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  • from: orimasa2007さん

    2008年02月11日 11時34分19秒

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    世界遺産と熊野地方(16) 勝浦・「ホテル浦島・・Ⅱ」

    ホテル浦島全容と温泉

    世界遺産と熊野地方(16) 勝浦・「ホテル浦島・・Ⅱ」

    <font size="2" color="#0000FF">夕闇迫る頃、勝浦温泉の「ホテル浦島」に戻った。
    そして再び「ホテル浦島」のことであるが・・、
    勝浦温泉は白浜と並んで南紀を代表する温泉であろう。
    勝浦温泉は和歌山でも一番の源泉数を持つといい、源数175本(町所有8本)を数える。因みに和歌山県下の総本数は468本であるとのこと。 
    前にも記したが、勝浦温泉は大正時代に発見された比較的新しい温泉である。
    現在は、南紀白浜温泉と並ぶ和歌山県を代表する温泉地であり、世界遺産に登録された那智山や那智滝、熊野三山詣での拠点となっている。
    この勝浦温泉が白浜温泉並みにもっと早く発見されていたら、温泉地は別な様相を呈していたかもしれない・・。

    岬の岩影や島などいたるところに湯が湧き出し、源泉ごとに泉質が異なるというユニークな温泉でもある。島の周りには大型ホテルや旅館が点在し、港から宿まで客を送迎ボートで送り迎えする変り種のホテルもある。
    殆どの宿が自家源泉を持ち、個性ある温泉が揃っているという。 趣向を凝らした露天風呂で、「紀の松島」や果してなく続く水平線を眺めながらの湯浴みは格別で、一日の疲れが癒されていく。

    勝浦湾は、夜ともなると黒くシルエットになった島影を背景に、湖のように波静かな湾内を赤や青の灯を点した船が行きかう様が美景である。 
    湾内の隠やかな風景とは対照的に、先ほど遊覧した湾の外側は熊野灘の荒波に洗われる洞窟や絶壁の続く男性的な景観で、ホテルや旅館などもこの豪快な海景を楽しめる場所にも建っており、部屋の窓からの風景は迫力そのものであると・・。

    勝浦湾を抱く狼煙半島のほぼ全域を占める「ホテル浦島」であるが、湾内に左右に広がる「本館」や「なぎさ館」等の他に、山上の「山上館」や外海に面した「日の出館」などが在り、看板の「忘帰洞」の他に各建物ごとの五ヶ所の温泉浴場を持っている。 
    各建物(各温泉)へは山上へのエスカレーター(スカイウオーカー)の他に、連絡用のトンネル、エレベーターなども揃っている。

    昨日も紹介したが、このホテルの温泉の名物である「忘帰洞」を今日も覗くことした。 
    熊野灘に向って大きく口を開いた景観は相変わらずだが、本日も波浪が高そうなので、その様子を探る目的もあったのである・・。 やはりそうだった・・!、波頭が岩場に当たって飛沫となって、湯船の中まで飛び込んでくるのである、イヤー、実に爽快爽快・・!。 
    源泉は穴の横から温泉が湧き出しており、香りある硫黄臭がしている。

    又、同様に昨日入浴したが本館の「滝の湯」(男湯:女湯はハマユウの湯)は本館1階にある内湯で、大きな岩から流れ落ちるお湯が浴槽に注がれている、コーナー階段の上に壷湯もあり、小さな露天風呂もついている。
    就寝前には「玄武洞」、「磯の湯」に浸かる事にした。
    玄武洞は忘帰洞と双璧をなす洞窟風呂で、玄武洞へと続く地下通路を歩いているだけでもう硫黄の匂いと熱気がむんむんしてくる。 海に開けた洞窟の口は忘帰洞より小規模であるが、浴槽は内側に面した広いスペースのと海に面したものと二つある。海に面した浴槽は温めで気持ちがいいが、こちらも波が高く海に吸い込まれそうで恐怖感が漂う。耳を凝らすとゴウゴウと波浪音が聞こえてきて、大自然の偉大さに圧倒される。 

    磯の湯は、玄武洞に続く地下通路の途中にある内湯で、特徴的なのが、浴槽が透明のものと白濁しているものの二つ在り、透明のほうは湯温が高く、白濁のほうは温めになっている。 
    H・浦島の源泉は、どこもが成分の濃い硫黄泉であるが、ここ磯の湯が一番濃いように感じる。 

    そして、次の朝目覚めに浸かったのが6ヶ所中の最後の「なぎさ湯」であった。
    「なぎさ館」の端っこに位置する温泉で、穏やかな勝浦湾を望ながら入れる露天風呂である。 ここから観る勝浦湾の景感もいい、早朝より往来する船の出入りを見ながらの入浴もまた乙なもので詩情を醸す・・。 ここの湯は、他に桶の浴槽が4つと四角い浴槽一つがあった。

    因みに、同ホテルの敷地内源泉数は9本あり、各温泉の泉質は硫黄泉、硫化水素泉、単純泉、塩化物泉などであり、効能はリウマチ、神経痛、胃腸病、貧血症、皮膚病、婦人病等などであるらしい・・。 尚、泉温48度 ph7.7 毎分358L・・。
    H・浦島には館ごとにそれぞれ浴槽があり、スタンプラリーで全館、全湯制覇すれば        景品がもらえるようになっている。因みに、景品は当館の「絵はがき」であった。


    今朝も、好天の中の目覚めで気分も快調である。
    連泊の後、今日は旅支度を整え来館記念の写真を撮って出発である。 
    今日の目的地は概ね、中辺路、本宮大社、それに熊野川・瀞峡遊覧等・・、泊まりは「湯の峰温泉」としているが・・。


    次回は、 熊野川・「瀞峡」


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