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インドのヨガ(Traditional Yoga)

インドのヨガ(Traditional Yoga)>掲示板

公開 メンバー数:173人

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  • from: shantiさん

    2008年03月05日 01時53分00秒

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    ギータ

    こんにちは、皆さん。

    「ギータ」については何度かサークルの中で言葉を出したことがあるのですが、私自身難しすぎて今一度ちゃんと読む気がしませんでした。 が、今は時間があることと、読みたくなったので気を入れて勉強し始めています。

    「ギータ」とは正式名をバガヴァッドギータ(Bhagavad Gita)
    と言ってサンスクリット語で書かれたインドの5000年前とも言われる古い文献です。  インド哲学のエッセンスが詰まっているとも言われているとても有名な書物です。  有名であるがために、沢山の学者にも研究され、ある人は宗教的に、ある人は哲学的に様々な角度から見られ、色々な比較などをされながら今日に至っています。

    私はヨガの専門家でも、インド哲学を専攻したわけでも、宗教研究家でも、ましてやサンスクリット語がわかるわけでもないので、ただ純粋にインド人の社会でこの「ギータ」がどういう風に扱われているのか、という視点になると思います。

    「ギータ」は私達が困難に出会ったときにどのように前向きな考え方をもってその困難を切り抜けていけばいいのかについて書かれてあるようで、会社の研修などでも使われることがあるそうです。  
    そしてギータが各国に読者を持っているのは特定の宗教に偏らず、人の生き方について書いてあるからだとも言われています。

    長い文は読むのがしんどくなるので、ちょっとずつメッセージに出して行こうと思います。  が、今18章中の4章まで行ってすでにA4ノートに50ページほどになっています。 勿論、メッセージでは、かいつまんでしか書きませんが、1年以上かかるかもしれません。  それよりも終りまででいけるのかどうかと言うこととが自分でもちょっと不安です。

    サボりそうになったらハッパをかけて下さい....(^_^;)

    一応、ついにここに書いてしまったということで自分を追い込めました。

    shantiでした。

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コメント: 全17件

from: shantiさん

2008年08月25日 01時42分00秒

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「ギータ12 :第2章 」
こんにちは、みなさん。
shantiです。

8月24日は、ギータにも登場してくるクリシュナの誕生日とかで、テレビで色々なお祝いの光景を放映していました。

神様のお誕生日の日が決まっていて、それをお祝いするというのもなんか不思議で楽しい行事です。

さて、また間があいてしまいましたが、「ギータ」の第2章です。

7月31日のスレッドでも書きましたように、アルジュンは敵軍の中に親族や先生がいるのを見てすっかり戦意を失ってしまいます。

情けないアルジュンの姿を見て、幼い頃からの友人でもあり、彼の馬車の御者をかってでたクリシュナの目が厳しくなっています。 クリシュナはアルジュンに言います。
「今戦いが始まろうとしているときに、何を弱音を吐いているのか。  君は欲にまみれた敵軍を倒すためにここに来ているのだ。  私が君に同情するとでも思ったか?   立ち上がって敵をなぎ倒せ。」 

このクリシュナの言葉にアルジュンはますます動揺を隠せません。 アルジュンはクリシュナに言います。
「君が戦えと言うなんて信じられない。 おじいちゃんのように優しくしてくれた人や大好きな師匠を殺すなんて絶対に間違っている。 年配者は尊敬すべきであり、殺す対象じゃない。  そんな血塗られた勝利なんかいらない。  仮に彼らを殺したとして、その後自殺をした方がましだ。」

アルジュンの頭の中はもはや混乱のきわみです。
どうしていいかわからなくなったアルジュンはクリシュナにこう言います。

「私は一体どうしたらいいんだ?  この恐るべき悲しみに対処できる方法が思いつかない。  この戦いに勝って強大な富と力を得たとして何になる?  クリシュナ、助けてくれ。  私はどうすればいいのか教えてくれ。  単に戦えって言うだけじゃダメだ。  君の言う通りにする。  今から君の弟子になる。  大好きなクリシュナ、私を導き、進むべき道を示してくれ。」

この瞬間、今までは友達同士だったクリシュナとアルジュンの関係が師匠と弟子の関係に変わります。  
神として、人に生きるべき道を示す大いなる先生としての真の役割を、クリシュナが果たしていくことになるのです。

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from: shantiさん

2008年07月31日 03時35分34秒

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「ギータ11 :第1章 」

こんにちは、みなさん。
shantiです。

ギータの第一章はあまり重要視されていませんが、やはり大事な章のようです。
2008年3月6日のスレッド[1386]にも書きましたように、この物語の設定には意味があります。 

例えば、物語では善良な人の軍と欲にまみれた悪い人の軍が戦わんとしているのですが、これは常にいい心と悪い心が引き合いっこをしている私達の心の中の戦争を示しているそうです。  心の葛藤は常にありますよね。

そしてアルジュンの苦悩。  
今まで大勢の人を容赦なく殺し、英雄とみなされている彼が、なんでこの戦争の前にこんなに骨抜きになってしまったのか。
それは、今回の相手が親戚であり、師であり、友人だからだと言うことが彼の言葉からわかります。
では、なぜそういうことが起こるのか?  
ギータの大きな柱となる問題を投げかけています。 


そして、アルジュンが馬車を両軍の真ん中に持ってきた場面。  
これは物事をきちんと判断するためには、どちらかに偏らず、両方をきちんと見ることが出来る位置に立つことの大切さを示しているそうです。

やっと次の第2章にいけそうです!(^^)!

