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  • from: yukoさん

    2007年05月31日 21時43分59秒

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    「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:困らせる患者」

    > 私の感覚から言うと、この先生がされたことが「悪い可能性」があるのか分かりません。

    これは、「この先生がされたことは、非難されることは全くないと思っている。」との意味です。
    舌足らずになっているので、直す編集機能がないので、再度書きました。

    それではまた。
    yuko

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  • from: yukoさん

    2007年05月31日 21時31分16秒

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    「Re:Re:Re:Re:Re:Re:困らせる患者」
    海砂さん、こんばんは。
    > お二人の患者家族としての体験談は対照的ですね。電池のプラス極とマイナス極のような関係に見えました。

    本当。海砂さんにご指摘されて、はじめて気がつきました。
    対照的ですね。
    これは、多分、同居か否かであったことも大きく関係していると思います。
    私たちこどもは、母のことを大変しっかりとした人だと思っており、何でもこなせる人、と考えていました。
    それに甘えていましたので、別居している母のことを、それほど心配したことはなかったのです。
    何かあるとすぐに頼りにしていたのでした。

    自分が忙しいときには、自分のことで精一杯。
    母がどうしているか、電話するのも間遠になることがあったように思います。

    同居しておれば、母の体の異変に、もっと早くに気がついたのではないか、母がひとり暮らしであったということの欠点が大きく見えました。

    でも、仮に病気が早期に分かっていたとしても、進行を止めることができたのか、どうかは不明。
    気丈ではありましたが、怖がりの母には病気を意識しながら生活を楽しむことができたとも思えません。

    全然気がつかずに、思いのままに生活して楽しんでいたのだから、それもよかったのか、と慰めかもしれないですが、そのように考えるようにしています。

    >
    > もう一つの共通点に、医師とのコミュニケーション能力の不足がありましたね。ある医師の書いた‘良い患者’という本には、「本当に賢い患者は必要最小限に話し、なるべく医師に話させる」とありました。

    そうですね。共通するとは思います。でも考えたら、うまくコミュニケーションをとれる人は少ないようにも思います。

    ひと昔前ですと、ドクターに何を聞くにも大変難しいというか、聞いても、答えてくださらない方が多かったような印象です。
    こどもが病気で小児科にかかっていた頃(10年ほど前)、心配で何か尋ねても、殆どお答えはなく、何かあしらわれているような感じがありました。
    そんなときは、看護婦さんが質問しようとすると、先生の気性が分かっているのか、とめたりされていたのですよ。

    他に病院に行くことはあまりなく、それぐらいの経験で決め付けてもいけないでしょうが、患者から質問しても、丁寧に答えてくださるようになっているので驚いたと、母も言っていましたね。

    セカンドオピニオンという言葉も普通になってきていますが、これも大きな変化です。もう、元の病院には戻れない、縁切りを覚悟で別の病院にかかるしかないような時代もあったように思うのです。

    いろんな意味で患者にとっては、医療はよい方向に向かっていますね。祖父が癌で、痛みに耐えかねていてすさまじい様相で死亡した、とこどもの頃から聞いていましたが、それが怖くてしかたがありませんでした。
    モルヒネを打つのが規制されていて、十分に痛みを取り除くことをしてもらえなかった頃のことです。

    今は緩和医療も当たり前になってきているのですから、死への恐怖は私は薄くなっています。
    欲を言えば、死へ至るまでの体調の不調を何とかとりのぞき、楽に
    してほしいですが、これは贅沢なことなのでしょうか。
    母に付き添っていて、母の辛さを痛切に感じました。何とかならないだろうか、とドクターにも何度もお尋ねしたのですが、痛みではなく、ただしんどくて仕方がない、という状態を改善することは難しいようでした。
    (改善するにはモルヒネしかないが、それを使えばすぐにも死んでしまうような状態であると説明されました。)

    消極的な安楽死というより、もっと積極的な安楽死が合法になってほしいな、と思います。
    最後までしんどい思いをするのは、見ていて辛いものです。
    息遣いを聞いていると、こちらも息苦しくなり、本音をいえば逃げたくなるような思いもあったのです。

