先日、ひょんな事から外国人参政権について考えさせられる機会があった・　まぁご存知の方もいるだろうが要するに在日朝鮮人による“アレ”である・
で、その参政権については議論する余地もない問題なのだが、ひとつ気になったのは彼らがその権利がないことを差別だとして訴えていたことである・
そこで俺は「差別とはなんぞや？？」と考えてみた・

常連メンバーの方は覚えてらっしゃるだろうが、実は以前にもこのサークルで“差別”について議論したことがあった・　そのとき俺が主張したのは「差別と区別の違いって何だ！？」ということだった・　いやぁ、あの時はものすごい反響でサークル史に残る大激論を繰り広げたものである・［2004年3月のログ参照］
あれから3年半の月日が流れ、俺の考え方も若干当時とは変わってきているもののやはり根本的な部分ではまだまだ疑問の残る問題であると思う・

そこで今回、提唱したいのは
【差別とは一体何なのか？どういう行為が差別なのか？】
ということである・


差別という言葉は被害者感情を煽る上で実に便利な言葉である・
例えば「私は差別されました」と訴えれば周囲の人間はごく自然に「ああ、ひどいことをされたんだな」と認識し同情するだろう・　つまり［差別＝悪いこと］という概念はすでに一般的な共通認識とされている・　少なくとも被害者はそういう認識があるからこそそれを強調しているのだから・
だがしかし！じゃあその差別とは一体どういう行為を指すのか、何を以って差別と呼ぶのか、それについての世間一般の共通認識というものが果たしてあるのだろうか！？
［差別＝悪］という概念だけが独り歩きしてそれ自体が何なのか、
差別の撤廃や差別の良し悪しを論ずる前に一番肝心な部分が抜け落ちていてはこの問題の解決は図れない・

前回の議論で俺は差別という概念そのものを否定していた・
だが今回は、良くも悪くも差別というものがこの世にあるとしたらそれは一体どういうものを指すのか？
差別という行為に対する世間一般の共通の認識を今一度はっきりさせたいと思う・