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from: 太郎さん

2005年02月24日 14時20分40秒

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仕事の意義、社会への貢献と責任

はじめまして、太郎です。これが初投稿です。医者になろうか、検察官になろうか。本気で迷ってるとは到底思えない。けど、まあ、その話を受けて・・ライブドアの

はじめまして、太郎です。これが初投稿です。

医者になろうか、検察官になろうか。 本気で迷ってるとは到底思えない。けど、まあ、その話を受けて・・

 ライブドアの堀江氏が、今一つ経済社会に受け入れられないのは、ネット産業と、放送産業、新聞、雑誌、通販等等を一からげにした一大事業をするにあたり、それぞれの分野での、社会的責任や、社会への貢献、について、その重要性を軽視しているからではないかと思う。

 フジ・サンケイグループはエンターテイメントと経済に特化する・・そうな。 

 では、サンケイがこれまで辛抱強く、それでもしっかりと骨太となった、「正論」論調は、どうなっていくのだろうか。正論を是とするのではない。言いたいのは、新聞には論調があり、それが世論の基礎となる事もあり、かつ、事実を多面から見る助けになるものであるべきだ。つまり新聞、雑誌などメディアにはそうした責任と、責任を果たすことによって、国や社会に貢献していくものである、と私は思う。
 GDP世界二位で、国際社会でも責任を負って行こうという国の主なメディアの1つの新聞雑誌を開いたら、お笑いとエンターテイメントと、金儲けの話ばかり、ともなり兼ねないのだ。これに、言論人がウンと言おうか。 

 資本主義市場で、理想ばかりは追えない。儲けが無ければ仕様がないし、幾ら中身に自信ありと叫ぼうと売れなければ詮無い事ではある。 

 しかし、本来新聞雑誌が持つ社会的責任と重要性を堀江氏は斯くも軽く考えているようだ。
 

 堀江氏は、事業としての金儲けのみに視点がいっているように見える。一方のフジ・サンケイグループには、企業として社会に対する責任と貢献が少しは念頭にあるように、少なくとも表向きには僕には見える。

 堀江氏の「古い」「時代遅れ」「日本という国だってなくなっているかもしれない」という言動を聞き、事業家としての責任感を疑う。

 戦後、松下幸之助氏は、「沢山稼いで沢山税金を払い、国を豊にする、そのためには沢山買ってもらえるような良いものを安くつくれ」と叱咤激励した。そして、「会社が大きくなれば、多くの雇用を生み、人々の生活を安定させ、ひいては地域への貢献の一翼をになう」と。
  井深力氏、盛田昭夫氏は、「アメリカを見返してやる。我々日本人の誇りにかけて、必ず良いものをつくる」と言った。

  本田総一郎氏、今話題の堤氏、東急の五島氏等も、人々の生活の至便さを追求し、自ずから、地域や社会へ貢献してきた。(あくどい事も、大変な金儲けもしたが)  
 
 かつての大事業家達が、まず、日本人ありき、日本国ありき、で、国をしょって仕事をする覚悟を持ったように、「古い」と言われようと「時代遅れ」と言われようと、それがやはり、事業の基礎になるのではなかろうか。
 堀江氏には、それだけの大事業家になり、メディア、ネット事業を掌握するのならば、もっと、大きなグランドデザインを明らかにして欲しい。 そして、それだけ大きな仕事をする時に、一体自分達の事業は、それぞれの分野で、いかに社会に貢献できるか、責任が果たせるか、を、儲かりマッセ・・の理論だけでなく、分かりやすくしめして欲しい。

 国境を越えた産業事業化は時代の趨勢である。しかし、それは仕事の仕方の変化だけである。便宜の問題である。事業家が自分のアイデンティティーを忘れている事業は、無いと思う。
 
 医者には医者の、検察官には検察官としての責任がある。更には、当然職務を通した社会との関わりの中に社会への貢献もある。
 
 医者になろうか、検察官になろうか、ERの世界か、Practice
の世界か、どっちもかっこいいしなぁ。。で決めるのは、あまりに幼稚だし、それぞれの職務に対する、大げさに言うなら冒涜であろう。
 
 検察官として活躍するのもよし、医者として活躍するのもよし、どちらにしても、そういう仕事に就くことによって、自分は一体何が出来るのか、何をしたいのか、そういう動機を漠然とでも持っていないと、その明晰な頭脳が本当に生かされずに終わりはしまいか。給料高いし、かっこよさそうだし、なろうと思えばどっちもなれそうだし、ステータス高いし・・という理由なら、両方とも辞めて欲しい。

 

 

 

 

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from: 太郎さん

2005年02月28日 13時21分22秒

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「Re:Re:仕事の意義、社会への貢献と責任」
いわんさま、

 返事を求められましたので、以下僕の思った所を書きます。

 まず、第一はいわんさんの将来展望で、医者か検察官か、という問題です。

 第二は ライブドアの問題。

 では、第一の方から、

 >
> 純粋に世界に貢献したいという気持ちから、医師の道を考えています。
> TVドラマその他は全く関係ありません。
> あ、ブラックジャックは関係ありそうな気が島します…

 それでは、その道まっしぐらで良いのではないでしょうか。
 なぜ、そこに検察官が出てくるのかがちょっとわからないのです。

 勿論、世界に貢献するという気持ちで、検察官を志すという事もあるかもしれませんが、法学部と医学部では、まったく専門が違うし、天秤に掛ける様な話ではないように思うのです。中には、稀に手塚治さんのように、医学生が漫画家になったり、お医者さんが文学者であることもありますが。 
 
> 何が出来るのか、考えずに医師になる人間なんているのか?