    できたら楽に死にたいと考えます。

    だから、最近人口呼吸器でしたか、いったん装着したものを家族の懇願で外した事を病院が警察に連絡。警察が送検した、と新聞で見たときに違和感を感じました。
    医師は立件されない見込み、とのことでしたが、このようなことで送検となると、医師は精神的にまいってしまうのではないでしょうか。
    家族は大変感謝しているとの報道もありました。

    患者家族からしたら、この先生に心から感謝することでしょう。
    ですが、親戚が来るまで何とか生かしてほしいと頼むことが、先生をいらぬ騒ぎに巻き込んだとも言えると思います。
    私が患者家族でしたら、今回のことはいたたまれない思いになると思います。
    なにが合法か合法でないのか、はっきりしないと、怖くて何もできませんね。
    それを問うために、病院は考えて警察に連絡したようですが。

    私の感覚から言うと、この先生がされたことが「悪い可能性」があるのか分かりません。
    私たち一般人にとって、やっぱり医療は遠い世界だと実感します。

    それではまた。
    yuko

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  • from: ノエルさん

    2007年05月31日 21時03分43秒

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    良い医師の条件

    みなさん、こんにちは。医師になるべくしゃべらせないノエルです(^^;)”>

    海砂さんと同様、私も患者としての心得本を何冊か読みましたヨ。
    といっても、私は術後数ヶ月経つまでは鬱状態で、本はおろかネットにもアクセスする気力がありませんでした。‘遅れて来た患者’をやっちゃいました。

    んで、面白かったのがカナダ版の「良い医師の条件」。チェックポイントは;
    1 腕が良い
    2 人柄が良い
    3 健康

    この1,2,3は日本版でも全く同じですよね。まず、腕が良くなくっちゃですとも! そして、カナダ人も人柄を重視するんだなあと思いました。
    んで、見極めポイントとして以下を直接医師に尋ねよとありました。

    1 症例数 結果の良かった人はどのぐらいいるかを尋ねる→医師のレベルがわかる
    2 入院日数→短いのは医師に自信がある
    1 基礎的な研究をしているか、論文を書いているか(ランセット、ネイチャー辺り)
    2 医療ミスの経験はあるか、どんなミスか

    むむ〜ん、、、1,2,3はやはり日本版も同じだと思うけど、、、
    ・ ・・(~_~;)“>
    4医療ミスの経験はあるか、どんなミスか

    って、カナダ人は医師に直接聞けるのかぁぁっ!?(*。*;)スゴッ

    私は生まれも育ちも日本、‘沈黙は金’の文化にどっぷり浸る奥ゆかしい日本人なので(あー、ちょっと痒くなってきた)、とても聞けまへ〜ん(~▽~;)“>
    これを面と向かって尋ねたら、‘困らせる患者’のリスト入りになるんじゃないのぉっ?

    んで、私のやったことは、ネットを駆使しての主治医の経歴・経験調べ。医療過誤があったか、そおっと調べちゃいました。←これってとっても日本人的なアプローチでは?(^^;)。

    論文検索をしたら、内科と外科の両方に私の主治医の名がありました。両方をこなすスーパードクターかと思い込み、しばらく眩しがっていました。
    後に、厚生労働省の医師等資格確認検索より、同姓同名で年齢も近い医師がいることがわかったんですが(~▽~;)“>
    こんなこともあるんですね。

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  • from: 海砂さん

    2007年05月30日 19時58分06秒

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    「Re:Re:Re:Re:Re:困らせる患者」
    yukoさん、ノエルさん、こんばんは。
    お二人の患者家族としての体験談は対照的ですね。電池のプラス極とマイナス極のような関係に見えました。

    共通点もあります。お二人とも「後悔先に立たず」とおっしゃっておられるところです。つまり、患者本人の自立に任せるだけでも家族が仕切ってしまっても後悔するということですか。

    もう一つの共通点に、医師とのコミュニケーション能力の不足がありましたね。ある医師の書いた‘良い患者’という本には、「本当に賢い患者は必要最小限に話し、なるべく医師に話させる」とありました。

