラジル、中国のパフォーマンスが高いことが改めてわかります。逆に米国、NYダウ、ナスダックが世界の中でも低いことがわかります。

    最近インド株が下げるときのボラティリティが高くなっています。昨年の世界同時株安の時も他より大きく、日本市場も1時25分インド市場が下げるのを確認し大きく下げることがたびたびあり記憶に残っています。12月にもインド市場だけが下げ局面がありました。
    先週月曜日の日本の下げもインドの急落が下げ要因でした。(インドは予想外の利上げが要因)翌日の日本もインドの続落ないことを確認し上昇に転じる展開でした。
    今回の同時株安も中国よりも先んじて下げていたのがインドでした。
    今後もインドには注意が必要でしょう。
    中国上海Aは国内投資家中心の市場で特殊です。基本的に需給のみの市場になっていますので、企業のファンダメンタルとはかけ離れた展開になっているとのことです。
    経済成長の裏づけがあるとは言え、先に行けば日本の89年高値と同様の結果の可能性は高いと思います。
    2008年オリンピックがありますが、その前後までの上昇ピッチによっては確率が高まるのではないでしょうか。
    直近の2回の急落を受けた後の上昇の仕方を見る限り異常に見えるのは私だけではないでしょう。何でそんなにあわてて上げるのと思うくらいの、酒田5法の3空(3つの窓明けで上値更新)です。

    ④世界の政策金利動向

    世界的にインフレ懸念の中利上げスタンスのほうが優勢

    今年主要国の中で利上げを実施したのが
    日本、EU、英国、インド、中国、スイス、ニュージーランド、 
    利下げはブラジルです。
    他は現状維持、米国は中立も市場は利下げを期待し局面では折込に行っています。
    利上げ後の各国の株価はインド、中国では下げ局面はあるも直ぐ回復、英国、EUは下げ局面もなかったほどです。今後はわかりませんが。
    こう見ると米国のみが現状弱含み、言い換えると世界の不安要因は米国が一番大きいように見えます。
    利下げは短期的に株価に好影響との見方もありますが、長期トレンドでは利下げが始まれば下降トレンドを形成しています。前回2001年からの利下げ局面も米国の利下げを各国が追随するかたちで利下げしています。

    【総括】
    世界全体を見るとしっかりとした上昇トレンドが継続されて史上最高値更新中で、上値にシコリがない分上昇しやすい現状。

    ただ、
    ①上昇も4年目(3〜4年で1サイクルとも言われる)。
    ②インド株が不安定さが出てきている。
    ③中国株が異常な上昇ピッチに入りつつある。
    ④米国が利下げをかなり意識している。

    など気になる点があり、今後2008年北京オリンピックに向け急上昇の局面が出てくると逆に長期トレンドの終焉近しと見たくなってしまいます。(直近の話ではなく少し長いサイクルの見方です。)

    【注意】
    上記の数字はチャートから読みとったものもありますので、精度に欠ける部分があると思いますがご容赦ください。


    今回はかなり長編になってしまいました。
    ただ、日本市場は国内要因に目を向けるよりは、海外要因に動かされるほうが遥かに多いように感じています。資金の半分以上が海外である点と、日本企業の活躍の場も世界であり、ある意味世界のバロメーター的役割も日本株には担わされているのでしょう。
    もう一つは、仕掛けし易い市場(日本人自体に主体性が少なく他に影響されやすい)である気がします。

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