写真はヴェーダヴィヤッサ(Veda Vyasa)の絵です。 彼は「ギータ」の所にも「グルプルニマ」の所にもちょっとだけ書いた、インドではとても有名な人物です。

で、彼の格好は昔のヨギの格好です。
まねをしようと思っている人.....いないですよね(~_~;)

象さんの頭の人は“ガネーシャ”と言う、インドでとても人気のある神様です。 悪いエネルギーを追い払ってくれるそうです。  インドの神様には皆乗り物があって、彼の乗り物はなんと今年の干支、「ネズミ」です。

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from: shantiさん

2008年07月28日 02時45分20秒

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「ギータ10 :第1章 」
こんにちは、みなさん。

何と、5月9日以来の「ギータ」です。
何と2ヶ月ぶりに「ギータ」の本を開くことが出来ました。

前回の続きです。 日が開きすぎ、今までのものを忘れてしまわれた方、きっといらっしゃると思います。 すみません<(_ _)>
「返信元メッセージを表示」をクリックして読んでみて下さい。 お手数おかけします。


少し腰が引けている悪玉の大将ドゥリヨダンを勇気付けるかのように、彼の武術の師、ドゥローナは突然戦の始まりを告げる“ほら貝”を吹きます。  意気消沈していた彼の軍はこれで息を吹き返し、ほら貝吹き鳴らし、シンバル、ドラムなどをたたき、馬がいななき、大轟音となります。  
それに応える様に善良なアルジュンたちの軍もほら貝を吹き鳴らします。 アルジュンたちの軍の方が規模が小さいにも拘らず、その音は大地と空を揺らし、敵軍の軍人達のハートを射抜かんばかりでした。

アルジュンは弓矢を高々と持ち上げ、旧きよき友でもあり、彼の馬車の御者をかって出たクリシュナに「邪悪なドゥリヨダンのために命を落とそうと言うやつらの顔を見てみたい。  両陣営の真ん中に馬車を進めてくれ」と言います。

両陣営の誰もが見守る中、アルジュンの乗った馬車が両軍の間にやってきます。  意気揚々と陣営の真ん中にやってきて、双方の軍に眼をやるアルジュンですが、敵方の面々を見ているうちに様子が変わってきます。

彼はクリシュナにこう言います。 「手と足が重い。 口が渇き、髪が逆立ち、体が震えている。  弓矢を持っていられない。 皮膚は全身焼けるようだ。 心はぐるぐる回っている。 立っているのがやっとだ。」

アルジュンが敵軍に見たものは何なのでしょうか?  そこには自分に武術を教えてくれた師がおり、共に宮殿で過ごした親族がおり、友人がいました。

彼はいくら戦いとは言え、親族や師を殺せないと言います。  それをするぐらいならいっそ殺される方がましだとも。  親族や師を殺して勝ち、王国を手に入れたところでなんで幸せになれるんだと。  邪悪な者に手を貸し、裏切り行為をしたとて、彼らは親族に代わりはない。  欲に駆られた親族が悪いからと言って彼らを殺し、その上で自分は邪悪でないと正当化していいものなのか.....。


ここでアルジュンの少し興味深いセリフがあります。

「クリシュナ、家族が衰えるとき、その伝統は崩れる。 そして家族全体が一体感をなくす。 全体としての一体感がなくなると、女性が堕落する。 そして女性が崩れると世界は無秩序へと突っ込んでいく。」 

 女性が社会の根幹であり、女性がしっかりすることがしっかりした社会を作っていくことだとも取れるようです。  
ギータの講義をしてくれた私の義母は、女性がたしなみをなくし、節度を守らず、男を正しい方向にコントロールできなくなると、社会の終りだと言っていました。  社会の鍵を握るのは男ではなく、女だと!(^^)!

