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  • from: orimasa2007さん

    2008年04月11日 10時34分35秒

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    世界遺産・知床(15) 知床羅臼・「露天風呂・熊の湯」


    夕刻が近づいたので先を急ごう・・、
    峠の茶屋で一服した後、その霧の中を羅臼へ向う・・。 
    かなりの急勾配の屈曲した道を慎重に下る、途中右側に無料の野天風呂「熊の湯」が有ったが、時間の都合で明日早朝に入浴することにしよう・・。
    一旦、海辺の道の駅「羅臼」で一休みし、ここで小生の「来北・羅臼」を記念して、実家へ羅臼産の「タラバ蟹」を送った。 因みに、先般訪れた時、カミさんが同じ店で、同じ店員で、同じ物を娘家族に送っている・・。

    観光協会があって、そこで紹介してもらった「知床観光ホテル」へ向かった。 そこは、来た道を戻るようであったが、少々高台の国道沿いの右側にあった。
    「観光ホテル」と言うから、それなりのイメージと期待をもって訪れたが、それは脆くも崩れた・・。 館主にはチョイト失礼ながら、そこは鉄筋コンのボロホテルであり・・よくよく見ると、学校を買い上げた改造物件であった。 尚且つ、食事はスーパーから買ってきた物を、そのままバイキング方式であつらえた物であり、数多く旅先へ出向いたが、これ程劣悪な食事も初めてであった。 管理者・オーナーには過酷だが敢えて記載しました。 しかし温泉は良かった、これだけが慰めであった。        

    <font size="2" color="#0000FF"> 『羅臼温泉概要 』

    泉 質  含硫黄ナトリウム塩化物泉
    泉 温  高温泉(97度)
    効 能  神経痛・筋肉痛・高血圧症他
    ガイド  特に無料の露天風呂は人気があり、名前は「熊の湯」という。
    羅臼の町から山側に約3km入った羅臼川沿いの山間にある。
    案 内  北海道目梨郡羅臼町湯の沢町  (羅臼観光協会)
         TEL  0153-87-3360 (9時から17時)
     
    北海道の9月末は既に暖房の季節であった。
    昨夜は一日のマトメの執筆を行うのに早速暖房を入れ、入れ過ぎてやや暑いくらいであったが・・。
    十畳以上も有ろうかと思われるこの広い部屋、今朝5時40分頃目覚めたが、さすがにウスラ寒さを感じた。 とりあえず、朝飯前に昨日果たせなかった野天風呂・「熊の湯」へ浸かることにした。
    宿を出て横断道路である国道334を知床峠方面へ、車で五分程度で着いた。 数台の駐車場があって、湯ノ沢川を渡った所の木の幹に「熊の湯」の看板が有り、その左側にそれらしいものがあったが・・ンン・・、残念無念、早朝は清掃のため閉鎖中との事であった(6〜9時)。

    実は、以前道東巡りの折、この「熊の湯」には一度浸かったこっとがあった・・、その時の様子をふまえて・・。
    因みにこの露天風呂は道内でも比較的人気が高く、知床を訪れる温泉マニアは必ず寄る所で、羅臼川の上流、湯ノ沢川に源泉が在り、野天浴槽は野趣満点である。

    国道沿いの「羅臼川」の木の橋を渡ったところに共同の無料露天風呂があり、男女別に脱衣所と風呂場が設けられているので、のんびり秘湯気分を満喫できる。
    すぐ横にの渓流を望みながら、周りは樹林帯が鬱蒼としている。 エゾシカが常時姿を見せ、時折、その名の通りヒグマが顔を出すというが、もちろんこの時は入浴は中止になるらしいが・・?。


    簡単な更衣室があり、のんびり秘湯気分を満喫できると思いきや・・!、実は、ここの温泉は極めて熱い・・!!。 予想以上に熱いので、掛け湯を充分に行って熱湯に馴らしてからの入浴になる。 知らず飛び込むと、「ぉうわぁ、あつっちっ」なんて事になる。 
    お湯がとても熱いので一回に湯船に浸かる時間はせいぜい2分くらいだろう、その間身じろぎもせずじっと「耐える」のである、2回目、3回目入出を繰り返すうち、不思議とピリピリとした「熱湯感」がなくなってくる・・、それで熱湯の苦手な小生などは、やはり2分以上入れないのは悔しい・・。
    熱そうにしている観光客に堪り兼ねて、地元の人が「ほれ、一回出てからもう一回入ってみれ」等とアドバイスしてくれるのであり、旅行者は浮かれ気分で入ってはいけないのである。




    勿論、露天風呂は男用、女用と別々にあるが・・、
    男湯は簡単な脱衣場があるだけの完全な露天風呂であるが、向こう隣にある女湯は立派な・・?囲いの中にある。 女湯から出てきた女性は、通りがかりでもあり必ずや男湯を覗いて・・、「あらいやだ・・、男の方は丸見えよ・・!!」などといいながら帰って行くらしい。 このあたりがこの温泉のおもしろい所でもある。


    熊の湯は本来、地元の漁師さん方が一日の仕事の疲れを癒す生活の場所でもあり、観光客のためではないのである。 何故なら、この熊の湯は「熊の湯愛好会」の方々が造成したもので、日々清掃し、管理をして頂いていて、お陰で綺麗で清潔な露天風呂なのである。

    熊の湯は「秘湯」ではあるけれど、事実上は秘湯ではないかもしれない・・、地元の方々が家族連れで通う「みんなの温泉」である。そこは羅臼やその周辺に住む人々の憩いの場であり、日常生活の一部であり、公共の場所である。 当然利用上のルールやマナーがある。

    因みに、熊の湯の入り口には地元民による「入浴十ヶ条」というのが記されて在る。
    その1 入浴前に「注意書き」をよく読むこと
    その2 湯船時は体を洗い、更にお湯を2,3杯かぶってから入ること。
    その3 湯船に入って熱いと思ったら、1回目、2回目、3回目と静かに入ること。
    その4 湯船に入って熱いと思ったら周囲に相談して冷ますこと。
    その5 浴場には絶対アルコール類は持ち込まない事。
    その6 湯船に水着で絶対に入らないこと。
    その7 誰もいない湯船でも、出した水は必ず忘れず止めること。
    その8 ここのお湯は飲服用しても体に良いのでぜひ服用して下さい。
    その9 湯船を掃除している時は、お手伝いをお願いします。
    その10 入浴を数回繰り返すと十分に温まります、疲れをとってお帰り下さい。
       (羅臼町、羅臼町観光協会、熊の湯愛好会)

    羅臼温泉 『熊の湯』
    泉質    含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
    泉温    源泉95℃、浴槽42〜44度(熱め)
    効能    神経痛・冷え性・慢性皮膚病・筋肉痛・きりきず
    料金    無料
    施設    更衣室あり
    浴槽    男女野天風呂(女性―囲い有り)
    案内    目梨郡羅臼町湯の沢町 (羅臼観光協会)


    以上、過ぎし日の「熊の湯」入浴体験記より・・。

    次回は、 知床羅臼Ⅱ・『知床旅情』


    下記URLの巻末で「旅、旅行の案内」致しております、宜しかったらご覧ください・・!!。
    http://blog.goo.ne.jp/orimasa2005  『日本周遊紀行』
    http://blog.goo.ne.jp/orimasa2001  『旅の記憶』

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