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  • from: あきらめてんさん

    2020年05月14日 18時18分42秒

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    老後の椅子取りゲーム㉙

    資料を見るといっても、書いてあることは揚水発電の実現に向けて資金提供をしてくださいとの主旨でしかなかった。
    「やあ、和田さん、よくきてくださいました。お待ちしておりました。」
     忍び込むように森山は信二郎の隣の席に座った。
    「おお、君か。どうして、僕が来るってことが分かったんだね。」
    「分かりますよ。和田さんの真剣な眼差しをみていたら。私は先だって、駅前でお会いした時から、必ず来ていただけるものと確信していました。」
    「またまた、よいしょしてくる。それはそうと、参加者は会場の半分くらいだね。」
    「そんなことないです。予定通りです。何分にも、手ごろな大きさの会場が空いていなっかものですから、大会場になってしまったのです。」
     こう言って、森山は時計を見た。
    「準備で忙しいのだろう。」と信二郎は冷やかすように言った。
    「そうなんです。間もなく始まりますので、裏方の仕事もありますので講演が終われば、この場所に直ぐに来ます。移動されずに待っていてください。」
     足早に森山は会場中央の脇から姿を消した。5分もしない内に照明が一段と明るくなって、若い学生風の男が演壇に立って、司会役の挨拶を始めた。

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