彼の言葉は続きます。 「社会の混乱は家族、家族を壊したもの、そして社会全体にとって地獄だ。  家族の調和を破壊したものは地獄に生きるべきだとも言われている。  ああ!そして私もだ。 貪欲に駆り立てられて自分の親族を殺そうとしている!」

数々の戦いで勝利してきた偉大なる戦士アルジュンは、今や戦場の真ん中で苦悩に打ちひしがれ、馬車の座席にへたり込み、弓矢は手から馬車の床に滑り落ちています。

此処までが第一章です。

shantiでした。

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from: shantiさん

2008年05月09日 02時41分42秒

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「ギータ9 :第1章 」

みなさん、こんにちは。
shantiです。

前回の続きです。

宮殿に残り、自分の息子とそのいとこの戦いの様子が知りたくて、不思議なパワーを与えられた部下のサンジャイに様子を聞く年老いた目の不自由な王の場面でした。

戦場はいったいどういう具合になっているのか、と言う質問に対し、サンジャイは語っていきます。

サンジャイが見たのは2つの軍が向かい合っているところでした。
その老人の息子ドゥリヨダンが敵方、アルジュンたちの軍を見ています。

ドゥリヨダンは予想以上にアルジュンの軍が手ごわそうなのを見て取り、一抹の不安を覚えます。 そして自軍を振り返り、自分の武術の師ドゥローナ(Drona)を見つけるとまるで子供のように駆け寄っていきます。
ドゥリヨダンは自分の師に向かって皮肉をこめて「あなたはどうして敵軍にいるアルジュンたちに武術を教えたのか?」と尋ねます。
普通は師に対してそういう物言いをするものではありませんが、これが彼のイライラした気持ちを表しています。  
その後、敵方の軍にいる武人の名を挙げているのですが、その言い方が普通とは違い、わざと一人ずつ強調しているように述べるので、遠まわしに相手がいかに強いか、そして彼らの内の何人かを教育した師に対しあてつけのように言っているのが誰の目にも明らかでした。

彼は自分の行動が普通でないことに気付き、自軍の将校達の名前を挙げ始めます。 師であるドゥローナをトップに挙げ、彼がいるから大丈夫だという印象を示します。  
しかし、彼の緊張が声から伝わり、将校達は落ち着きがなくなってきます。 それを感じた彼は突然読むのを止め、こう言います。 『やつらは私に命を捧げるためにあそこに並んでいる』  が、その声も何故かむなしく響き、かえって彼の弱さを強調するようになってしまいます。  


声にそのイライラが表れているため、かえってドゥリヨダンの軍の将校達は不安を募らせてしまいます。
  
続きは又。



写真は家から少しはなれたところにある小さなお寺(ほこら)で神様にお祈りの儀式をしているところです。  
一人で歩いていたとき、たまたま居合わせました。 
村の人たちと観光客とで辺りはかなりごった返していました。
近くでは味付けのご飯が振舞われていました。
チリが苦手な私でしたが、休み休み、何とか食べました。

が、人々の様子、お祈りの様子をじっと様子を見ていると、心がとても落ち着いてきました。

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from: shantiさん

2008年04月28日 02時27分31秒

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「ギータ8 :第1章 ほんの初めの部分」
こんにちは、みなさん。

> 戦場の名はクルチットラ(Kurukshtra)。
>
> いよいよ、18日に及ぶ血みどろの戦いが始まろうとします。
>
> そして次からがいよいよ、ギータの第一章です。

と言う所で前回は終わりました。 で、又引き伸ばすようで申し訳ないのですが、第一章に入る前に状況説明を。

名前もややこしくなっていると思いますので、ちょっと整理を兼ねて。

アルジュンは、非常に人間の出来た5人の兄弟のうちの一人でした。 弓矢の名手です。 彼ら兄弟をパンダヴァと呼びます。

ドゥリヨダンは、パンダヴァとはいとこにあたる100人兄弟の長男です。 嫉妬深く、貪欲でわがまま。  彼の父親、ドリタラシュトラは盲目で、その為彼の弟のパンドゥ(アルジュンたちの父親)が王位を継ぐことになり、パンドゥの死後、アルジュンの兄がその跡を継ぎます(あれ? またややこしくなっちゃいましたかね?)。  
つまり、ドゥリヨダンは正当な後継者でありながら王になれなかったのです。 しかも、同じように宮殿で育ち、同じように武術を習ったのに、パンダヴァ兄弟に勝てません。  嫉妬が嫉妬を呼び、彼はこの5人兄弟を殺そう、あるいは追放しようと何度も悪巧みを企てますが、ことごとく失敗してしまいます。
懲りない彼は、もう戦って彼らを殺すしかないと決断を下します。
 
で、ギータが語られている状況なのですが、盲目のドリタラシュトラは戦場に赴かず、宮殿に残っています。  が、戦場がどのような状態になっているのか知りたくてしかたありません。

そこで、ヴィヤッサという人物が呼ばれます。 彼については「ギータ2」で2行だけですが、触れたので割愛します。
彼はとてもスピリチュアルな人物で、不思議な力を持ち、ドリタラシュトラに「もしも自分で見たいなら“第3の目”を開いてあげるよ」と言います。  
すると、彼は「殺し合いを見るなんてきっと私には耐えられないから、私の部下のサンジャイの目を開いてくれ。 彼が私に見たことを伝えてくれるから」と言います。