    待合室で長時間待ち診察時間はほんの数分、が今日の診療の実態ですから、その道の専門家である医師になるべくしゃべらせるのは専門情報を得るためには良い方法だと思います。医師から大切な情報を引き出し数分の間に理解するのは、患者として相当に知恵が要求されそうです。また、コミュニケーションなくしては成り立たないでしょうね。

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  • from: ノエルさん

    2007年05月29日 21時01分52秒

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    「Re:Re:Re:Re:困らせる患者」
    yukoさん、こんにちは。
    医師とのコミュニケーションって、患者本人は固より、付き添う家族も色々と考えることがありますね。

    私は父の病気に関して自分の無知と、医師に尋ねなければならぬことを黙ってしまったため、大変痛い目を味わいました。で、深く反省し、母の癌治療に関して、精一杯努力するのが父の供養と考え、定期診察の度に仕事を休み、電車に乗って付き添いました。私の母はYukoさんのお母様と真逆の性格、精神的に弱く、病気のことは子供まかせなのです。

    んで、私はネットで母の主治医の経歴や実績などはもちろんのこと、病気の基礎知識から最新情報まで調べまくりました。幸運なことに主治医は、実力、性格共に大変すぐれた方で、患者本人の希望をなるべく尊重する治療を行って下さいました。また、私の疑問は懇切丁寧・辛抱強く説明して下さるし、要望もなるべく聞き入れてくれました。

    んが、それで失敗したのです。悪性腫瘍だからと、私はつい心配になってCTを3か月毎に撮ってほしいとお願いしました。結果、電車に乗るとお腹の具合が悪くなる神経症になってしまいました。また母自身も、検査結果を聞く数日前から具合が悪くなりました。患者も付き添いも、診察日は体調を崩す日となってしまったのです。これを数年間続けました。腫瘍は数年間大きくならなかったのに。

    後悔先に立たず。私は、母は精神的に弱い人だと思っていたので、毎回付き添いましたが、自分の方が先に参ってしまいました。主治医は、進行の遅い癌だとおっしゃっていたのに、自分の意見をごり押ししました。もっと主治医の経験やお考えを尋ねるべきでした。
    これも医師とのコミュニケーション不足と言えるでしょう。

    > もし、情報公開を請求すれば、病院側は警戒心をもつことになるだろう、と私は思いました。母が良性と診断されたとき、どういう状態だったのか、そして通院を勝手にやめたため、聞かなかった直前の検査結果はどうだったのかなど、知りたかった。しかし、医療側を責めるつもりはない、という気持ちを伝えるには、情報公開請求はドライな感じがしたのです。
    > それに、知ってどうするのか、その先は?など突き詰めて考えると、何もしないのがよい、という結論に達したのでした。

    父が亡くなった際、私は医療過誤ではないかと思い、法律家に相談しました。しかし、医療側を責めて、その先はどうなるのか?と考え込んでしまいました。亡くなった人は戻ってきません。訴訟より、残った家族へ自分のエネルギーを注いだ方が故人の希望に添っている。そう考え、何もしないことにしたのです。

    時薬ってあるのでしょうか。今ではその経験が、少しでも父の主治医にとって役立つ経験となってくれたらそれでいいと思えるようになりました。

    > 何をどこまで話すのか、人によって受け取り方は違うでしょうから、難しいですね。でも、日頃から死ということ、受けとめ方については常々考えておくことは、大変大事だと思いますよ。

    本当にそうですね。乳がんと告知された時、急に死を身近に感じましたヨ(=。=)遠い目

    > > 医師と患者がよく話し合って一番よい治療法を見つける、という現代のスタイルには全く慣れていないし、医師とコミュニケーションを試みるという教育は受けていないでしょう。
    >
    > 全くそのとおりですよ。
    > 私もこのような形になっていることをあまり知りませんでした。
    > 一般的には知られていないのでは?それに乳癌以外の病気でもこうなんでしょうか?
    > 治療法が確立していれば、いちいち患者と話し合うことはいらないでしょう。時間がかかって仕方ありませんよね。説明は必要だと思いますけども。

    私の場合は、主治医が各癌種やリスクの図、治療法の表を見せて、「乳がんの治療法は確立されています、あなたの病理検査結果はこれ、ここの区分に入りますから、この薬が効いて…」と、ぱっぱと指差して説明は終わり。乳がんって、理路整然としてるんだーと感心しました(^^;)。

    私の主治医は、患者の教養の程度に合わせて目線を落とすのが大変うまいんです。
    同級生が同じ主治医の治療を受けていますが、ある単語を、成績優秀だった彼女には英語、アホだった私には日本語で説明しましたね(後で彼女に聞いてわかったのだ、口惜しいっ)。
    むきぃぃーーーっ!

