里山の林道を歩いていると、前方に白い物が見えた。目の悪い私でも、近づくにつれて、はっきり見えてきた。少し大きな木で、枝が道の方まで伸びて、白い花を沢山咲かせていたのです。側まで来ると、ちょうど目の辺りに花が咲いていたので、鼻を近づけて嗅いで見ると、とっても上品な香りがしました。本を開いて調べてみると、ミツバウツギでした。私が花を見るとき、見た目だけでなく、香りや形状などから、花の真の目的は何か、花の考えを聞いたりする事が、一番楽しみなんです。