そしてギータの第一章の最初の詩篇です。 とても有名だそうです。 ドリタラシュトラがサンジャイに尋ねます。

「最強の兵士を伴った私の息子、ドゥリヨダンと彼のいとこのアルジュンが、今まさに戦わんと集まった聖なる土地クルチットラでは何が起こっているのか?」


この老人は彼の息子の戦争をするという決定が間違っていることを知っていました。 その判断がいとこに対する嫉妬、嫌悪で曇らされていることを知っていました。  彼は息子がアルジュンの家族の王国を騙し取り、当然彼らのものである土地のほんの一部を望んだ件を断った時も何も言いませんでした。 その男は彼の息子が、部下も含め一族が皆見ている前でアルジュン達の妻の服を剥ぎ取ろうとしたときも止めさせようとしませんでした。  彼は彼の息子のアルジュンの家族全体を暗殺するという極悪な企ても非難しませんでした。 

間違ったことを間違っていると教育されなかった彼の息子達に、全ての良心的な判断はなくなっていました。 
不当な戦争が今まさに始まろうとしています。 そしてこの時点で彼が唯一この悲惨な虐殺を避けられる立場であったのに、それをしようという気は全くなかったのです。


義母がこんな話をしてくれました。 

ある駅でお母さんに抱っこされた幼い子がいました。 そこにフルーツかごを頭に乗せてフルーツを売りに来た人が近づいて来ました。 高い位置にいたその子は、そのかごからフルーツをひとつ取ってしまいました。 そうとは知らずにフルーツ売りはどこかに行ってしまいました。  
彼がそのフルーツを母親に見せたとき、母親はその子を叱りませんでした。  
叱られなかったその子は、こういうことをして簡単に欲しいものを手に入れられるんだと、学習しました。  大きくなって大泥棒になり、とてもひどい人間になった彼はとうとう逮捕され、死刑の宣告を受けました。
処刑当日、ロープにぶら下がる前に彼はそこに居合わせている全ての人に「言っておきたいことがある」と次のように言いました。
「自分はずっと悪いことをしてきたが、本当に罰せられるべきは自分ではなく、あそこで泣いている自分の母親だ。 彼女が最初に自分のしでかした悪いことを叱ってくれていたら、自分はこんな人間にはならなかった。」  
そう言い終わると彼は縄を首に回し、刑を受けました。

本当にあった話だそうです。

shantiでした。

  

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from: shantiさん

2008年04月23日 02時44分42秒

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「ギータ7 :ギータに入る前に」
皆さん、こんにちは。
shantiです。

クリシュナの調停もむなしく、パンダヴァとコーラヴァの戦いは避けられないこととなります。

そこで、パンダヴァ5人兄弟の一人アルジュンも、パンダヴァが憎くてたまらないドゥリヨダンもクリシュナが住んでいる宮殿に、この戦いの助けを求めに行きます。

ドゥリヨダンが先にクリシュナの寝室に入り、傲慢な彼は高い椅子を持ち出し、寝ているクリシュナの枕元に座ります。 遅れてきたアルジュンはクリシュナの足元に座ります。

クリシュナが最初に目を開けてみたのはアルジュンでした。 
クリシュナがアルジュンに「おや? アルジュン、何が望みかな?」と聞きます。 するとすかさずドゥリヨダンが「何を言ってるんだ。 俺が頭のところに座っているんだから俺が先にクリシュナに頼む権利がある」と言います。

クリシュナは二人に2つ与えられるものがあると言います。
 どちらでも好きなものを選ぶといいと。
一つはクリシュナの持っている1万の特別な兵士、そして特別な武器そして戦いに使えるたくさんのもの。  
もう一つはクリシュナ自身。 が、彼はその身以外は何も持たないし、戦闘馬車に乗っているだけで戦いもしないからと言います。

アルジュンが答える前にドゥリヨダンは戦士達が欲しいと言います。

そしてアルジュンはクリシュナに言います。 「クリシュナ、僕に必要なのは君だけだ。  君が僕の戦闘馬車に座って手綱を握ってくれさえすればそれでいい。」

神の化身であるクリシュナがついた方が勝利するということを皆わかっているのです。  それはまるで、罰を受けるために戦争をするようなものでした。

さて、ドゥリヨダン率いるコーラヴァの軍隊は多くの王達が集まり、今の北インドパンジャブ地方で布陣を組みます。

戦場の名はクルチットラ(Kurukshtra)。

いよいよ、18日に及ぶ血みどろの戦いが始まろうとします。

そして次からがいよいよ、ギータの第一章です。

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from: shantiさん

2008年04月02日 02時05分42秒

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「ギータ6 :ギータに入る前に」

皆さん、こんにちは。
shantiです。

サクニとドゥリヨダンはまたパンダヴァと呼ばれる5人兄弟を追い出すのに失敗してしまいました。
彼らは又、次の悪事を画策します。 
ドゥリヨダンは言います。「こんなこと、あってはならない。 絶対に奴らを追い出す。もう一回ゲームに呼び出そう。 断ったら臆病者と呼ばれるから絶対に出てくる。」

