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今週の金融経済情報をお送りします！！



2025年8月の輸出数量指数は前月比▲2.9％となりました（当社による季節調整値）。地域別にみると、米国向けが同▲11.6％と落ち込みました。米国では8月7日から相互関税率が引上げられており（国別の追加税率の適用開始）、それを前にした駆け込み輸出の反動減が現れたと考えられます。米国における関税引上げ分の販売価格への転嫁は徐々に進むと思われ、それに伴った需要の減少（日本からの輸出の減少要因）がどの程度出てくるのか、見極めにはもう少し時間がかかりそうです。

※「Fukoku金融・経済Weekly」2025年9月第5週号からの抜粋