電気は生活にいまは欠かせない　　戦後９電力に分割したが　競争相手がいないこと

が　やはり問題だった　　　ＪＲも分割したが　私鉄があり十分競争相手のある業界であっ

た　電力はそれが無く　やはり東電を筆頭にかなり自由に料金が決められる環境でぬくぬ

く　出来た　　その結果がいまの状態である　本当の厳しさがなく　相手は通産省だけだっ

た　これがまた癒着して　原子力行政がおこなわれ　福島に至った

この競争相手が居ないことが　まえまえから言われていたが　この機におよんでしまっ

た　太った体質はいっぺんにはシャープにならない　いたるところに　贅肉が付いて

いる

このひとつの名残りが発覚した　　各電力会社が日本原電（株）から電気を購入すると

契約を結んでおり　２０１２年は原電はひとつも発電しなかったが　契約で基本料を払う

ことになっており　８００億円近くをはらった　これはすべてわれわれの電気料金からの

ものである　これら電気料金を取る電力会社は　ほとんど自由に取ってきている

認可はあるが　ねばって要求を通してきた

認可なんて　民間の市場競争に比べたら　無いに等しい

もうひとつ　われわれの電気料金からとっているものに　　太陽光発電をつけた余剰

電気を電力会社は１ｋｗ４２円で代替で買って　その全額をわれわれの電気料金に徴

収している　　この呼び名が　気に入らん　　　電気の買取制度だとよ　　　買い取り

制度っていうのなら　なんで民衆の料金なんだ　　国が出すなら　そうだが

まったく　電力会社は　こんなからくりに　一役かって民衆をだましているのである

たしかに　ヨーロッパ（ドイツ）ではじめたほうほうだが　破綻した

このように　好き勝手にしているのである