「もしも昨日が選べたら」はﾀｲﾄﾙ名にちょっと語弊がありますね。「ﾊﾞｯｸﾄｩｰｻﾞﾌｭｰﾁｬｰ」や「ﾊﾞﾀﾌﾗｲｴﾌｪｸﾄ」のように過去を変えちゃうと未来が激変する映画かと思いきや、ある人物から、人生を早送りや過去を再生できる超万能ﾘﾓｺﾝを貰い、仕事最優先の主人公の間違った人生の選択を風刺する手厳しい内容でした。ﾒｼﾞｬｰﾘｰｸﾞで活躍するｲﾁﾛｰやｺﾞｼﾞﾗ松井を日々気にしている日本人もちょこっと小ばかにするｼｰﾝもあります。ﾗｽﾄの展開は王道を行くｵﾁで終わりますが、この映画を見終えると、家族を大切に思いやる気持ちがﾎﾝﾜｶと湧いてきますね。そうそう、妻役のｹｲﾄ・ﾍﾞｯｷﾝｾｰﾙが「ｱﾝﾀﾞｰﾜ^ﾙﾄﾞ」の吸血鬼役から一変してｽｯﾋﾟﾝの可愛い若妻ぶりが目を引きました！