著：青柳碧人
発売：講談社文庫
価格：５８０円（税込）
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2771225
【内容】
「この世界では、9と1001は同じなんです」
4×5＝12、4×6＝13？
渚と武藤刑事が「ふしぎなくに」で最強の敵と対峙！
数学テロ組織「黒い三角定規」との闘いは終わらない。数学好き中学生・浜村渚と警視庁特別捜査班の今回の敵は、弱冠二十歳で米国名門大学留学資格を得た美女、コードネーム「キューティー・オイラー」。4×5が12になるような特殊進法に支配された世界で、渚と武藤刑事の命をかけた期末テストが始まる！
（公式ＨＰより）

ルービックキューブも数学に含まれるのか。
秀吉の話よりその秀吉を上回った人の話が面白かったです。
ああいう取引があったらしてみたい！
小切手に書くやつは実際あれって通用するものなんですかね。
話としては裁判所の話が一番好きです。
裁判という場で数学がどう活躍するんだろうっていう興味も湧きましたし。
ゲームの必勝法って何番を絶対取れば勝てるみたいな規則があるのは知ってたけど、理屈はこれを読んで理解できた気がします。
実際やって活用するには私の脳が残念ながらという感じですが（苦笑
これが面白かっただけに次の話が意味不明で。。
だいぶ作風が変わるというのもありますが、ちんぷんかんぷんだった（苦笑
説明されてもわからないものはわからないんだよ！
進法は難しいなぁ。
最後のなぞなぞはわかって良かったけど。
公式をただ覚えるだけだから苦痛なんだろうな。
本当になんでこういう式になったかわかったうえで、何のためにその式を使えばいいのかわかればまだ数学ができたかもしれない。
この公式を使って私はいったい何を求めてるんだろうって高校時代はだいたいずっと思ってた（苦笑