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  • from: yukoさん

    2007年05月29日 04時17分27秒

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    「Re:Re:Re:困らせる患者」
    ノエルさん、こんばんは。
    仕事は段々元のペースに戻りつつあるようで、快調で何よりです。

    さて、
    > 私も同感です。インフォームドコンセントが一般的に実施され始めたのは、十年ちょっと前ぐらいからだったと記憶しています。
    >
    > 自分の経験になりますが、十数年前に家人が癌の告知をされた際、私たち家族が別室へ呼び出され、担当医から告知を受けました。私は頭が真っ白になり、腰が抜け、その場にへたり込んじゃいました。全然頼りにならない患者の付き添いをやっちゃいましたー(T▽T)“> 

    そうなんですか。私は一昨年まで病院とはあまり関係がなく過ごしてきました。母のときには、検査結果を聞くのに家族同伴と指示されたため、母に付き添いました。
    ドクターは私たちにずばり、肝臓癌であること、その見込みをおっしゃいました。治療法はひとつだけしかない。しかし効果は分からない、しないという手もある。何もしなければ、それほど長くはもたない。数ヶ月だと思う、とのことでした。

    非常に衝撃的な内容でした。母は家族が同席するように前もってドクターに指示されたときから、あらかじめ予想していたと思います。告知により、動揺が大きかったのはむしろ私の方です。
    その後、実家に二人で帰宅して、母と話したところ、「どうってことはない。別に普通と変わらない。心配することはないから。」と私に家へ帰るように言いました。
    そのまま私は帰宅したのでした。

    そして、母はその後も一人で暮らすことを強く望んだため、私や妹は、実家に通ったり泊まるという不規則な生活を続けたわけです。

    末期癌になる前にお世話になった病院では、良性腫瘍だと診断されており、それに安心して、母は通院をやめていたのでした。
    同居していないこともあり、私たちも病院へ行くことをいつも勧めていたのですが、そのうちに行くわ、と言われれば、うのみにしていたのです。

    結局、母は医師とのコミュニケーションをうまくとることができない人だった、それが原因でどうにもならない状況になってしまったのでした。

    CTを7ヶ月おいて撮り、その画像を見比べて位置が全く変わらないこと、大きさも変わらないことから良性の腫瘍ですよ、と診断された、と母は大変喜んで私たちに話してくれていました。日記にも残しています。その次に、これでもう、何があっても病院には行かない、とも記しています。造影剤アレルギーがあって、検査後は大変不快な状況になるためです。

    そうして、4年5ヶ月後に末期癌が発覚。良性と診断された腫瘍は大きくなり、次々と増えていったようでした。
    当時、C型肝炎であることは分かっていました。良性といわれても腫瘍があるのだから、癌の可能性があるのではないかと警戒して、通院していくべきであったこと、など今となっては後悔するばかりです。
    最後の通院が平成12年1月ですから、そのときになぜインターネットで調べてみようと思わなかったのか、今では不思議です。
    多分それは、
    公立病院にかかっており、ドクターの言われることを疑いもしなかったことが原因だろうと思います。

    ともあれ、平成17年には末期癌が判明し、ドクターの予告どおり、母は亡くなりました。母は日記を残していましたので、元の病院への最後の通院日は分かっていました。
    そのとき、私はその当時に医師が良性であると診断した根拠は何だったのか、それは妥当だったのだろうか、知りたいと思いました。
    カルテの保存期限は多分5年。廃棄までには時間があまりなく、情報公開請求をするかどうか、とぎりぎりまで迷ったのでした。