招待が来た時、兄弟は皆反対しますが、長男ユーディシュティールは断るわけにも行かず出かけます。 そして当たり前のように彼は負けます。
ドゥリヨダンは言います。 「お前は負けたから、みんなインドラプラスタを出て13年間森に潜んでいろ。 12年後誰かに見つかったら更に12年森に潜んでいろ。 13年目は森から出てきてもいいが、お前らが何者か気付かれないようにしろ。 13年が過ぎたら出てきてもいい。  
彼らは全てを捨て、森に入ります。
彼らは苦労をしながら、何とか13年間を終えます。
彼らが出てきたとき、盲目の父は彼らを歓迎します。 そして「よくぞ約束事を守った。 王国をお前達に返す。」と言います。  
これはドゥリヨダンをおおいに怒らせます。  が、宮廷の誰もがこれに同意し、彼は言い返すことは出来ません。  祖父のビシュマにも返すように言われ、いやいや領土を返します。

サクニとドゥリヨダンの画策、毒入りのギー(ギーとはバターを精製したもの)、火事、2回のゲーム、全て失敗に終わりました。

「俺達は領土全てが欲しい。 もう戦争以外に方法はない」と彼らは決断を下します。

クリシュナが和平を申し出に来ますが、彼らは聞く耳を持ちません。

そこでクリシュナは「わかった。 では、どこでもいいから村を5つだけ彼らにやってくれ」と言います。

これに対し、ドゥリヨダンは「何だって? 彼らには針の先ほどの土地もやらないよ。」と言います。

続きは又。


写真は朝露に濡れたランタナの花です。

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F1 rishu

from: shantiさん

2008年03月21日 21時12分39秒

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「ギータ6 :ギータに入る前に」
皆さん、こんにちは。
shantiです。

内容に入る前に登場人物の名前についてです。

アルファベットではArujuna、日本語でもアルジュナと表現されているのですが、サンスクリット語を見ると日本語式には「アルジュン」という発音の方が近いようです。  実際講義のときも両方で言われたりしています。
 
いわゆるヨガのポーズの一つである「太陽礼拝」がスーリヤナマスカーと言われたり、スーリヤナマスカールと言われたり、スーリヤナマスカーラと言われたりするのに似ていますね。  
同じものでも例えば、眉間にあるチャクラのことを北インドと南インドでは呼び方が違うそうです。

どちらにしても、サンスクリット語→英語→日本語等流れが大部分だと思うので、発音に関しては若干の違いがあっても仕方がないのかなと思っています。 言語を発音できるのが一番いいのでしょうね。 それでも、英語を正確に日本語の文字で表せないように制限はあると思いますが。  もう一つの制限はサンスクリット語にあって英語にない言葉があると言うことです。  以前も書いたかもしれませんが、精神的な内容を表す言葉は英語にはそう豊富にはないようです。  むしろ、日本語でじかに直すほうがいいかもしれません。


長くなりましたが、「アルジュン」で行こうと思います。

パンダヴァとコウラヴァに分かれて領土を治めることになりました。 アルジュンとは幼い頃からの友達であり、血縁関係もあるクリシュナ(Krishna)はパンダヴァのほうにつきます。  そして今のインド、デリー近くにインドラプラシュタ(Indraprasuta)というまことに素晴らしい宮殿を築きます。  私は行ったことがありませんが、未だにそこに宮殿の壁が残っているそうです。

5人兄弟の長男ユーディシュティールがその王国を治めることになります。

さて、ドゥリヨダンはますます面白くありません。 人々はもっぱらパンダヴァの5人兄弟とその王国のことばかりうわさします。  嫉妬心がますます嫌悪を強くしていきます。

彼はサクニの所に行き、とにかくこのままでは済まされない、何としてでも彼らを追い出さねば、と策略を練ります。

さて、このパンダヴァの長男、ユーディシュティールには一つ弱点がありました。 ダイスゲームです。  物をかけてさいころを転がし、勝った方がそのかけたものをもらうゲーム。
そこでサクニとドゥリヨダンはいかさまのダイスゲームに彼を招待することにします。

さて、彼らはゲームを始めますが、当然のごとく、ユーディシュティールは負け続けます。 武器、宮殿など彼の持ち物がどんどん彼らのものになって行きます。  それがいかさまだと知るすべもなく、途中でゲームを投げ出すわけにも行かず、さらには兄弟も一人、又一人と失い、とうとう奥さんのドロパディまで失い何も残らない状態になってしまいました。

