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from: A子さん
2011/02/26 01:16:58
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娘の嘘〜その1〜
こないだの朝、娘とケンカしてしまった。
いっつもいっつもいっつも
「時間を意識しなさい」と言っているにもかかわらず
8:05に家を出れない。
朝はそれなりに早く起きているのに、ぼーーーっとしている。
集団登校をしていることもあるので待ち合わせ時間に行っていないと他の人に迷惑がかかる。
なので
「今度8:05に家を出れなかったら3DSは売りに出す」と約束していた。
それでも8:05を過ぎても漫画を読んでいた。
腹を立てて「もう約束守れないなら3DSは売るから!」と言ったら
火がついた様に(それはもうヒステリックに)泣き喚いた。
彼女の絶望は止まりそうになく、泣き止みそうにないので、
そのまま
「じゃあ、もう心行くまで遅れなさい!」
「恥ずかしい思いをして遅刻してみればいい!」
と言い捨てて私はとっとと会社へ行ってしまった。
(夫は夜勤で家にいる状態)
で、私が会社から帰って娘に今日は遅れたか?聞いたら
案の定、皆が揃っている教室の中へ遅れて入って行ったらしい。
しかし
母「担任の先生になんて言ったの?」
と聞いたら
娘「病院へ行ってました」と、つい言ってしまったとのこと。
とほほ…。
母「8時過ぎから開いている病院があるか!」
というと娘
娘「そうなの?」とおろおろ顔。
母「先生はお前が嘘つきだって思ったと思うよ」
そう言うと娘の顔が歪む。
娘「だって、恥ずかしかったんだもん」
母「‘恥ずかしい人’より‘信じてもらえない人’の方がよっほど恥ずかしいよ、どうすんの?」
私も私で娘に嘘をつかせてしまったことの責任を感じ、
どうしようかと夫に相談した。
すると普段は優柔不断なことしか言わない夫が、この時ばかりは
「正直に先生に謝るべきだ」と頑なに主張した。
それは確かに正論だけど、そんな勇気は大人でも難しいよ。
…でも、やっぱりそれが正解だろうな…と決意する。
その2に続く。サークルで活動するには参加が必要です。
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コメント: 全2件
from: A子さん
2011/02/26 01:33:04
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「娘の嘘〜その2〜」
母「明日、先生に謝ってきなさい」
そういうと娘が「絶対、無理!」と。
そこで考える。
あまり強要すると逆に
(先生に嘘をついたことをお母さんに正直に話したからいけなかったんだ)
と思われやしないか…と。
なので頭ごなしにではなく
どうすればいいか…ということを3人で話し合う。
お友だちのいない職員室へ行くという提案も
他の先生がいて恥ずかしいから嫌と娘。
で結論として。
「手紙ならばいいのではないか」ということになった。
娘はそれから1時間くらいかかって手紙を書いた。
手紙の書き出しが「こんにちは」?
とかちょっと思ったが、彼女の書きたいように書かせたら
思わぬ大作に仕上がっていた。
なんとなく胸を打ってしまって
「これなら先生、分かってくれるよ」と。
そして、寝る時、布団の中で聞いてみた。
母「道徳でやった‘ねずみの話’ってどんな話?」
すると、「ねずみが友だちに嘘をついて心がちくちくする話」だという(長くなるので割愛)。
母「でも抜けたならよかったね、●●は勇気があるね。
お母さんも小学校の時に嘘をついて〜いうことがあって」
(私の嘘つき体験…これも長くなるので割愛)
…けれど私の場合は正直に「ごめんなさい」が言えなかった話をした。
だから今もそのことが忘れられず棘はずっとささったままだ…
お母さんもちゃんと●●みたいに「ごめんなさい」が言えてたら良かった…と。
すると「大丈夫だよ、お母さん」と逆になぐさめられたりして…笑
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from: A子さん
2011/02/26 01:56:56
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「娘の嘘〜その3〜」
翌日、娘はきちんと一人で起きて、8時には支度を整えていた。
その日は格別、夫婦揃って笑顔で玄関から見送りに出す。
そして夕方、
私が仕事を終えて帰途につくと
校庭開放後の娘が、私の職場に向かって歩いて来るのが目に留まった。
声をかけると明るく「おか〜さ〜ん!」と走り寄ってくる。
その晴れやかな表情を見て、
「ああ、手紙出せたんだ…」って分かった。
朝に出して、お昼休み先生から
「ちくちくは全部なくなった?」と聞かれたという。
娘は「はい」と答えたと。
娘は私にこうも言った。
針は20本くらい刺さってたけど手紙を書いたら19本抜けた。
そして手紙を出したら最後の1本がぱぁ〜っと抜けた…と。
「沢山、勇気がいったでしょう?すごいね、●●は。
大人でも沢山嘘はついちゃうんだ、
だから●●も、これからも嘘をついちゃう時は絶対にあると思う。
でも【どこかで思い切って謝る】勇気は絶対に必要なんだよ」
…と。
すると娘は「もう大丈夫、嘘ついてを謝るより、嘘をつかない方が楽だね」と。
昨日ヒンヒンしながらずっと「嘘なんかつかなきゃ良かった」と
一人ごちていた娘を思い出す。
良い経験をしたとも思えるけど、
本当はこんな嘘をつかせる状況を作らないのがベストだったんだよなぁ…↓↓とも反省し、自分の所業について多少私もチクチクと後ろめたい思いになる。
家に帰って少ししたら、先生から電話が来た。
先生の迅速な対応にひたすら感謝の言葉を述べるとともに
遅刻をさせ、嘘をつかせてしまった私の対応の悪さを謝る。
先生はきちんと私のことも、娘のことも理解してくれていた。
その優しい対応に今度は私のチクチクが抜ける。
娘はこれからも遅刻はするだろう。
これからも嘘はつくだろう。
大人になる中で、ピュアな心はどんどん汚れ、麻痺し、
自分への弁解の言葉を覚え、すり替え、
嘘を正当化することすら覚えるだろう。
でも
「正しい事は何か」「本当はどうあるべきか」は
いつまでも持っていて欲しい。
仮に嘘を正当化することをあっても、
そのことを気付く客観的な自分も常に心の中のどこかにいて、
嘘をついた罪悪感はきちんと背負える人間でいて欲しい。
そう思いながら、取り敢えず
夜、眠る前に娘へ明日の3DSの権利を返してあげた。
(ただし執行猶予中、次に時間が見れなければ没収)
娘は明日に期待を膨らませ、眠りについた。
今回のことが良い経験として記憶に残ってくれれば良いと
祈る気持ちで、今はいる。
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