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  • from: orimasa2007さん

    2008年01月30日 11時21分56秒

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    世界遺産と熊野地方(6) 勝浦温泉・「ホテル浦島」

    洞窟温泉「忘帰洞」

    世界遺産と熊野地方(6) 勝浦温泉・「ホテル浦島」

    <font size="2" color="#0000FF">南紀勝浦温泉(地元では特に“南紀”という言葉は使わない)は白浜温泉と並ぶ、和歌山県を代表する温泉地であり、世界遺産に登録された那智山や那智滝、熊野三山、吉野熊野国立公園への拠点となっている。
    太平洋に面したリアス式海岸、南紀の景勝地である紀の松島一帯に大小のホテル、旅館が集まっている。中には島や岬にホテル、旅館がある。
    温泉地として開けたのは大正時代からと、白浜の歴史有る古湯に比して新しい温泉場である。源泉の数は優に100を超え、各の旅館が自分の源泉を持っているという。
    大正時代には、紀州徳川家15代当主である徳川頼倫(とくがわ よりみち)が訪れ、洞窟の温泉に入浴した際に「帰るのを忘れるほどである」と賞賛した。

    その賞賛した温泉こそ南紀勝浦温泉にある大型ホテル「ホテル浦島」であった。
    「ホテル中之島」、「かつうら御苑」等と同様、超大型観光ホテルの一つであり、周辺には名所・観光地が多い中このホテルだけを目的とする観光客も多いのである。
    それは、ホテル浦島の中で、「六つの温泉を楽しむことができる」という魅力の為でもあり、その中に、同ホテルの目玉である「忘帰洞」(温泉の名前)を目的に・・。

    H・浦島へは駐車場からバスに乗り、更に船に乗って向かう。 ホテル浦島の敷地は、勝浦港に張り出した狼煙山半島にあり、陸続きなのに客は船で向かう事になっている。 実際にはトンネルも存在し、業務用及び緊急用として使用しているが、これもホテルの演出の一つであろうか・・?。
    まず、その駐車場の広さに驚く、イベント会場よろしく700台の広さで、ホテルより遠くはなれていて送迎はそのためである・・。 
    ホテル浦島は、幾つものプランに分かれる。 部屋ごとのプランは本館、なぎさ館・日昇館、山上館の三つに分かれ、値段は当然段階に分かれる。 われらはツアー客の一員なので、「並」の段階であったが・・・。

    先ず、何といっても名物温泉浴場に向かった。 目指すは、「忘帰洞」と「玄武洞」であり、この温泉に入らなければ浦島に泊った意味がないといわれる・・!。 
    忘帰洞の一文字で、このホテルのイメージを作り上げてると言ってもいいうらいなのである・・。
    「忘帰洞」は、まさに名前の通りで、『忘帰洞の湯に浸かれば家に帰るのを忘れてしまうほどの 名湯』という意味であり、この名前は紀州・和歌山藩の藩主が来遊されたとき「帰るのを忘れるほど」 と賞めて名づけられたものだという。 
    頼倫公が賞めた理由は湯の良さは勿論、忘帰洞が天然の巨大な洞窟の中に天然の湯が満たされているということである。 
    それは熊野灘の荒い風波に侵食されてできたものであり、間口 25m、奥行き50m、高さ15mにも及ぶ。 大洞窟の中の湯に浸りながら望む外洋の日の出、足下の磯をかむ荒波など、正にその名に相応しい美景であり、奇景と言われる由縁である・・。

    いよいよ、その玄武洞・忘帰洞に入場である、否、入湯である。
    物珍しさも手伝って、洞窟温泉へカメラを持ち込んでの入浴客も見える、当然、小生もその一人であるが・・。 
    海岸沿いの洞窟のため波が打ち寄せているのだが、その波が岩場にあたり、飛沫(しぶき)があがる様子に驚嘆する。 高い波が打ち寄せる度に、「おおおっ」と思わず歓声をあげたくなる迫力で、絶えず、ザブン、ザブン、ザザザザザブンという音が聞こえてくる。  
    湯船の外、波打ち際は一段高くなっていて鉄鎖が施してあるのだが、波が荒れてる時などは其処を乗り越えて飛沫がザーッとかかるときもあるという、この時は、飛沫をモロに被りながらの入浴になるという、何とも凄い自然の迫力を感じる事ができる瞬間であろう・・。

    もちろん、それ以外の温泉も楽しい。
    「滝見の湯」の樽風呂も楽しく、又、狼煙半島の山上館へは長―い、急なエスカレーターでハルバル昇って「狼煙の湯」(のろしのゆ)に辿り着く。 この屋上湯から眺望できる勝浦港が圧巻である。 
    湯質もなかなかのもので、浦島の温泉に入って白いゴミが浮いている・・・と言う無かれ、それは湯の花と呼ばれる温泉の成分で、それが浮いている程温泉は上質なのである。 
    この他にも温泉浴場があって、温泉スタンプ等も置いてあり又明日(連泊)、湯破(とうは)するつもりである。

    さて次に食事であるが、所謂「バイキング方式」の多種量産セルフサービス方式である。 我々は余り「食」には拘らないほうで、蟹の食い放題だけでも十分であった。 
    だが、一つだけ残念なことがあり、この件に関してはさすがに係員に申し付けたが、「土方の飯場じゃあるまいし、赤い丸箸を無造作に束ねて置いてあるのは戴けないネ・・!!」と・・・。

    次回は、 熊野古道・・「大門坂」

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