そして、ドロパディが彼らのものになったとき100人兄弟の2番目の兄が彼女の髪の毛をつかんで宮廷の真ん中まで引きずり出します。  そして、多くの王族が見ている目の前で彼女の着ているサリーを引き剥がしにかかったのです。  公衆の前で彼女を辱めようとしました。  そのとき、クリシュナはそこにはいませんでしたが、彼女はクリシュナがその場にいることを思い、彼を呼びました。 
ドゥスサナというこの破廉恥な男はドロパディのサリーを引っ張り続けます。 ところが、そのサリーがいくら引っ張っても終わらないのです。 サリーの布の束が宮廷の床にどんどん積まれていき、そしてクリシュナの手から終わることなくサリーの布が送られ、ドロパディは一瞬さえも裸になることがありませんでした。  その男も疲れ果て、もうそれ以上続けることは出来ませんでした。

ドゥリヨダンの盲目の父もその場にいました。 そして何が起こっているのか、側近から全て聞いていました。

彼はドロパディにこの非礼を詫び、償いとして3つの願いを叶えると言います。  彼女は一つ目に兄弟をみんな返してくれと言います。 2つ目に武器を皆戻してくれと言います。 これらが戻った後、彼が3つ目の願いを聞いたとき、彼女は非常に怒って「兄弟に武器が戻ったら彼らは何とでもできるから、3つ目の願いは取っておけ」と言い放ちます。 

サクニとドゥリヨダンの悪事は又も失敗に終わります。 

どうしても彼らの存在を許せない彼らはまたも策略を練ります。

続きは又。

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from: rishuさん

2008年03月13日 14時26分23秒

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「Re:ギータ5 :ギータに入る前に」
私は今も都会に住んでいます><

自然の中で住みたいな〜とは思いますが。。。

> 私も都会へ下りたいとは思わないです。  が、住めば都という言葉もありますし。 私も日本では都会生まれ、都会育ちですから。
> 私のいるクヌールですら、人も車も増えてきて昔と比べたら汚染が進んでいるそうです。

クヌールでも、そうなんですね。
残念です。

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from: shantiさん

2008年03月12日 20時31分42秒

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「ギータ5 :ギータに入る前に」
皆さん、こんにちは。
shantiです。

インド人主婦相手のヨガも少し“英語が”慣れてきました。 まだ、結構噛んでますけれど...。

今日、イタリアからのカップルが来て参加してくれました。
宮殿で有名な南インド・マイソールというところで1ヵ月半ほどヨガを習ってきたそうなのですが、300人の生徒に一人の先生と言う事で「学べるもんじゃない、あり得ない」と言われてました。  とても有名な方の息子さんが教えていらしたそうなのですが。  
私はそういう大人数でのヨガを経験したことはないので、なんとも言えません。 大勢の中でする方がお好きな方もいらっしゃるかもしれませんしね。
後、空気がひどく汚くて、息をするのも辛かったそうです。 どうやって皆あそこで暮らせるのか、と言われていました。
インドの大きな都市はみなそうかもしれませんね。  何と言っても、車の燃料の主流がディーゼルですから。

私も都会へ下りたいとは思わないです。  が、住めば都という言葉もありますし。 私も日本では都会生まれ、都会育ちですから。
私のいるクヌールですら、人も車も増えてきて昔と比べたら汚染が進んでいるそうです。



本題です。
前回の続きです。

間一髪、炎に包まれた家から逃げ延びた彼らが潜んでいる森にその地方の王様からの御触れが来ます。
王様の娘のお婿さん募集です。 
で、お婿さんになる条件として、池の上に吊るした魚の模型の目を矢で射抜かなくてはなりませんでした。  その模型は回転しており、しかも池に写る模型の影を見て矢を放たなくてはいけないというものでした。
一大イベントと言う事であちらこちらから我こそは、と思う人たちが集まってきます。 
王侯貴族がこぞって集まりました。

一番に挑戦したのが、6人を焼き殺そうとしたドゥリヨダン。  矢は見事に外れ、大恥をかいてしまいます。  その後、何人もが挑戦しましたが、誰も成功しません。

パンダヴァと呼ばれた5人兄弟の一人、アルジュナが挑戦します。 ボロボロの服を引きずってやってくる物乞いの姿を見て、「誰だあいつは?」と各地方の王族は大笑いします。

アルジュナは矢を取り出し、池に映る動いている魚を見据え、矢をつがえます。

矢を放つと、それはまっすぐに魚の目を射抜きました。  その場にいる全てのものは驚くと同時に大変なショックを受けました。
物乞いが勝って、王子の座を獲得したのです。

後にどうやって魚の目を見事に射抜けたのか、アルジュナに聞いた人がいます。  

彼は「魚なんか見ていない」と言ったそうです。 彼が見たのは射抜くべき「目」だけだったとか。

ここでもひとつレッスンがあります。
物事を成し遂げようとするときに、あちらこちらうろうろ見ていてはいけない、ゴール一点をしっかり見据えるということです。

何はともあれ、お嫁さんとなるドラパディ(Draupadi)を連れ、森の中に帰り、家の中にいる母親に報告します。

「お母さん、お母さん、ほら見て! 勝ち取ったんだよ!」
忙しくて振り向けなかった母親クンティはいつものように物乞いをして食べ物を得たのだと思い、「何であれ、手に入れたものは皆で仲良く分けるんだよ」と言います。

