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  • from: あきらめてんさん

    2020年05月12日 14時00分00秒

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    老後の椅子取りゲーム㉘

    森山からもらった『ヘルス揚水発電推進セミナー』のチラシは書斎に置いたままであったが、信二郎はセミナー当日になって、講演を聞くだけであれば、毒にはならないだろうと思った。地下鉄の新町駅を下車し、案内書に記載された3号階段を上がって、左回りに約2分、スカイバードビルがあって、セミナー会場は8階にある会議室になっていた。
     廊下に受付のテーブルが置かれていた。そこには事務局をしているという森山新平の姿はなかった。
    「森山さんはおられませんか。」受付の女性に声をかけた。
    「あのー。和田信二郎さんでいらしゃいますか。」
    「そうです。」
    「先ほどまで森山さん、おられたのですが、何か急な要件が出来たので、出かけられたようですね。だいぶ、お待ちになっていましたよ。よかったら、会場の方で着席していただくようにと、おっしゃっておられました。」
     ずいぶんと丁寧が言い方であった。セミナーに出席すると森山新平に連絡したわけでもないのに連携が行き届いていると信二郎は思った。会場は、ざっと半分ほどの人達が開演を待っていた。参加者の顔ぶれを見ると、年金生活者の層と思われる高齢者で占められていた。信二郎は別に遠慮したわけではないが、会場の後方にあたる壁側に席をとって受付でもらった封筒を開け、資料に目を通した。

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