万が一にかけて


…良かった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(/_;)(/_;)(/_;)(/_;)(/_;)(/_;)



１０時までをソワソワしながら待ち
ベテランのおじいちゃん先生（小さい頃から通っていたのでなんだか随分年を召した気がしたな…）

に
『帯状発疹じゃないかって言われたんです…１ヶ月半の子供がいて…』


と言いながら
背中を見せると


先生のんびりと

『え〜?綺麗だけどねぇ…ここにﾎﾟﾁ…ﾎﾟﾁっとあるかぁ…
これは帯状発疹じゃないよ〜』


(ﾟ-ﾟ)


…
…
…


『……よかったぁ…』
言葉と一緒に涙が出てしまいました…


帯状発疹です

と言われることを覚悟して泣かないように心づもりはあったのだけど
逆はなかった〓〓


『じゃあ、薬も止めておっぱいをあげてもだっこしてもいいですか?』


何度も確認するあたしに先生は写真まで持ってきて説明してくれました。
発疹は
小さなツブツブが固まってできるものらしいけどあたしのは単体で
軽い痒みのみで痛みを伴わず
発症時期からみても
帯状発疹ならばもうすでにもっとできてるらしい。
今まで聞いたどの説明より具体的でした。

結局ﾃﾞｷﾓﾉは
『乾燥してるからねぇ…痒かったら家にある痒み止めでも塗っておけば?あるでしょ?』


ということでした。


帰り道
嬉しくて嬉しくて嬉しくて

僕を早く帰って
目一杯だっこしよう！


と
必死に自転車を漕ぎました


約束したわけでもないのに
義務感もなく
ただただ誰かに会いたい！という思いだけで
こんなに急いだのは初めてでした。


漕ぎながら
やっぱり涙が出て
気持ち悪いくらいにやけました〓


帰って
ママに号泣しながら報告し
荷物もコートも投げ捨てて手を洗い
僕をおもいきりだっこして
頬擦りしてﾁｭｳしまくりました。
撫で回しました


昨晩ほとんど寝れなかったので
僕と同じ布団で
昼ご飯を食べ損ねるくらい寝ました。


幸せです
本当に幸せ。


おっぱいもオムツもだっこすら出来なくても


僕がママだと思ってようが思ってなかろうが


『あたし』には『ママ』を止めることは出来ない。
オムツも上手く替えられない
だっこも上手くできない上手にあやせなくても
例え誰かの手からおっぱいを飲まされても


あたしは僕を手放せない。
こんなにも大切な愛しい存在だったなんて
ずっと当たり前に手の届く所にいたから気づかなかったんだ…


既に手の内にあるものをいたずらにつつき回していただけ…
…既に手の内にあるという安全を確保したうえで
お得意の不安探し



誰がなんと言おうと
あたしは誰かに『ママ』を謙る気なんてさらさらないんだ！
例え僕が拒否しようと
ぜ〜ったい譲らない！


あたし本当はそう思ってるみたい
いくらあたしが不安探ししたって
本当はそう思ってるんだから
結局結論はそこに行き着く。

みんなに弱音吐いて
『やっぱりあなたがママなんだよ！』って言って欲しかっただけなのかな…


ママはどうしたらママなのか…


あたしがママになりたかったからママになったの！
あたしが決めれば


ううん


決めなくたって


もう
あたしはママなんだ




本当に本当に
もう二度と味わいたくない一晩の悪夢…


事の終末は
こんな形になり
本当に安心しています。相変わらずお騒がせしました…


物事は必要なときに
必要なように回ってく…今回は大事に至らず
運命に感謝します。