    すいぶん考えましたが、結局何もしませんでした。
    母に付き添いして、自分の状態を正しく伝えない、という母の様子が分かったからです。
    元の病院では、造影剤アレルギーがあって、検査が辛いことは医師に話していたので、検査時は心配してついてくださった、と喜んでいました。
    しかし、「この検査は辛いのでもう受けたくない」とまでは強く主張しなかったと思います。

    末期癌が分かり、何とかならないかと3軒の病院を訪ねました。そのとき、エコー検査でも経過を観察できたのですよ、と言われた病院がありました。
    それなら、通院をやめてしまうことはなかったのでした。

    後悔先に立たず。私は母をしっかりした人だと思っていましたので、最初の診断時に付き添いませんでした。
    同席していれば、良性と診断されても、今後の見込みとか、これからの治療についてなどいろいろとお尋ねしたことでしょう。
    そして、医師の考え方もつかめたことだと思います。

    医師とのコミュニケーション不足から、癌を発見し、治療を受ける機会を母は失ってしまったのです。
    私や妹は母への愛惜の念が強く、追慕は抑えがたいものがあります。毎日、母のことを思い出さない日はありません。

    そのため、元の病院で自分たちが母をフォローしていかなかったことが残念でなりません。
    元の病院での主治医はなぜか放射線科のドクターでした。
    近所の病院から紹介されて行ったものですが、そこでの診断だけでなく、他の病院での意見も聞いてみればよかったとか、私たちがいろいろと調べるべきであった、と今では思います。

    もし、情報公開を請求すれば、病院側は警戒心をもつことになるだろう、と私は思いました。母が良性と診断されたとき、どういう状態だったのか、そして通院を勝手にやめたため、聞かなかった直前の検査結果はどうだったのかなど、知りたかった。しかし、医療側を責めるつもりはない、という気持ちを伝えるには、情報公開請求はドライな感じがしたのです。
    それに、知ってどうするのか、その先は?など突き詰めて考えると、何もしないのがよい、という結論に達したのでした。
    >
    > 病気のカミングアウトは固より、病名は一家の秘密事項といった雰囲気がありました。だから患者家族として私は秘密を守るため、本人や周囲とのやり取りでは相当な苦労をしましたヨ。精神的に参ってしまい、体調を崩しましたもん。
    >
    > んで、五年前に家人はまた別のがんになったのですが、その時は医師が本人に直接告知しました。本人は大変なショックを受けましたが、家族としての私は初回に比べると、精神的負担が軽減しました。本人に対する秘密がなくなったからです。

    このことは本当にそうだと思います。
    患者に本当のことを言わないで、最後まで貫くというのは、すごいストレスだと思います。
    これでまいってしまいますね。
    >
    > インフォームドコンセントが本人にとって良いのかどうかは、私にはわかりません。人によると思っています。しかしながら、インフォームドコンセントを重んじようとするのなら、それを受ける練習というか教育が必要だと思います

    言い方も難しいと思います。
    双方ともに緊張する一瞬ですね。
    直る可能性のある人にはまだ告げやすいでしょう。
    そうでなく、死が近いと言う場合は辛いことだと思います。
    余命告知を受けたことについて、気丈な母ですら、あれは聞かなかったほうがよかったのではないか、とよく言っていました。
    何をどこまで話すのか、人によって受け取り方は違うでしょうから、難しいですね。でも、日頃から死ということ、受けとめ方については常々考えておくことは、大変大事だと思いますよ。

    > 検査結果を聞きに行ったら、いきなりがんの告知を受けたというのでは、大方の患者は驚いて医師の説明など聞けなくなるでしょう。

    実際にそれはあるのです。経験しましたから。

    > 私の場合は、家人のがんの告知を数回受けた後に自分の告知があったので、冷静に医師の説明を聞けました。というか、既にがんの告知に飽きていた、というのが本音です(~▽~;)。ま、飽きるまで練習なり教育なりする必要もないとは思いますが(^^;)。