その時代、言ったことは絶対に実行に移さなくてはなりませんでした。  それが道徳だったのです。  
ドラパディを見たクンティはしまったと思ったのですが、取り消すことは出来ません。

結局ドラパディは5人兄弟と結婚することになります。

ドラパディと結婚し、社会的にも強い立場に立った彼らは森から出て今のデリー近くに戻ってきます。

さて、ドゥリヨダンですが、5人が逃げていたとき、代わりに王を勤めていたのは彼でした。 目が見えなかった王は彼が欲しがるものは全て与えていました。 彼はしたい放題でした。

が、5人兄弟が戻ってきたとき、祖父のビシュマ(Bishuma)が彼に言います。 
「彼らの父親は王だった。 彼らが戻ってきた以上、領土の半分は彼らに分け与えなければならない。」

年上の言葉は絶対です。 ドゥリヨダンは言い返すことは出来ません。  彼はいやいや領土を半分彼らに分け与えます。
こうして同じ王家の血を引くものがパンダヴァとコウラヴァ(Kauravas)に分かれそれぞれの領土を治めることになります。

続きは又。

  

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from: shantiさん

2008年03月10日 03時14分30秒

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「ギータ4 :ギータに入る前に」
こんにちは、皆さん。

まだギータの内容に入っていないのですが、この100人の息子達の母親についてです。 彼女は夫が目が見えないのなら私も、ということで布を巻き、目が見えない状態にします。  
此処で一つの教えがあります。 母親は自分も暗闇の世界に閉じこもり、息子達は躾もされず、わがままで人格も良くなく、悪いことになびくようになったのは当然の結果と言う事です。  母の愛がなかったからです。 母の愛があれば、ここまで子供たちも悪くならなかったであろうと言う事です。


で、この5人兄弟の方の父親ですが、早くに亡くなります。 王がなくなったらその長男が王位を継ぎます。 と言う事で、5人兄弟の長男が王位を継ぐことになるのですが、100人兄弟の長男ドゥリヨダンはこれも我慢なりません。  本来ならば自分が王になれたはずだからです。  そこで彼はおじのサクニ(Sakuni)に相談を持ちかけます。 このサクニというのも有名な名前で、5000年経った今でも、“あいつはサクニみたいなヤツだ”と言ったら、とても悪い、人を騙し、嫉妬心を持ち、とにかく悪いものの代表のように使われるそうです。  悪い心を持ったサクニと同じく悪い心を持ったドゥリヨダンは5人の兄弟と母親のクンティ(Kunti)を殺そうと陰謀をめぐらします。

彼らは素晴らしい塗りの美しい家を作り、この家をプレゼントするから行ってそこに住むがいいと言います。

5人の兄弟は驚き、母を連れてその家に行きます。 
ところがドゥリヨダンたちの悪巧みを知った別のおじがこっそりと5人兄弟のところに行き、ドゥリヨダンたちが彼らを焼き殺そうとしているから地下に穴を掘って逃げ道を作れといいます。

間一髪、家に火がつけられ燃え上がったとき、彼らはその穴を伝って逃げることが出来ました。  ドゥリヨダンたちは死体を発見できず、彼らが逃げたことを知りました。

6人は彼らが自分達を殺そうとしていることを知り、森の中に潜み、物乞いの扮装をしていました。

続きは又。

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from: shantiさん

2008年03月08日 20時04分08秒

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「ギータ3 :ギータに入る前に」
なぜ、ギータの内容(クリシュナとアルジュナの会話)が始まったのか、そのいきさつについてです。

これは、私が義母から受けた講義を元にここに書いていきます。
義母が大雑把にまとめてくれたものを更に私がかいつまんで書いているので、本当に大筋だけですが。

昔、2人の兄弟がいました。 兄はドリタラシュトラ(Dritarashtra)という名前で眼が見えませんでした。 
彼らの父親は王様でした。 普通ならば長男の方が王位を継ぐのですが、目が見えないものに王位を継がせるわけには行かず、相談の挙句、次男のパンドゥ(Pandu)の方が王位を継ぐことになりました。

この王になった次男には5人の息子がいました。 
ユーディシュティラ(Yudhishthira)、ビーマ(Bhima)、アルジュナ(Arjuna)、サハデヴァ(Sahadeva)、ナクラ(Nakura)と言うのが彼らの名前です。  
彼らはパンダヴァ(Pandavas)と呼ばれていました。  彼らはとても人格が良く、弓矢、剣、土矛(つちほこ)などあらゆる武術に優れていました。

