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インドのヨガ(Traditional Yoga)

インドのヨガ(Traditional Yoga)>掲示板

公開 メンバー数:173人

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  • from: shantiさん

    2009年02月26日 23時59分37秒

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    「まずは自分の体を大切に。」

    皆さん、こんにちは。

    前のスレッド[1659]でこう書きました。

    > インドでは私たちの体は「神様(エネルギー)が乗る乗り物」とたとえられています。
    > 日々、車(乗り物)が快適に走れるよう、メンテナンスをしっかりしないといけないと。

    別の言い方で、
    「私たちの体は神様(エネルギー)が住む神殿(お寺)のようなものだ」
    というのがあります。

    だから、
    「神殿をきれいにするように体(心も含めて)をきれいにしないといけない」と。


    私はインドではよく食べ方を注意されます。

    それは、日本で小さいころから言われた、
    “こぼしてはいけない”とか“お箸の持ち方が悪い”というものとはちょっと違います。

    “呼吸を意識しながら食事をすること”

    ほとんどの方が「え? どういうこと?」って思われるでしょうね。

    それから
    “ゆっくり、たくさん噛むこと。 一度口に入れたら30回は噛んで、口の中に入れたものがなくなってから次の食べ物を口に運ぶこと。”

    「しっかり噛む」これは納得できますね。
    しっかり噛むことでもちろん食べ物もよく砕かれるし、唾液と食べ物がよく混ざり合って、消化を助けてくれます。

    しっかり噛んで食べていると、おしゃべりはできません。

    でも、呼吸に気持ちを向けていると、自然に噛む早さもゆっくりになって、たくさん噛んでいる自分に気づくのです。


    そして、こう言われました。

    「ものを食べるときは、自分の中にいる神様(エネルギー)にお供えするような気持ちで食べること」

    今までそんな風に考えたことがなかったので、驚きでした。
    が、同時にとても納得できました。

    今ある体は日々の食べ物が作ってくれています。
    物の考え方も日々取り入れる食事に影響されていると言います。

    そんな大事な「食べること」をあまりにも粗末にしすぎている自分に気づいたのです。

    「“食べること”はとても神聖な行為だ」と言います。

    今の私たちの「食」を考えた場合、
    非常に荒っぽく、言い方は悪いですが、
    ゴミ箱にごみを捨てるようにポイポイ食事を口の中に運んでいる自分に気がつきます。

    特に、何か腹が立ったことがあったり、悲しいことがあったりしたら、余計です。

    ただひたすら口に詰め込んで、流し入れていますよね。

    それでも、体は動いてくれています。

    そういう観点で見てみると、
    酷使されつつも必死に動いてくれている体に申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいになります。

    こういう点に気がついて、生活を見直していくのも、ヨガです。

    むしろ、これらを直していくことで、ヨガの効果も上がっていくのでしょうね。

    shantiでした。

    写真は工事現場でたくましく働く女性です。

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  • from: shantiさん

    2009年02月23日 14時27分50秒

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    ヨガの根底に流れる考え方。

    こんにちは、皆さん。

    時間が取れるときには、ネットになかなか繋がらず...。
    上手くいかないものです。

    私自身の復習のつもりで、インドのもともとの考え方のひとつを書いてみます。
    もちろん、ヨガの考え方の基本でもあります。

    インドのもともとの考え方は以前も書かせて頂いたように、
    『動物、植物、山にも川にも、石にすら、すべてのものにエネルギーがあり、それは全部同じエネルギーである』
    と言う考え方です。

    ヨガの目標はまず、それに気づくことです。

    海にでも山にでも神様がいると言う、昔の日本の考え方とよく似ています。
    昔の人はそういう自然のものに対して、畏敬と親しみの念を持っていました。
    神様を祭ってあるほこらには、特に決まった像や絵などなく、人々がエネルギーそのものに拝んでいたことが伺えます。

    インドでは、形のないもの(エネルギーそのもの)に拝むのはとても難しく、高度なこととされています。
    難しいために、いろいろな神様の名や姿を作り出しました。
    多くの人は、その形や名前を頼りに神様に拝んでいます。

    話が少しそれました。

    で、当然、私たち人間の中にも同じエネルギーが流れていることになります。

    インドでは私たちの体は「神様(エネルギー)が乗る乗り物」とたとえられています。
    日々、車(乗り物)が快適に走れるよう、メンテナンスをしっかりしないといけないと。

    「シバナンダヨガ」を学んだ方はご存知と思いますが、
    そこでは5つのポイントを挙げています。

    1.適切な運動

      ヨガでは様々なポーズ(アーサナ)をすることにあたります。
        体を自在に動かせない人は、指先だけとか、動かせるところだけでもいいです。 
      関節や筋肉、靭帯や腱などの体液や気の流れをよくし、柔軟にすることで若さを保っていきます。
      また、ご自分で動けない場合、人に助けてもらって動かすのも大いに助かります。
      車では、オイルにあたります。

    2.適切な呼吸

      ヨガでは呼吸法(プラナーヤマ)にあたります。
      呼吸が止まると私たちは死んでしまいます。
      呼吸は命を吹き込むとても大切な作業です。
    同時に呼吸をすることでガス交換だけでなく、エネルギーも取り込むと言われています。
      車ではバッテリーにあたります。