 います。例えば、お父さんやお母さんが開業医で、物心ついたころには、僕も私もお医者さんになるんだ・・という人もいます。それが悪いとは言いません。結果的にはすばらしいお医者さんになっている人だっています。

 ステータス、金儲けを考えずに、昔の赤ひげのような純粋な動機で医者になろうという人ばかりではありません。

> 少なくとも僕は明確なビジョンを持っています。
> 社会的地位の高さは関係ありません。
> どうせ僻地に飛ばされ、テント生活を送るでしょうから。

 国境無き医師団をご存知かと思います。 Dr.コトーのような先生もそうでしょう。実際に、毎日自転車にのって回診する過疎地のお医者様など、そういう立派なお医者さんも沢山居られます。
 貴方が明確なビジョンをお持ちで、テント生活を送る覚悟で居られるのなら、ますます、何故そこで検察官が出てくるのでしょう。


> 自分の進む道を大学入試の合否で振り分けるのは悪い事ですか?
> どちらも魅力的で選べない夢だったら…?
> 太郎さんはそこに幾分かの狡さを感じているのでは??
> 夢を選ぶ事が出来るように頑張った、
> この努力は狡猾ですか?非道ですか?浅はかですか?
>

 実に、上の質問に核心的なものが含まれていると思いました。

まず、大学の合否云々の話ですが・・

 あなたが、医学部法学部を受けて両方合格していて、さあ、じゃあどっちに進もうか、という段階と、例えば、法学部に受かって医学部には不合格だった。けれど、自分は矢張り医者になりたい、という話なら、話は全然違うし、当然現実的な問題が立ちふさがります。 
 質問では、そういう事を問われているのでしょうか。

 浪人中の生活費、学校の所在地、入学金、在学中の学費生活費、卒業後司法試験と医師免許試験、その後の生活設計、すべて非常に現実的な問題だし、恐らくいわん様一人で解決しきれる問題ではないと思います。
 
 結論から言えば、大学の合否が人生を変え得ると思います。つまり、医者になりたかったけど、医学部に不合格だった、検察官を目指す、という事は大いにありえます。また、それが悪い事だとは申しません。
 
 > どちらも魅力的で選べない夢だったら…?

 これが分からないのです。大きく世界に貢献するという志をお持ちだったらきっと矛盾しないのでしょうが、僕には、「どっちもいいな、」というのが、ちょっとわかりません。

 方や、生身の人間の命を扱い、方や、正義を扱う分野です。どっちも職種としては、魅力的でかっこいいけど、自分の適性というのがあるでしょう。
 大雑把に例えれば、医者として、テント暮らしをして何日も歩いてたどり着く患者一人一人に接し、昼夜無く奉仕する仕事と、山に積まれた書類の一言一句精査し、何処か悪事は無いか、法律の抜け穴はないか、と追求する仕事と、向き不向きってあるのではないでしょうか。
 僕は、自分が一体何をしたいか、出来るかと考えたとき、現実的なお金や時間の問題も当然含むし、自分の向き不向きも重要な要素として考えてしかるべきだと思います。そう考えていった時、医者と検察官が、天秤で釣り合ってしまうでしょうか。そこの所が、分からないのです。

> 太郎さんはそこに幾分かの狡さを感じているのでは??

 狡さは感じておりません。敢えてはっきり申せば、甘さを感じます。
 
夢を選ぶ事が出来るように頑張った、
> この努力は狡猾ですか?非道ですか?浅はかですか?

 狡猾でも非道でも浅はかでもありません。努力して得られたものは、心底すばらしいことと思います。

 大変明晰な頭脳をお持ちの上に、大変な努力をなさったのなら、どうして、それらの才能(努力できると言うのは、大変な才能だと思います)を生かして、いわんさんの出来る方法で最も世に貢献出来る野は何か、と、もう少し詰めて考えてご覧になってはいかがでしょうか。

 いわんさんへのお答えになったかどうかわかりませんし、少なくともいわんさんのお気に召したかどうかは、否と思います。が、答えよということでしたので、お答えしました。

 今日はちょっと長くなってしまったので、第二のライブドアの問題については、詳しくは、後日にさせて頂きます。

 ちょっと、いわんさんにお聞きしたいのは、
>
> ITとラジオの融合、とハッキリ言ってるよ。
> 確かに収益は上がりそうだし。
> 専門家ではないから何とも言えないが。

 ”ITとラジオの融合”で、一体堀江氏の目指す事業についてどうわかったのでしょうか。

 ちなみに僕の記憶に間違いがなければ、堀江氏の真の狙いは、ニッポン放送ではなく、フジ・サンケイグループです。
 新聞雑誌テレビです。これら言論メディアを、社会の公器と呼ぶ人もいます。
 
 社会の公器は、それ自体の存在に価値があったり意義や責任があります。儲けの他にです。

 そこの所が、堀江氏に欠けた事業家としての社会性だと思うのです。

 いわんさんは、週刊朝日と「正論」、または、サンケイ新聞と朝日新聞を読んでいらっしゃると思います。が、それぞれ主張というのがあります。
 それこそ、社会の公器としての存在価値、意義ではないでしょうか。

 その辺のところは、更に答えよと仰せであれば、後日私見を述べさせて頂きます。

 
 




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