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from: 海砂さん

2007年12月19日 20時02分19秒

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乳癌―普及する乳房温存術、QOLも大きく向上

皆さん、こんばんは。日経メディカルで見つけた記事です。------乳癌―普及する乳房温存術、QOLも大きく向上固形癌の中では最も治療の個別化が進んでい

皆さん、こんばんは。
日経メディカルで見つけた記事です。

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乳癌―普及する乳房温存術、QOLも大きく向上


 固形癌の中では最も治療の個別化が進んでいるといわれる乳癌。早期(ステージ1〜3A)では、手術が治療の第1選択だが、広範な切除は乳房の喪失感に直結する。最近では、手術に薬物治療、放射線治療を組み合わせることで、治療成績の向上ばかりでなく、いかに女性としての美容面やQOLを保つか、といった観点からも進歩してきた。

 その代表が、1990年代から徐々に普及してきた乳房温存術だ。乳房温存術とは、腫瘍のある一部分だけを切除して乳房を温存する術式。従来は乳房全体を切除する乳房切除術が基本だったが、温存術と術後の放射線治療を組み合わせれば、乳房切除術と比べて生存率や局所制御率に差がないことが明らかとなり、国内ではここ数年でやっと主流になった。

 現時点での温存術の適応は、局所再発率や美容的に満足できる形を残すといった面から、目安としては腫瘍径3cm以下。だが最近では、「3cmを超えていても、手術前に化学療法を行い腫瘍が小さくできれば、温存術を行える」と京大乳腺外科教授の戸井雅和氏は話す。

 手術可能な早期乳癌の化学療法は、術後に行っても術前に行っても同等の生存率が得られるため、「術前なら、腫瘍が縮小するかどうかで抗癌剤の効果が目に見えて分かる。効かなかったときにすぐ次の手を考えられる利点も大きい」と戸井氏。

 一方、腫瘍が大きくてやむを得ず得ず乳房切除術になった場合にも、シリコンなどの人工物、患者自身の背や腹の組織を使って乳房を再建することが広がっている。異物への抵抗感や感染リスクの懸念などから、希望するかどうかは個人の考え方次第。聖路加国際病院(東京都中央区)ブレストセンター長の中村清吾氏は、「自院では乳房切除術を行った人の6割くらいは再建を受けている」と話す。

センチネルリンパ節生検も普及しだす

 術式の進歩としてもう一つ大きな変化は、手術とセットになっていたリンパ節郭清が省略できるケースが増えていること。原発巣からリンパ流に乗った癌細胞が最初に到達する乳腺の領域リンパ節(センチネルリンパ節)を術前や術中に生検して転移の有無を確認する。そこに癌細胞がなければ、その先にもリンパ節転移はないと判断できることが分かってきたのだ。

 乳癌治療の低侵襲化の流れは止まらない。乳癌は、薬物療法においても癌の特性に合った治療法が選択できるようになってきており、癌治療全体の「お手本」として先駆的な治療体系を構築中だ。
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乳房再建手術については80歳代の女性が手術を受けた例を時々乳腺外科医のHPなどで見たことがあります。個人的には、「乳房は女性の象徴だから」という考えはなく、胸の形が崩れると補正するのが面倒、温泉に行けないとか、不便を理由に再建しますね。

私はセンチネルリンパ生検で手術しましたので、転移なしと判定され術後は順調に回復しました。リンパ節郭清した方と同室になりましたが、定期的に水を抜きに通院すると言っていました。リンパ浮腫は本当にひどくなると術側の腕が二、三倍にも腫れてしまうので、深刻な問題ですね。

乳癌治療の低侵襲化の流れが止まらない理由の一つに、女性の‘美’の欲求に貪欲な姿勢を感じるのは私だけでしょうか? もちろん私もその一人でありますが・・・。

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from: ノエルさん

2007年12月20日 21時51分02秒

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「Re:乳癌―普及する乳房温存術、QOLも大きく向上」
海砂さん、こんばんは。ノロウィルスでお腹ピーピーのノエルです、ううっ(T_T)。

>  その代表が、1990年代から徐々に普及してきた乳房温存術だ。乳房温存術とは、腫瘍のある一部分だけを切除して乳房を温存する術式。従来は乳房全体を切除する乳房切除術が基本だったが、温存術と術後の放射線治療を組み合わせれば、乳房切除術と比べて生存率や局所制御率に差がないことが明らかとなり、国内ではここ数年でやっと主流になった。

ちょい昔は、ハルステッド式で脇のリンパ節はもちろん、肩の方の筋肉までごっそり切り取っていたそうですね。温存手術の場合、ほぼ放射線とセットで、ということですよね。

んが、この放射線、20〜50回、ほぼ毎日のように連続で照射が必要ということで、ちと面倒くさい。

>  現時点での温存術の適応は、局所再発率や美容的に満足できる形を残すといった面から、目安としては腫瘍径3cm以下。だが最近では、「3cmを超えていても、手術前に化学療法を行い腫瘍が小さくできれば、温存術を行える」と京大乳腺外科教授の戸井雅和氏は話す。

こりゃすごい! 

>  聖路加国際病院(東京都中央区)ブレストセンター長の中村清吾氏は、「自院では乳房切除術を行った人の6割くらいは再建を受けている」と話す。

6割って、これもすごい!! うーん、80歳になっても確かに再建してるんだなあと想像します。

私は全摘出で、最近、シリコンパッドを詰めるのが面倒になってきました。朝のあわただしい時間なんか、やっぱ人工胸が欲しいなって思いますよ。
普通のパッドを詰めるだけだと、胸の重さのバランスが悪いから、知らず知らずのうちに体が傾いてしまうそうです。

で、私は200グラムのシリコンパッドを詰めています。これ、寿命が2〜3年だそうです。2万5千円ほどしましたが、結構維持費が高いです。。。

私は元々温泉は興味がないのですが、それでもたまに友人に誘われます。で、その時、突然、自分に胸が無かったのを思い出し、また、友人もハッとし気がつきます。
ま、お互い普段は病気のことなど、全く忘れているわけですが^^

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