いつもメインギターとしてヘッドウェイのHD-101を使っているが、どの弦もバランスよく響き、サスティンが長い。鳴る、のである。
シトカスプルース単板とローズウッド単板のD-28タイプです。これが気に入っていたのですが、最近ちょっと評価が変わってきた。
ストロークでジャラーンとやると、どうも倍音がたくさん出てきてやかましいと言うか、騒がしいと感じるようになりました。

一つ一つの音は好きですが、全弦の音を出すと音がごちゃ混ぜの感じがするのです。

そこへ行くとかつてのメインギターだったS.yairiのYD-105はマホガニーらしく、甘く、控えめな感じの音なのだが、ずっと音の分離が良い。ジャラーンとやってもきれいな感じがするのです。余計な音が出ないと言ったらいいだろうか。

メインの座を追われてひねているかと、若干後ろめたい気分もあったが、やはり魅力ある音だ。弾き語りの「語り」の部分には欠かせない音です。今はEXTRA LIGHTを張っているが普通のLIGHTゲージに戻してみよう。もう少し力強さが出るはずだ。

ピアノでもヤマハのあの倍音たっぷりの音は艶かしくていいのだが、スタンウェイのように素直に真っ直ぐ出る音もいい。