根岸等の海浜地区の工業地帯の　夜景が　人気になっている
バスツアーで行き　夜景を見て　バス社内では　昔の歌を歌う　これらの夜景は　石油コンビナートの保安灯で　歩廊や階段や装置のステージについている何千という数だ　お客は中　高年だ　　「東京のバスガール」「高校3年生」など　懐かしい歌を車内で歌う　夜景は若い人たちにも　人気らしい

いま　60歳台は　高度成長を走ってきたかわり　一息ついている　一応　年金を受け取れば　なんとか暮らしていける　先の石油コンビナートは高度成長の象徴であった

いっぽう　若い人たちは　仕事が無いと言われる　ハローワークへ行った訳でないから　本当はわからないが　少ないでのあろう　　これは　前に書いたように　海外生産が
主流になったからである　中国や東南アジアの人は　これで　ずいぶん就職できているだろう　こういうことは　10数年前に　自民時代に　判っていた　誰も手をうたないから　今　困惑している　　借金９００兆円と同じだ
負の自民時代の遺産が　いま　日本を苦しめている
今後の手の打ちようで　社会が荒廃するか　再生するかの
分かれ道だ

60歳台は　若いころ　大変だった　給料のわりに　物が高く　　ズボンなど　４万円の給料で　6000円くらいした
めったに買えない　すべてがこうだから　貧弱な格好しかできない　一つ買えば　イッチョウライで　数年　時には十年　着ていなければならない　楽しみと言えばラジオなど　テレビは何とか　小さいのが高くて　出てきた

いまの　若い人たちは　仕事は　少ないが　アルバイトは
昔にくらべたら　ずっとやりやすい　ものは五分の一になっている　所帯を持つには　覚悟が必要だが　それは昔も　覚悟は必要だった

人間　６０歳になって　やっと　すこし　ゆっくりできるのである　もう夢は　あまり無い　ただ　安らぎが増える
そういうものである　全部いいというのは　この世にはない