さすがhapoさん！いやはや、もう何も異論はありません。

まず、この映画には主演３人ジミー（ｼｮｰﾝ･ﾍﾟﾝ）、デイブ（ﾃｲﾑ･ﾛﾋﾞﾝｽ）、ショーン（ｹﾋﾞﾝ･ﾍﾞｰｺﾝ）が登場しています。
ネタばれになりますが、親友３人が子供の頃、１人だけ、ニセ警察官に連行され恥辱を受けたトラウマが成人した彼等の運命を左右させ、さらなる悲劇へと流されていきます。

私が言った２通りの結末とは、親友を殺してしまったジミーは、果たして殺人容疑で捕まったのか？
それとも逃げおおせたのか？私の知り合いに聞いた所、当然逮捕されたと答えた方が多かったので、hapoさんは、どうとらえたかなぁと聞いて見たかったのです。

{ビリーを撃つしぐさ。両手を広げ不敵な笑みを浮かべるジミー。まさにに暗示で本作は終焉しています。}そうなんですよね。
この映画(ジミーは罪悪人として処罰されるのか否か？)は見る人の良心や常識＆倫理感によってはどのようにも、受け取れるように終わっているんです。親友を殺害し、真犯人が現れ自分の過ちに茫然自失に陥った時点では、誰もが自首(または自害？)して罪を償うだろうと・・・
しかし妻の入れ知恵で罪を正当化され、言いくるめられたジミーがとった仕草が、{両手を広げ不敵な笑みを浮かべるジミー}となる。
ﾐｽﾃｨｯｸﾘﾊﾞｰに遺体と共に罪も流されても仕方ないのか？。
ｸﾘﾝﾄｲｰｽﾄｳｯﾄﾞ監督は、人の倫理(過去の過失)と愛情(未来の幸福)を天秤にかけて、あなたの真理はどちらですか？
と問いかけています。なんともニクイ演出です。

「ミリオンダラーベイビー」では、さらに究極の選択に迫られ、その決断の善悪は、神の領域へと近づいた感じですね。

追伸：映画の上映スケジュールを検索の件ですが、私は一つしか知りませんのでおすすめサイトといえる代物では、ありません。たぶんhapoさんもご存知のYahoo!ムービー 映画検索http://movies.yahoo.co.jp/preflist.html　です。