昨春に痛めた右肩が思わしくない。
同期生から遅れを取るのが嫌で、右肩痛を隠して挑んだキャンプだったが、それがいけなかった。
素直に故障を受け入れ、早めにリハビリしていれば、或いは投手としての望みは棄てず済んだかも知れない。
しかし、当の本人は、｢未練なんかありません｣
ケロっとしたものだ。
死語かも知れないが、現代っ子ならではというか、前向きなのか？


高３の夏、準優勝を決めた甲子園では、１本塁打、25打数15安打と実に６割の打率を残している。
八木２軍打撃コーチは、｢センスはある。芯に当てる確率が高い｣と打者として高評価を示している。
しかしながら、守備の面で右肩痛が影響なければ良いのだが、それにしても、し烈な競争率の野手陣に加わるとなると、打撃面は元より堅実な守備と、強肩が最終的に物を言うのでは？