    そう。私も母のことがあるので、動揺はしませんでした。
    結果が分かるまでの方が大変苦しかったですね。
    >
    > > 一番悪いのは、自分の状態をきちんと伝えず、「大丈夫ですか?」と尋ねられたときに、「はい、何ともないです」と言いながらもらった薬を飲まなかったり、捨てたりして、その場をしのいでいた私の母のような人だと思いますね。
    >
    >
    > この薬を飲むと調子が悪くなるから、薬を飲まない。でも、せっかく処方して下さった、尊敬する医師には申し訳ないから事実を言えない…。そんな美徳があるのでしょうか。

    それもあるでしょうね。医師に対しては、基本的に畏れ敬うという態度でした。
    >
    > 医師と患者がよく話し合って一番よい治療法を見つける、という現代のスタイルには全く慣れていないし、医師とコミュニケーションを試みるという教育は受けていないでしょう。

    全くそのとおりですよ。
    私もこのような形になっていることをあまり知りませんでした。
    一般的には知られていないのでは?それに乳癌以外の病気でもこうなんでしょうか?
    治療法が確立していれば、いちいち患者と話し合うことはいらないでしょう。時間がかかって仕方ありませんよね。説明は必要だと思いますけども。
    >
    > 医師の位置付けが、彼らと我々とでは、かなり違うように思います。家人の付き添いとして担当医と話をすると、必ず「これっ、先生に対して何て失礼な質問をするのっ!」って怒られちゃいますもん。

    ええ。違いますよね。今日は長文になりましたが、上の世代の人にとって、医師とのコミュニケーション不足から、とりかえしのつかないことになることもあるのだ、という見本だと思って書き込みました。

    それではまた。
    yuko

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  • from: ノエルさん

    2007年05月28日 20時59分06秒

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    「Re:Re:困らせる患者」
    yukoさん、こんばんは。勤務医みたいな労働状況になってきたノエルです。
    うっ、うれしいぞーp(^▽^;)q 目指してみようか、時給4985円!

    > インフォームドコンセントを行うことが重んじられてきているのは私は良いことだと思っています。
    > でも、中にはそれについていけない人もいるでしょうね。
    > 医師が説明し、それを本当に理解できる人ばかりでもないような気がします。

    > 患者の精神的な安定度により、医師の説明がきちんと受け入れられるかどうか、変わってくるようにも思います。

    私も同感です。インフォームドコンセントが一般的に実施され始めたのは、十年ちょっと前ぐらいからだったと記憶しています。

    自分の経験になりますが、十数年前に家人が癌の告知をされた際、私たち家族が別室へ呼び出され、担当医から告知を受けました。私は頭が真っ白になり、腰が抜け、その場にへたり込んじゃいました。全然頼りにならない患者の付き添いをやっちゃいましたー(T▽T)“> 

    この時は、患者本人に告知してくれなくて、よかったと思います。当時、がんは不治の病であり、非常に苦しんで死ぬと囁かれていました。だから、告知されたら絶望感を持ってしまったろうと思うのです。

    病気のカミングアウトは固より、病名は一家の秘密事項といった雰囲気がありました。だから患者家族として私は秘密を守るため、本人や周囲とのやり取りでは相当な苦労をしましたヨ。精神的に参ってしまい、体調を崩しましたもん。

    んで、五年前に家人はまた別のがんになったのですが、その時は医師が本人に直接告知しました。本人は大変なショックを受けましたが、家族としての私は初回に比べると、精神的負担が軽減しました。本人に対する秘密がなくなったからです。

    インフォームドコンセントが本人にとって良いのかどうかは、私にはわかりません。人によると思っています。しかしながら、インフォームドコンセントを重んじようとするのなら、それを受ける練習というか教育が必要だと思います。
    検査結果を聞きに行ったら、いきなりがんの告知を受けたというのでは、大方の患者は驚いて医師の説明など聞けなくなるでしょう。

    私の場合は、家人のがんの告知を数回受けた後に自分の告知があったので、冷静に医師の説明を聞けました。というか、既にがんの告知に飽きていた、というのが本音です(~▽~;)。ま、飽きるまで練習なり教育なりする必要もないとは思いますが(^^;)。

    > 一番悪いのは、自分の状態をきちんと伝えず、「大丈夫ですか?」と尋ねられたときに、「はい、何ともないです」と言いながらもらった薬を飲まなかったり、捨てたりして、その場をしのいでいた私の母のような人だと思いますね。
    > これは、私の姑もおんなじやり口です。
    > 母は70歳で亡くなり、姑も70歳代です。この年齢の人たちは共通点があるのでしょうか??

