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  • from: orimasa2007さん

    2010年04月26日 10時39分23秒

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    日本周遊紀行;温泉と観光(27)「室蘭と地球岬」


     日本周遊紀行;温泉と観光(27)「室蘭と地球岬」  



    写真:室蘭の地球岬


    国道36(室蘭国道)より室蘭へ、そして「地球岬」へ向かう。

    室蘭市街地の一角から、右折方向の国道は37号線になる、伊達方面である。我は直進で室蘭半島へ向う、案内板に従って進むとこれが結構な上り坂なのである。 
    通称「地球岬観光道路」と云うらしいが、別に普通の生活道路と変わらない、それが証拠に周辺は住宅が密集しているのである。((道を違えたかな・・?)

    これだけの傾斜地では雪の季節は大変だろうなと、余計な心配をしながら、登りきった処が園地のようになっていて、ここが地球岬の展望公園らしい。
    観光客、見物人は誰ーれもいないが、園地整備のおじさん、おばさん達が草刈機でガーガーとやっていて、些か騒音で雰囲気を壊しているのは残念である。 

    先端に展望台が在った。
    本日も好天で快晴の大洋は蒼く澄んでいる。 

    東の方は陽光が反射して眩しいくらいである、さすがに「地球岬」の名だけあって大洋の展望は雄大である。 
    ただ、地球岬の語源はアイヌ語のチケップ(断崖)からきたと言う、チケップ→チケフ→チキウ→チキュウそして地球になったとか、その名のとおり視野一杯に広がる水平線は丸みを帯びて「地球が丸い」ことを実感させられる・・??


    地球が丸く見える・・??、

    ところで、「地球が丸く見える」 とは巷間よく耳にする言葉であり、海に面した展望台ではみんなそう思うし、感じているようである。 
    実際にそんな風に見える気がするし、いや、はっきりとそう見えるのであり、やはり地球は丸いのだと。 

    だが、どうやらそれは間違いらしい。
    超巨大な地球の丸さが展望台くらいの高さでは見えるはずがないのである。 

    例えば、島影や障害物が全くない「大洋のド真ん中」に居るとしよう。
    高いマストのテッペンから見渡すと全周囲の水平線はどのように見えるであろうか・・?、
    ギザギザの多角形に見えるか・・?、
    ナメラカな円形に見えるか・・?、

    言語で既に「周囲」と言っているように当然、円形に見えてるはずである。 
    もっと具体的にゆうと、マストに立っている点は円形の「中心」であり、視界までの距離はその「半径」に相当するのである。
    岬の先端で水平線を見るとき、丸味がかって見えるのは、円形の部分(円弧)をみているのであって、尚且つ視野(視角)が大きければ、円弧はハッキリ見えるはずである。 
    つまり、視野、視界が丸みを帯びて見えているのであって、「地球の丸さ」とは全く関係はないわけである。

    因みに、展望台には大抵の場合、手摺がある、左右にまっすぐ伸びている手すりを目の高さを加減して、水平線と手すりが重なるようにして見てみると、今まで大きく彎曲していた水平線が手すりの直線とぴったり重なるという。
    手すりの替わりに長い紐を両手でピンと張って代用してもよい。


    地上や船の上で、地球の丸さが見える」というのはどうやら錯覚らしい。

    計算上では「地球が丸く見える展望台」というのは、気球や飛行機程度の高さでは駄目で、人工衛星程度まで上がらないとだめらしい、地球はそれ程大きいということである。 最近では、人工衛星からTVカメラで、地球の外観を撮影してその映像が送られてくる。 この時はさすがに地球の丸さを実感できるのである。



    チキウ岬は、内浦湾(噴火湾)の湾口東端に位置していて、地図上では「チキウ」となっていっるが、地球岬とも表記されている。 
    この辺りの太平洋側は、海抜100m前後の断崖が延長13kmに渡って連なっており、特に、地球岬展望台(海抜147m)の西側にある海食崖の「馬ノ背」といいいれる箇所は、断崖絶壁が続く風光明媚な景勝地である。 
    この地域は、渡り鳥のルート上にあり、渡り鳥を狙ったハヤブサの営巣地としても知られるという。

    地球岬」は、朝日新聞社主催の北海道の自然100選の得票では第1位となり、一躍全国区の知名度となった名所で、毎年の元旦には多くの人達が初日の出を見拝にやってくるという。 「北海道の自然100選」及び「北海道景勝地」でそれぞれ首位を獲得した景勝地でもある。
    岬の先端に立つ白亜八角形の灯台があり、こちらも「日本の灯台50選」にも選ばれている。 
    灯塔高15m、標高131mで、光度 は59万カンデラ、光達距離24海里(約44km) で、残念ながら、一般公開されていなが、毎年1〜2回、特別に内部が公開されることがある。

    帰路、近くの展望台から見える「蓬莱門」という海から突き出た岩峰が見事である、これぞ元祖「チケップ岬」であろう。



    国道右に旧時代と思われる重厚な駅舎が見えた、と思ったがこれは旧駅舎(旧国鉄室蘭駅)であった。 
    明治後期の建物で、北海道内の駅舎の中では「最古の木造建築物」であり、建築様式も珍しく重要文化財に指定されているとか。 今は市の観光施設として使用されていて、 近隣にモダンな新駅舎が開業している。


    室蘭」はご存知、室蘭港、鉄工業を中心として発展してきた北海道を代表する重化学工業都市である。 
    中心に新日鉄・室蘭をはじめ、日鋼、日石といった、いわゆる製鉄、製鋼、造船などが湾を囲むように隣接している。




    暫くすると大きく美しい橋が現れた、その名も「白鳥大橋」という。 
    「白鳥大橋」は半島先端から本陸の国道36、国道37と道央自動車道を結ぶ橋梁であり、室蘭港の港口部に架かる橋長1380mの吊橋で、関東以北では最大であるとか。 
    因みに、我が神奈川の横浜港口に架かる横浜ベイブリッジとは構造的には異なるが、その優美さにおいてはトントンであろうか・・?。

    次回は「昭和新山と有珠山」



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