3月10日にキハチ・チャイナ・ダイニングバー・ルミネ横浜店で行われた、
帝京大学医学部附属溝口病院「教授就任祝賀会」のミニコンサートを終えました。
本当にお疲れさまでした。

2月26日に出演オファーのメールがありました。
それから本番までの日数はわずか12日間、奮闘の毎日が始まりました。
日数が少ないこと、会場にピアノがないこと、演奏スペースがないこと、
本番の2日前から入試で大学が使えないことなど、
条件による制約は厳しかったです。
しかし、ゼミのホームページを見られてのオファーということもあり、
ご縁を大切にできることだけでやることにしました。

楽器編成も演奏会をまとめることと、予定が合う人選の狭間で揺れ動きました。
結局、ゼミ外から多くの賛助出演を要請することになりました。
また、リクエストによる誰もが知っている曲を入れるためには、
編曲の必要性が出てきました。
さらに、会場の音響状態を調べるため実際に行って見ておく必要がありました。
マイクは、当日準備されるもので行えると判断できたことは救いでした。
ただ、当日は貨しきりと聞いていましたが、
実際はそうではなく店の方から他の客に配慮するよう求められました。
しかし、私達は普通に演奏しても、この会場では
フルートや歌は全体に聴こえるかどうか怪しいところでしたし、
私達はコンサートをしに行っているのであって、
BGMを演奏しているわけではないので困りました。
結果的に本番は、人が入った分音が吸われたので良かったと思います。

曲目が完全に決まったのも本番の3日前で、
選曲に時間をとられ練習がおろそかになっていたことも否めません。
また、プログラムの楽器名と実際が異なっていたことも反省材料です。
演奏者はどんなにぎりぎりになっても臆せず報告すべきだったと思います。
しかし、今回の最も良かったことは、
溝口君の作成したプログラムの出来映えでしょう。
徹夜で最後までそのカラー印刷をどうやってするか、デザインも検討しました。
A4二つ折りの簡単なものですが、素晴らしいと思います。

帝京大学医学部附属溝口病院の担当の小池あけみ様からは、
「祝賀会でのすてきな演奏をありがとうございました。
お帰り時の出席者の皆さまの笑顔に、
祝賀会を楽しんでいただけたことを感じました。
医学部部長が曲に聞き入って、にこやかに拍手をしている姿にも
ミニコンサートをしていただいてほんとに良かったなって思いました。
音楽が大好きだそうです。
皆さまがリハーサルを重ね本番に臨んでくださったことを
HPで拝見いたしました。プログラムもさすがですね。」
との、お言葉をいただきました。
私達の誠意と情熱、努力が、
聴いて下さった方に伝わっていることを嬉しく思います。