    う〜ん、、、(~_~;)“>
    これを‘一番悪い’と考えるのは、ちと気の毒のように思います。70代というと小中学生ぐらいに戦争を体験した世代かな。‘お国のために我慢’を思いっきり強いられたというか、教育された世代ですよね。

    この薬を飲むと調子が悪くなるから、薬を飲まない。でも、せっかく処方して下さった、尊敬する医師には申し訳ないから事実を言えない…。そんな美徳があるのでしょうか。

    医師と患者がよく話し合って一番よい治療法を見つける、という現代のスタイルには全く慣れていないし、医師とコミュニケーションを試みるという教育は受けていないでしょう。

    医師の位置付けが、彼らと我々とでは、かなり違うように思います。家人の付き添いとして担当医と話をすると、必ず「これっ、先生に対して何て失礼な質問をするのっ!」って怒られちゃいますもん。

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  • from: yukoさん

    2007年05月27日 01時03分01秒

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    「Re:困らせる患者」
    こんばんは。ノエルさん。
    お仕事はますます順調ですね。

    > 昨日の話の続きがありました。
    > ‘医師を困らせる患者’です(~▽~;)。
    >
    > 1 大声を出す。
    > 2 一句一語をメモする。
    > 3 家族が大人数でバラバラな意見を言う。
    > 4 病気以外のことをいつまでもしゃべる。
    > 5 いつまでも診察室から出ていかない。
    > 6 説明しても理解しない。

    私の母は1年半前に亡くなっていますが、生前はてきぱきした人でした。
    一人暮らしで、病院へ行くのも一人。
    私がついていこうかというと、こどもじゃあるまいし、と断っていました。そんな母なら大丈夫とたかをくくっていましたが、こと、医療に関しては私の目算は違っていたことに気がついたのです。
    入院して、付き添いしていたときのこと。この薬は苦手だといって、洗面所に流し込み、看護士さんには全部飲みました、と言うのです。
    そういえば、以前に通院をやめたときもそうでした。
    この薬を飲むと調子が悪くなる、といって飲まず。かといって診察時にそれを伝えるわけでもなく、相変わらず同じ薬をもらってきては、家で捨てていたようです。

    このことを小学校時代の同級生で同じ乳癌患者の友人に話すと、彼女は「私もあなたのお母さんと同じだわ。先生に聞きたいことがあっても黙ってしまう。」と話していました。

    インフォームドコンセントを行うことが重んじられてきているのは私は良いことだと思っています。
    でも、中にはそれについていけない人もいるでしょうね。
    医師が説明し、それを本当に理解できる人ばかりでもないような気がします。

    病院で会った人もそうでした。
    乳癌だと診断されたときに卒倒してしまったそうです。
    ドクターはその人に説明するんを諦め、主人と一緒に来るようにと指示されたとのこと。
    リンパ節に転移があったから、これから抗がん剤を受けるのですと言われたのですが、転移の数についてなどは全く知らない、病理診断をもらったけれど、読んでもいない、と話されていました。

    とにかく、恐怖がまだ去っていないようで、放射線治療を受ける待合室でも手で顔を覆って寝転んでおられ、かなり重病人かな?と思っていた人でした。
    これからどんなことが起こるのだろう、とおびえておられたようでした。

    だから、患者の精神的な安定度により、医師の説明がきちんと受け入れられるかどうか、変わってくるようにも思います。

    > また、説明を聞いても理解できないと、医師に再度同じ質問をする時があります。
    >
    医師は時々私に、「だからー、それはもうできないって言ってるでしょぉぉっ」って笑い怒り顔で言います。
    >
    > うーむむ、ここまで書いて気が付きました。私って、鈍いんだな…(~_~;)“> ←だから結果的に5に引っかかるのであった

    黙っていては、どこまで理解しているか分かりません。ノエルさんはきちんと伝えているんだから、それでいいと思いますよ。

    一番悪いのは、自分の状態をきちんと伝えず、「大丈夫ですか?」と尋ねられたときに、「はい、何ともないです」と言いながらもらった薬を飲まなかったり、捨てたりして、その場をしのいでいた私の母のような人だと思いますね。
    これは、私の姑もおんなじやり口です。
    母は70歳で亡くなり、姑も70歳代です。この年齢の人たちは共通店があるのでしょうか??