    3.適切な休息

      車も休みなく走り続けると、エンジンが過熱して火を噴いてしまいます。 
      休息は冷却を促す、車で言えば、ラジエータの役目をします。
      ヨガのように休息の重要性を説く身体運動はほかにはあまりありません。
      ヨガでは、ポーズをしていても呼吸法をしていても、
      心臓が早く打ったり、呼吸が荒くなったりしてはいけません。 
      そうなったときはすぐに休息をします。
      ヨガでは、体をいじめる事はしないのが原則です。

    4.適切な食生活
      基本的にはベジタリアン(菜食)だそうです。
      解剖学的には歯の形や腸の長さからして、人間は肉食には向かないそうです。 
      特に、日本人は欧米人よりも腸の長さが長いと言われますから。

      また、話がそれますが、日本人に糖尿病が多いのは、
      戦前、野菜中心の食事がほとんどで、  
      体質的にインシュリン(すい臓から出るホルモンのこと)の分泌スピードが緩やかだったそうです。
      それが、戦後、肉類や乳製品などが多い食生活になり、
      インシュリンを無理に早く、たくさん出す必要になったため、
    これを繰り返すうちにすい臓の機能が破綻したことが、
      戦後糖尿病患者が増加した原因の一つだそうです。(長野市大岡診療所所長 内場廉氏)

      と言っても、じゃあ、ヨガをするなら肉は一切やめなさい、と私には言えませんが^_^;
      偉大なヨギと言われる人たちにも動物性のものを食べている方はいらしたようです。
      ただ、体をきれいにし、負担を少なくするためには、減らす方向のほうがいいようなのは確かです。
      車を快適に走らせるには、いいガソリンを得るにこしたことはないですから。

    5.プラス思考
      ヨガでは瞑想にあたります。
      車にたとえると、判断力のあるドライバーです。
      ドライバーが正しく道を選ぶことで、車は安全に快適に進むことができます。
      常に前向きに考える。
      周りの雑音に惑わされない、きれいな心が必要になります。 

    長くなってしまいました。
    別の観点からの見方もあるのですが、次回に。

    ネットが繋がることを願います...。

    shantiでした。

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  • from: shantiさん

    2009年02月14日 03時59分54秒

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    ヨガと生理痛


    皆さん、こんにちは。
    また、メッセージが送れなくてすみません。

    2月初めから100時間の講習と霊気に来て下さった方の滞在もあっという間に終盤に。
    エアロビの先生でもある彼女との日々もとても楽しく有意義なものです。

    ヨガと言えば激しく動いて汗をいっぱいかくもの、との思いが根底から覆されたようです。
    とは言え、ゆったりしたヨガが果たして受け入れられるのか、不安も隠せません。
    彼女の体と心で感じたインドのヨガのよさと、来られる生徒さんのニーズがあうかどうか、こればかりは教室を始めてみないと何とも言えませんね。

    自分でスタジオを持てたら自分なりのこともできるでしょうが、雇われる身となれば、そうも行かないのが現状のようです。  会社の利益にならないと社員としては使えないですからね。
    その辺でジレンマに陥られているインストラクターの方は少なくはないと思います。


    それはともかく、表題は『ヨガと生理痛』。

    ヨガをしてから、生理痛が軽くなった、生理の周期がきちんとなった、と喜ばれる方はウチに来られた方でもたくさんいらっしゃいます。  ほかには数十年来の便秘が治った、鼻が通った、腰痛が治った....。

    しかも、1週間ほどで効果が出れば、ヨガのすごさを感じずに入られません。

    痛み止めの薬が手放せなかった方が、薬なしで過ごせることの幸せを噛み締め、同じことで苦しんでいる方々にヨガを広く伝えたいと願う気持ちももっともでしょうね。

    今までで一番凄い、と思ったのは、インドに来られる直前に子宮の手術をされて、医者に生理が来るようにする薬を処方されたものの、絶対にヨガで治ると信じて、インドに来てからは薬をご自分の意思で飲まず(私たちにはおっしゃいませんでした)、見事に生理が来たことです。
    「ここに来たら絶対に薬を捨てようと思ってたんです!」
    その方は晴れ晴れとした表情でざぶざぶと薬を流し台に捨てておられました。
    その方の信じる心の強さにも驚かされましたが、ヨガの体の歪みを元に戻す力にも驚かされました。

    もちろん、ヨガをするから、お医者さんに処方されている薬を飲まなくてもいいとか、そういうことを言う気持ちは毛頭ありません。  調子が悪かったら、お医者さんにも診てもらって、お薬も服用して下さい。

    ただ、根本原因を正すことでお薬に頼らなくても体が元に戻してくれると言うことを、目の当たりに見て、人の体とヨガの凄さに感動しました。

    お金を余分に払って特別のヨガをやる必要は必ずしもありません。
    皆さんが普段されているヨガがあれば、それを続けていくことで効果が出てくるのです。

    ゆったりしたヨガで心も体も癒されて、それで不調が治るのなら、こんなに喜ばしいことはないですよね。

    もっとも、インドのヨガの場合は心の持ち方や生活習慣、食生活も入ってきますが^_^;


    写真はクヌールでイスラム教のリーダーとヒンドゥー教のお坊さんが仲良く談笑しているところです。
    世界中でこんな光景が見られたら、宗教の名のもとに争いは起こらないでしょうにね。

    shantiでした。

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