そうは思っていたのですが、「不惑のアダージョ」見てまいりました。女に生まれてうん十年。いろいろな経験をし、喜びも悲しみも経てきました。私はそろそろ終わる季節ですが、女性として悩み多き方々もいると思います。
　映画はほとんどセリフもなく静かな修道女の生活があり、その中で年齢からの身体の変調を感じ、周りのこともかわってみえてくるようになり、そして、〓への日々の生活がこれからも変わらず続く。そんな感じでした。バレエシーンもきれいで、音楽も讃美歌も効果的でした。なま演奏でバレエをレッスンするのって気持ちいいですよ。
　主人公を演じたのはミュージシャンの芝草　玲さんで、ピアノもオルガンもアコーディオンも時に優しく、あるいは淡々と、そして感情を爆発させてひいてました。
　満足・かな。　　

　次はハリウッドものでド派手な映画らしいものも見たいなあ。でもまたミニシアター系かも。