里山で大きな花といえば、ホオノキの花でしょうね。
最近では、この木の葉で、皆さん良くご存知の、ホオバヤキに使われています。
ホオノキの実はちょっと変わった打ちでの小槌、ルビーのような真っ赤な実が沢山詰まっています。
私が若い頃、ホオノキと言ってすぐ思い出すのは、ホオノキは軟らかく刃物の歯が傷まないのでよく使った、洋服の生地や革を切る裁ち板や彫刻の材料などです。
この他にも樹皮が薬に成るなど生活に密着した、貴重な木だったのです。