高校生の時に漫画家になりたいと思ったものの、大卒の両親や親戚の従兄弟たちは、皆大卒や短大卒なので、大学進学しなければと、美大・芸大を目指して、高校生の間、美術研究所（画塾の様なもの）に通って、受験しましたが、学科は合格点でも、実技が最低でした。
このままこの受験生活を続ける気力が無くなり、進路変更して、1年間予備校に通って、史学科などの文系大学を目指しましたが、高校三年間の美大受験で疎かになっていた学科は、美大の学科が合格点でも、文系大学の合格基準に満たなくて、受験に失敗しました。
1浪させてもらった手前、もう大学進学は諦める事となり、手に職を付けるために、専門学校のグラフィックデザイン科に書類審査で合格し、専門学校の過程を修了しました。
専門学校は、入るのは簡単でも、進学・卒業が大変でした。
短大卒で専門学校に入学した同級生が、
留年してしまい、
部活動で他の学部の生徒さんと交流が有りましたが、
何人か退学しました。
部活の部長さんも、
夏休み前に退学してしまいました。
私の部活は、雑誌部で、部費は、
学校に入学した時に支払う費用に、
雑誌部の発行費用が盛り込まれているので、学校から印刷費用が出してもらえる部活なのですが、
先輩たちが皆卒業してしまった年で、
入部した1年生で、
部長、副部長、会計、備品係をして、
編集長はこの4人で持ち回りするのでしたが、
最初の編集長は、部長さんで、
次の編集長は副部長さんでしたが、
副部長さんは、留年してしまいました。
私も編集長をやった時は、
1時間目の英語のテストを寝坊して遅刻してしまって、再試験を受ける事になりました。
ほとんどの教科を80点以上の成績で来たのに、
この時だけは、英語だけ再試験を受けて評価が下がりました。
雑誌編集の仕事を希望して、
選んだ部活でしたが、
就職難で、コネのある事務職の会社に勤めたら、
10カ月でリストラに遭ったり、色々有りましたが、
専門学校で学んだ知識が、
子どもの小学校の図書ボランティアで役にたちました。