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from: 改革フォーラムさん

2011年02月09日 17時30分35秒

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理念なき御都合主義

―本音(権力欲と名誉欲)と建前(平和主義・人道主義、広布達成のため等)の間で―公約の反古は当たり前、政治理念もコロコロ変わるカメレオン政党その「心」は

―本音(権力欲と名誉欲)と建前(平和主義・人道主義、広布達成のため等)の間で―
公約の反古は当たり前、政治理念もコロコロ変わるカメレオン政党 その「心」は?

[国民・新会員向け建前]
・「庶民の党」「清潔で公正」「世界平和主義」(公明党公式サイトより)
・政教分離→会員の政治活動は自由

[会員向け建前]
政治活動は広布の戦いの一環。だから、選挙で公明党を支援することは仏道修行であり、功徳がある。

[ホントの本音]
・「権力奪取」(池田の権力欲の充足)→池田自身が『身延相承書』で説くところの「国主」または『観心本尊抄』で説くところの「賢王」となって広布を達成する、あるいはその師匠=国師となるという「宗教的権威」の獲得という側面もある。これは、上記会員向け建前とも合致
・池田先生をお守りするための党(元公明党委員長・矢野絢也『週刊新潮』H22.3.11)

●創価学会・公明党には、(中略)時代と民衆の要望を口実として、どのような原則をも状況次第によっては変えるという政治的作為の論理が、いつもその底流にあるといわなければなるまい(藤原弘達『創価学会を斬る』)
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イラク派兵に対する公明党の態度と照らし合わせてみて、この指摘はあまりに的を射ていたと言えまいか。(参議院議員・平野貞夫『月刊現代』H16.5)

●違和感を覚える学会員がいても、変化を進化と捉える上層部が、「お前たちの言うことは時代遅れだ」と説得すれば、結果的にそれに従うのです。教団では、上層部の指導に従わないと自分の人生を「全否定」することになる。創価学会員は自分で自分を説得するのです(公明党三役経験者発言『文藝春秋』H15.8)
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コロコロと政策や政治行動が変節する公明党。それでも学会は公明党を支持し、学会員は学会組織の指示に従う。宗門から破門された学会は、これまで宗旨の根本と会員に教えてきたことを完全に否定した。それでも、多くの学会員が学会についてきた。宗教的信念さえ、簡単に捨て去る学会員であれば、公明党の変節など、取るに足りない些事なのであろう。かつて佐高信氏は「公明党は自民党の"下駄の雪"」と評したが、学会員は学会(池田大作)の下駄の雪である。

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from: 改革フォーラムさん

2011年02月12日 19時28分55秒

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「Re:理念なき御都合主義」
「総体革命」と自公連立(仮題)

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―正体を現した「自民党の別働隊」―

(ジャーナリスト・溝口敦『フォーラム21』H15.12.1抜粋)

 名誉会長・池田大作が唱える「総体革命」とは創価学会が天下を取るという状態を指す。池田はどのような施策を推進したいかといった具体的な政策を持たない。したがって政策の遂行は目的になり得ず、「総体革命」は単に政権をほしいままに牛耳れる状態への憧憬を内実とする。
 すなわち総体革命はせいぜいこれまで創価学会・公明党を「いじめた敵陣営をひどい目に遭わせる」といった程度の「政策」しか持たず、本質的には無内容である。政策はどうでもいい。政権の維持だけが眼目であり、政権の一角を占めるという状態こそ全てなのだ。そのためにイラク派兵や年金改悪など、公明党は自民党以上に悪政推進に荷担する。客観的に、右傾化への加速要因として公明党は存在するといって過言ではない。
 創価学会が単独で天下を取れないことはほぼ確定的である。そのために創価学会・公明党はつねに勝ち組に寄生する。ふつうパラサイトは安楽に寄生し続けることを目的とするから、自民党なら自民党という宿主は倒さない。宿主を倒せば寄生が成り立たず、共倒れになることが自明だからだ。
 だが創価学会・公明党の歴史に明らかなように、彼らは意図しようとしまいと関係なく、手を結んだ相手を滅ぼす。おそらく自民党は手を結ぶ相手としては最大で、最後となる勢力にちがいない。今後の展望として民主党への政権交代が、予想されるが、選挙戦で民主党が戦い、勝つ相手は「自民+公明党」の合体相であり、公明党を政権に入れなければならない必然性はないからだ。
 公明党はかつてヌエ的とかジグザグ路線とか、その定まらない政治姿勢を揶揄されてきた歴史を持つ。だが、創価学会・公明党はもともと自民党そのもの、あるいは自民党の別働隊だったと見ることはできないだろうか。彼らは主に社会的底辺層に幻覚を振りまくことで、革新政党に票が流れることを阻止してきた。もちろん社会的底辺層の政治的な要求をすかしなだめ、ごまかし、裏切り、その票を掠め取るばかりか、隣人の票を掠め取るようこき使った。児玉誉士夫が喝破したように創価学会が日本の「革命」を阻止するダムになった。
 今、自民党と一対一、さしで連立を組むのは単に正体を現したということでしかなかろう。彼らを護憲の党とか、清潔、良識の党などと見ていた方がバカだったにすぎない。しかしそういう幻想を抱いた者のうち最大の被害者は学会員である。彼らの生活を顧みれば、いかに創価学・公明党が彼らの政治的、経済的利益を裏切ってきたか、年金改悪一つ見ても明らかではないか。彼らは創価学会・公明党に対決しないまでも、遠からず無党派層に転じ、低投票率の中でも投票所に出かける学会員であることからドロップアウトするにちがいない。

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