    それではまた。
    yuko

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  • from: ノエルさん

    2007年05月26日 22時24分09秒

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    困らせる患者

    みなさん、こんばんは。ノエル@時給換算1250円まで復活 です。
    昨日の話の続きがありました。
    ‘医師を困らせる患者’です(~▽~;)。

    1 大声を出す。
    2 一句一語をメモする。
    3 家族が大人数でバラバラな意見を言う。
    4 病気以外のことをいつまでもしゃべる。
    5 いつまでも診察室から出ていかない。
    6 説明しても理解しない。

    ふははっ(^^;)、私は1、5、6で引っかかっちゃいました。私、声が大きいんです(^_^;)A。自分じゃ普通にしゃべっているつもりでも、友人などに時々、うるさいって言われちゃいます。

    また、説明を聞いても理解できないと、医師に再度同じ質問をする時があります。←かなり頭の回転が遅い性質←結果的に5に引っかかる

    で、医師は私が理解できないというより、諦めの悪いヤツじゃーっと思っているかもしれまへん。医師は時々私に、「だからー、それはもうできないって言ってるでしょぉぉっ」って笑い怒り顔で言います。

    うーむむ、ここまで書いて気が付きました。私って、鈍いんだな…(~_~;)“> ←だから結果的に5に引っかかるのであった

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  • from: ノエルさん

    2007年05月25日 21時27分20秒

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    「Re:Re:医師不足対策協議会」
    yukoさん、海砂さん、こんばんは。

    > 私たち患者とて、できるだけ技術に定評のある医師、設備の整った病院を探します。‘強制的’に僻地医療に携わらなくてはならないという現実に策を立てないと、医師の流出は止まらないように思います。‘夢とロマン’を持ってしても、過重労働に疲弊する現実があるからです。
    >
    > 僻地医療に携われば医療技術をじっくり学べるとか、特別技術の研修や特別年金をつけるとか、医師を集める条件を整える必要があると思います。

    私は‘僻地’そのものを魅力的な場所にすることにも力を入れる必要があると考えます。
    例えば、「あの地域は医者にとって大変治療をしやすい患者ばかりだ」となること。
    ある医師の書いた本を読んだのですが、医師にとって良い患者とは;
    1理解がよく
    2治療に協力的
    3診察に要する時間が短い(大切な話は適当に医師に伝えない)
    4穏やかな性格
    5医師にしゃべらせる(病気の診断に知りたいことを尋ねてくる)
    6内服薬名を少しずつ覚える

    だそうです。これを地域ぐるみで実践したらどうでしょう(^^)。
    また、カリスマと呼ばれる医師を定期契約で囲い込んでしまえば、ヒヨッコ研修医もどっかどっかとやって来ないかしらん(^。^)“>。

    > 「いえ。マンパワーの問題です。都会は人口が多いので、患者数も多く、対応するのに時間がかかってしまうのです。」
    >
    > 驚きました。そこの病院はベッド数もスタッフ数もとても多いのです。それでも1ヶ月間の待機があるというのですから。
    > だから、首都圏に医師が集中するといっても、それで患者数に対して医師数が十分にあるのかといえば、そうではないかもしれません。

    私の住む市も同じです。大きな病院が複数ありますが、手術となると、どこも1か月以上待たされます。患者の人数も多いのです。

    私は手術まで1.5か月待たされました。転移しちゃうんじゃないかと不安で夜は眠れなくなりました。がん友さんも同じく不安にたまりかね、主治医にギャースカ訴えたら、手術室の空いた日を探して手術を早めてくれたそうです。えっ、そんな裏技があったのかっ!ムキーッ(`皿’)となっちゃいました。

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