著：久米田夏緒
発売：ZERO-SUMコミックス
価格：１，４００円（税込）
http://data.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75805704&TITLE=&WRITER=%B5%D7%CA%C6%C5%C4%B2%C6%BD%EF&ISBN=&CATEGORY=&SALEY=&SALEM=&WORD=&TYPE=and&WI=548

【内容】
自らの正体を明かす覚悟を決めた皆見。
しかし、またもや黒板に書かれていたメッセージが新たな混乱をもたらす……。
戦うべき敵は一体誰なのか!?
前世×学園ジュブナイルストーリー第六巻が登場!!

限定版では書き下ろしシナリオで贈るドラマＣＤ、描き下ろしキャラクター紹介冊子が付いた限定版を、お見逃しなく。

【キャスト】（ドラマＣＤは６巻のネタバレあり）
皆見晴澄：福山潤
高尾春湖：遠藤綾
大友辰哉：緑川光
瀬々稜：森久保祥太郎
ベロニカ：沢城みゆき
リダ・ラザラサーレ：遠藤綾
グレン・シュライバー：寺島拓篤
バルト・ベルバニア：入野自由
カルロ・ヴェールバルド：緑川光
（公式ＨＰより）

感想
冒頭にベロニカの最期らへんであろう話があるんですが、これ見ると皆見は辛いだろうなと。
みんながこういう記憶を思い出してしまってるんだとしたら大変ですね。。
精神的なダメージが大きい・・・。
現世で再び会えたことを素直に喜ぶというのも難しいですしね。
皆見がベロニカの気持ちと同調してるのを見ると心が痛くなる・・・。
前世に引っ張られてる人は多いけど、なんだかんだで現世の意思も強くあるわけで。
むしろその方が強いはずなんです。
けど、読んでたら大友ってカルロとしての方が強くて大友の個性がよくわからないなと思いました。
カルロとしての記憶がない大友が登場してない（たぶん）ので気付かないだけかもしれませんが、大友はずっとカルロに見えます。
見た目も結構そのままですし。
第一印象は面倒なことをする子が出て来てしまったと思いましたが、掘り下げられるうちに可愛く見えてくる槇。
勝手な行動をしようとしたからこんなことに・・・とはいえやられてばかりじゃないのがカッコイイ！
誰かに相談できるかどうかって大きいことですよね。
悩みが解決しなかったとしても話すだけでも楽になるし。
今回の槇を見ていて思いました。
１〜５巻を読み返してるときは皆見が上岡に会えて本当に良かったなと思いましたね。
瀬々は前世の記憶がそれほどないので、物語にそれほど喰い込むことはないんですが、だからこそなのか安心できるキャラですね。
変わらずそこにいてくれてるだけでいいみたいな。
今回は屋上でのことでまた話が進みましたね。
またアリバイ・・・！さすがにそこまでは覚えられません（苦笑
っていうか読み返したからすんなり読めはするけど、相関図はやっぱり見返しちゃいますね。
屋上の連携プレイはカッコ良かったです！
一番胸が昂ったのはここらへんかな。
皆見がどう動くのかに読んでてドキドキでした。
胸が締め付けられるような思いになったのは槇関係かなぁ。
巻末のおまけ部分（？）で知ったけど、この物語１巻から１週間ほどしか経ってないというのにびっくりしました（笑
読み返してて、「壮大に話が進んでるけど、これは１日の出来事だったのか」とか思ったけど、まさか１週間とは思わなかった。
確かに短い期間に１つのクラスに集中して変なこと起きてたら、先生も疑い出すわな（苦笑
本編知ってる人だけにわかるであろう一言感想。
あいつ最低だな！

キャラ紹介冊子は現世編で、１２人が紹介されてました。
（皆見、高尾、広木、大友、瀬々、手嶋野、上岡、御堂、西園、七浦、槇、目黒、仁科）
誕生日・血液型・身長・体重・家族・趣味・好きなもの・好きな色・苦手なもの・自分についてひとことがキャラ毎に書かれてます。
それぞれミニ漫画があります。
結構しっかりした作り（表紙とか）だったのが嬉しかったです。

ドラマＣＤ（収録時間：３５分３８秒）
内容は現世・前世・現世・現世・フリートークが収録されていました。
現世と前世で性別が違う人はキャストも違いますね。
本編では瀬々＝グレンの可能性もあるわけですが、声優が違う・・・とはいえ＝説がなくなったわけではないみたいです。
まぁここらへんは配慮されたキャスティングということで。
名の知れた声優さんなので演技は問題ないんですが、もうちょっと若手の声優さんたちでも良い気がした（苦笑
前世なら年齢より役職とか身分が全面に出るからいいんですけど、現世は高校生なんでね。
現世より前世の方が声はしっくりきました。
高尾は遠藤さんだと優し過ぎる気がしましたが、リダだと意外に合ってるような。
高尾というより槇っぽいかも。
ベロニカが沢城さんだと品が増した気がする（笑
キャスト見たときは微妙かなと思ったけど、グレンとバルトはありかなと思いました。
グレンが兄でバルトが弟だったんですね、逆だと思ってた（笑
ベロニカは本当にカルロのこと慕ってるんだっていうのが本編でもＣＤでもわかりますね。
瀬々はＰ４の陽介に聞こえる（笑
瀬々の前世が実は人間じゃなかったかもしれない説が面白かった（笑
一応ありえないわけじゃないのか。
本編では語られてない部分が知れたのは嬉しかったですｖ
フリートーク＞前世＞現世でしたね、長さ的には。
まぁでもほぼ同じぐらいの量です。
現世で前世の思い出話で盛り上がるだけとかなら本編も平和だったのに。
とはいえそれじゃ物語になりませんが（苦笑
フリートーク
森久保さんが瀬々とシンクロする部分がありまして・・・（笑
ＦＴの内容はだいたいドラマの感想と兄弟姉妹についてでした。

こんなに感想が長くなるとは・・・。
まとまってないし、読みにくくてすいません。。