私たちが働いているオルトでは月曜日の朝会で、楽しく栄養クイズをしています。皆様にも楽しんで貰えたら嬉しいです。



今日はアルコールの話をしたいと思います。

昔から酒は百薬の長と言われる一方で、飲みすぎると体を壊すことが知られており、健康と密接に関係していますね。

良い面では、善玉コレステロールの増加や血行促進による疲労回復、リラックス効果、ストレス解消があります。また、料理にお酒は欠かせませんが、食材の臭みを消し、味をしみこみやすくする効果があります。健康食品の原料にはアルコールで抽出する物もあり、料理酒や赤ワインを上手く使うことで、ポリフェノールを効率よく摂取することが期待できます。

一方で、飲みすぎは肝機能障害、高血圧、がんなどの多くの健康リスクをもたらします。お酒を飲むと顔が赤くなる方は、食道がんのリスクが高くなります。また、アルコールを解毒するためにビタミンＢ群を沢山消費してしまいます。お酒を飲む際にはビタミンＢ群を多く含む大豆やタウリンを多く含む魚介類、キャベツやブロッコリーなどを合わせて摂って欲しいです。

そろそろオルトでも健康診断が始まりますが、アルコールをよく飲まれる方は肝臓の指標であるAST、ALTが気になる方も多いのではないでしょうか。これらの数値は肝臓が壊れている指標になります。

さて、肝臓の指標ＡＳＴ、ＡＬＴを悪化させるものは、アルコールだけではありません。
一見、体に良さそうな物でも肝臓に悪い物があります。それは次のどれでしょうか？

1.　100％オレンジジュース
2.　低脂肪牛乳
3.　ブラックコーヒー




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正解は、100％オレンジジュース。25歳以上の方は甘い飲み物は肝臓にダメージを与えます。糖分の吸収スピードが非常に重要です。1個のみかんを1房ずつ食べる分には肝臓にダメージを与えないのですが、ジュースにするといっき糖分が吸収され肝臓の処理能力を超え脂肪肝の原因になります。甘いものはゆっくり味わうことが健康の秘訣です。

今日の話が皆さま美と健康に役立てば幸いです。

過去のクイズ
https://www.beach.jp/circleboard/af11892/topictree/1100220499731