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from: shantiさん
2006/06/16 11:45:56
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手の形(ムドラー)
こんにちは、皆さん。
shantiです。
Nature's Touch さんの素朴な疑問ですが、
> 何とかできていると思います。でも何で親指と薬指なんですかね?
このムドラー(手の形)はヴィシュヌ・ムドラーと言います。
理由の1つはやりやすいと言うこと。
2つ目はヨガの先生によっては、人差し指と中指を眉間に当てて親指と薬指で交互に鼻を押さえるように指導する方もいらっしゃるようです。 それでもO.Kですが、このときには親指と薬指を使うのが合理的です。
3つ目は手には人の体を含め、自然を作っている5つの元素がすべて集まっていると言われています。 指の格好を変えることによってエネルギーの流れを変えるそうです。 ヨガでこの手の形(ムドラー)を組み合わせるのはそのためだそうです。
ちなみに、親指はspace(スペース:宇宙)で「陽」のエネルギーを高め、薬指はwater(ウォーター:水)で「陰」のエネルギーを高めるそうです。 右が「陽」、左が「陰」なので、理にかなっていますよね。
ちなみに、インド人が手でものを食べるのはこの考え方のためだそうです。 ナイフやフォークなどの器具を使わず、手で食べるのは、そういう文化を持たない人から見れば“汚い”イメージがありますが、彼らにすれば、手でものを食べることによって食べ物と5つの元素を混ぜてエネルギーをよりよく体に取り入れることになるのだそうです。 木のお箸、金や銀の食器は他の金属性のフォークとかで食べるよりままだいいといわれました。
ヨガでは呼吸は1部の呼吸法を除いてすべて鼻からします。 鼻から呼吸をすることで、陰と陽のエネルギーの調整をします。 後、口から呼吸をするとのどを痛めやすいですから。
>形から入るのではなく、普段の生活の中でも呼吸に気をとめることで、自然とヨガをやっていることになるのかしら?っと思ったら気が楽になります。
その通りだと思います。 ヨガは生活の1部で、自然界の1員として生きる人間の生き方そのものですから。
これらの情報がお役に立てれば嬉しいです。
ところで、アクセスTOTALが20019でした。 いつものことですが、覗いて頂いている皆様、本当に有難うございます。 感謝あるのみです。
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