今日も九州は曇天が続き，暗い一日が過ぎています。
関東は晴れ間が覘いて気持ちも晴れ晴れかと思います。
最近は部活の高校生の自殺や，アルジェリアのプラント従事者の
殺害と殺伐とした事件が目白押しですね。

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　桜宮高校の顧問による体罰による生徒の自殺から，今年の
体育コースの募集が普通科に変更されるなど，物議をかもして
おります。
当方は今回の如くの顧問の対応は，生徒の選択を剥奪した
言葉と地位の乱用による力の暴力そのものと判断します。
力での抑圧は生徒が運動能力があれが，府単位程度までは
勝ちあがれる事があるかもしれないが，全国大会での優勝は
無理のような気がする。
その原因は生徒そのものが試合の際に戦術を考えて，実行する
習慣が欠如しているので，勝つための方策を試合中に考え，実行
することは適わないと判断できます。

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　どんなに戦略・戦術に長けた指導者としても，実行する生徒が
それを素直に受け入れるためには，指導者を人間的に尊敬できる
ことが第一条件と思います。それと方針や戦略は指導者がたてるが，
その実現の戦術は生徒が意思決定しないことには試合には勝てないと
思う。つまりは生徒のモチベーションを高揚するのは，指導者は生徒を
信頼する事に尽きるはずです。

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　指導者のあるべき姿はどこにあるのかを，指導者は考えるべきである。
学校教育の一環としたスポーツであるから，勝利も必要であるが，それよりも
生徒に部活動を通しての仲間とのコミュニケーションの必要性を学ばせる
ことにある。更に自分で考えて実行して，それを修正してより良くするための
アドバイスにあると考える。このあるべき姿をよりよくする事が，指導者の
なすべき事であると痛感します。

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　生徒も被害者意識のみに走らずに，自分なりの「あるべき姿」を考えて欲しい
ものです。教育委員会を含めての学校，指導者，生徒，父兄等が当事者としての
各々の「あるべき姿」をつき合わせて，真の対応策を構築して欲しいものです。