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奇跡をくれた犬たち

奇跡をくれた犬たち>掲示板

公開 メンバー数:8人

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  • from: きなこさん

    2011年12月24日 19時37分36秒

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    17

    久しく子犬のいなかったわが家では、マックはすぐに人気者になった。ヒョコヒョコとしたカンガルー歩きで、一生懸命に私たちのあとを追う姿がなんとも愛らしい。このままうちの愛犬に…と真剣に考えたが、これ以上わが家の愛犬が増えれば、保護犬を預かれない。私が預からなければ命を落とす保護犬もいるのだ。心を鬼にしても新しい家族を探さねば…

    マックの新しい飼い主は一ヶ月ほどで見つかった。三十代の夫婦で、子供はできないらしい。「子供だと思って育てさせてください」と申し出てくれたこの夫婦を、私はマックの両親にえらんだ。

    マックがこの夫婦に引き取られる日はすぐにやってきた。

    「マック、かわいがってもらうんだよ。お母さん、マックの幸せを祈っているよ」

    涙をボロボロ流しながら見送る私たちに、愛(いと)おしそうにマックを抱いた新しい飼い主は、

    「大切に…大切にします」と何度も頭を下げて帰っていった。

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