■今日の想定レンジ　日経225先物
16430円〜16240円

昨日の日本時間中のCME米国の大幅高から期待された米国も小幅安で終りました。CME日経先物も16365円△5円と変わらずで戻ってきました。
米国は大きな動きもなく小幅なもみ合いに終始し、下値は5日連続で切上げ下値不安を和らげています。
為替は米国時間に動き117円台にタッチし今は116円前半で推移しています。117円では反発をし、直近では115円50銭近辺でも反転しています。今日は116円自体はｻﾎﾟｰﾄですが、117円の反発から円高の再度115.50を試しに行き、115円台に再度入るようだと今日は慎重な動きになりそうです。
今日は週末で、安値から1150円の上昇、目の前には開いた窓の上16400円、安値からの戻り38.2%（ほぼ１/３）があり、抵抗し易い水準です。
寄付き高いと寄り天井の可能性も出てきそうです。
ただ先物主導の展開が続く中、昨日の後半の大きな買いが単なる米国期待の上昇でないことも考えられ、今後の上昇の道筋のために16400円後半までの意図的な上昇の場面も可能性としてはあるかも知れません。
もし大きな上昇の場面があったとしても、早い時間であれば終日値持ちすることも難しいのではと思います。今日も終盤14:00以降はは注意していきたいと思います。トレンドを作っていく時は後半に比較的動きがでるケースも多く、今日は週末も重なり、手仕舞いの可能性もあり、流れがでると乗りやすい環境です。

今の時間為替は115円台にタッチしていました。寄付きからの展開に影響しそうな感じです。早々に反転すれば、期待できますが、やはり為替次第の部分は大きそうです。
一旦朝方の売りを吸収したあと株価が強く上昇（先物主導で）すれば、逆に為替に影響を与え116円レンジの維持に繋がる可能性もあり、お互いににらみ合う展開は続きそうです。
　
今日は為替が安定すれば、節目の16400円を一旦上抜けし今後に繋がる展開の演出場面もあるのではと想定しています。下値は昨日安値を切上げ、先高観を与え来週につなげるシナリオです。

ただ、週末、目の前に節目、ここまで1150円の上昇もあり、今晩の米国の週末要因の下げ不安等、為替も115円台での展開の可能性等、昨日の高値16380円超えられずの下落の可能性もかなり高いと思いますので警戒して臨みたいところです。