ところで目の見えない長男には100人の息子がいました(^_^;) 
彼らはみんな同じ宮殿に暮らしていました。  その100人の息子の最年長の子の名前をドゥリヨダン(Duryodhan)と言います。 彼は悪いことに気持ちがいく子で、特にこの従兄弟の5人が大嫌いでした。 同じ先生に色々な武術を習ったのに、何をしても彼らには、かなわなかったからです。
とにかく、彼はこの5人兄弟を憎みながら同じ宮殿で育ちました。


ところで、このパンダヴァと呼ばれる5人兄弟ですが、彼らはとても有名です。 私が今いる南インドニルギリスの辺りを歩き、ここに何千年にもわたって住んでいる部族の人たちは彼らのことを知っています。  彼らのうちの何人かは部族の女の子とも結婚して、自分がパンダヴァの血を引いているという人もいるそうです。

続きは又。

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from: shantiさん

2008年03月08日 20時04分07秒

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「Re:Re:ギータ」
rishuさん、こんにちは。

> shantiさんの説明なら
> 分かりやすそうなので楽しみです☆

私の頭で理解できそうな範囲しかお伝えしませんので、多分わかりやすいかと(^_^;)

自分がわからないことは伝えられないですからね。

でも、こういうふうにやんわりハッパをかけられると、嬉しいですね。

サボらずにすみます(^_^;)

shanti

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from: rishuさん

2008年03月07日 12時53分06秒

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「Re:ギータ」
こんにちは、shantiさん、皆さん。

ギータは物語になっているのですね。
知りませんでした。

名前は聞いた事がありましたが、
難しそうだな〜と思っていました。

shantiさんの説明なら
分かりやすそうなので楽しみです☆



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from: shantiさん

2008年03月06日 20時17分21秒

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「Re:Re:ギータ 2」
マップルさん、こんにちは。

> 人に大切なことを教えてあげたり、伝えたりする時は物語になっているのを話すと伝わりやすいですよね。

日本にも沢山の「昔話」がありますものね。

でも、ギータは本当に難しい!(^_^;)

先日、ギータの勉強をしていた時に、義母を慕っている30代のアーユルヴェーダのお医者さんが用があって来られたのですが、二人の話はギータ論議になり、彼の口からクリシュナの台詞がサンスクリット語でポンポン飛び出し、議論が非常に高度で....「あ〜、私にまだまだ無理!」って思いました。

このサークルが長く続いたら、私のギータの勉強も磨かれて、メッセージの肉付きも良くなって何度か登場できたらいいのですけれどね。

shantiでした。

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from: マップルさん

2008年03月06日 12時36分01秒

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「Re:ギータ 2」
人に大切なことを教えてあげたり、伝えたりする時は物語になっているのを話すと伝わりやすいですよね。

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from: shantiさん

2008年03月06日 03時07分57秒

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「ギータ 2」
皆さん、こんにちは。

「バガヴァッドギータ」あるいは「スリマッドバガヴァッドギータ」は日本語に直すと「神の歌」という事になるでしょうか。

世界3大叙事詩の一つと言われる「マハーバーラタ」のうちの一部だそうです。  「マハーバーラタ」という言葉だけは世界史の授業で聞いた記憶があります。 勿論、覚えておきなさいと言われただけで、それがナンなのかはまったくわかりませんでしたが。

昔は口で伝えられていたものを ヴェーダ・ヴィヤッサ(Veda Vyasa)という偉大な聖人が本にまとめたとか。

お話の設定は戦場です。 この戦争は何百万という兵士が参加し、インド全土を巻き込む物凄い戦争で、いわゆる善人対悪人の戦争なのですが、日ごとに激しさを増し、18日間の戦いの後には一握りの人間しか生き残らなかったといいます。

いよいよこの戦いが始まろうというとき、敵の様子を見るために善人の群にいる大英雄、アルジュナ(Arjuna)が友人であり、身内でもある、戦闘用馬車の御者を務める神の化身クリシュナ(Krishna)に双方の陣営の真ん中まで馬車を進めてほしいといいます。
意気揚々と敵陣を見に行ったアルジュナですが、敵方にいるのが自分の祖父であったり、恩師であったり、友人であったりするのを見て急に戦う気を失ってしまいます。
馬車の中でへたりこみ、体を震わせ、目に涙をため、アルジュナはどうすればいいのか、クリシュナに教えてくれと頼みます。

このアルジュナとクリシュナの会話がギータを形作っています。
全部で18章、700の詩篇で成っています。

そして全ての詩篇に教えがこめられ、1つの詩篇でさえ、マッチ1本と同じように暗闇を照らすと言われます。

勿論、この戦場という設定、登場人物にもすべて意味があるそうです。

「ギータ」は、科学、芸術、自然、命、生活、生命、人間、動物、ハーブ、技術などを網羅しているインドの古来からの考え方(ウパニシャドとかヴェーダとか言われるもの。勿論、ヨガやアーユルヴェーダも)のエッセンスと言われ、「ギータ」を理解した者は、インド哲学を理解した者だとも言われるほどです。

この続きは又。

shantiでした。

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