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アコギな世界

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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2009年12月18日 18時31分36秒

    icon

    ばあちゃんからもらったオールドGIBSON?


    John Denverみたいな幸せを子供や孫に……
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    ばあちゃんからもらったのがOld GIBSON Guitar。
    そんな幸せな子供だったのが、かのJohn Denver。

    〔This Old Guitar〕という、彼の歌でも
    Guitarとの出会いや、ギターがもたらしてくれた
    幸せな出来事が語られているけれど、
    幼年期に手にしたオモチャがGIBSONだなんて
    すごくうらやましいと思う。

    Johnは、ライブ版などで
    『小ちゃい頃、ばあちゃんからFホールタイプのGIBSONをもらった』
    と語っているが、かのアメリカなら
    そんな話はきっとよくあることなのだろう、

    と同時に、
    家族や親戚に音楽やアコギをする人がいて
    彼らから愛用のアコギを譲られて
    それを弾き続けていくというのは
    なんて素敵なシチュエーションだ、とも思う。

    さしずめ日本なら、
    親父から譲られたYAMAHAの
    国産オールドアコギ〝赤ラベル〟を
    今でも大切に弾き続けています、てな感じか。

    家族で音楽をする趣味があるのは幸せだ。

    先日も、
    いつも行く、〔S楽器〕に
    よく似た顔の親父と息子が来ていて
    しきりに値段の下がった、MARTIN D-28
    二人して見ていた。

    自分と同じ年回りの親父は
    この不況下でありながら例年通りのボーナスが
    入ったかなにかで
    趣味が同じ息子に、X'masプレゼントとして
    MARTINを贈ろうとしていたのかもしれない。

    にくいことする親父だ!
    かつ小憎らしい。
    かつ羨ましい。(^0^;)

    今、
    子供がいる、孫がいる、というアコギ弾きなら
    愛用のアコギを彼ら彼女らに引き継ぐことができる、
    可能性がある。

    残念ながら、
    ワシの息子二人はアコギに興味がなく
    ワシの集めたアコギが、ワシが黄泉に旅立ったのち
    果たして未来の子孫に伝わるのかどうか…。

    そ〜んなたいしたアコギでもないけど
    毎週月曜の大型ゴミの日に
    町内会の収集場に捨てられていたら
    痛ましい。

    親が集めた書画・骨董のたぐいを
    価値の分からぬ子供・孫が売っ払う、という話は
    「何でも○定団」で良く聞く。

    あんなに好きで弾いていた親父のアコギを
    二束三文で売り払い、刹那の銭をフトコロに
    飲み・打ち・買う肉親に、あの世からの悲痛なメッセージは
    届かないものだろうか。

    書画・骨董とは違い、
    楽器は、愛用したひとの肉感の痕跡を残すものだ。

    どんなに日がな一日眺め続けても
    古備前の壺に穴は空かない。

    その点、
    ボディのピックの弾き傷、指板の減り、
    トップの汗じみ、サウンドホール内の匂い、
    ネックのカポダストキズ、ヘッドの当てキズなど
    アコギに残された、持ち主の痕跡は生々しい。

    Clarence WhiteのギターがTony Riceへ、
    みたいに、名人が使った名器は
    伝説を伴って受け継がれていく。

    ワシら一般人のそれなりのアコギも
    できるなら次代に引き継ぎたい。

    たとえ、
    NetショップやNetオークション、あるいはUsed店を介して
    まったく見知らぬ人の手に渡ったとしても
    弾き続けられるなら、
    苦労して手に入れた甲斐があるというものだ。

    長い間倉庫に眠っていた
    弾き手のない古いアコギが
    ふとしたきっかけで見つけられ、市場に出る。

    恐らく70年〜80年代の
    そんな国産オールドアコギが
    いま、Netオークションに沢山出品されている。

    バイオリンやビオラを造っていた同族会社の
    楽器メーカーが、勃興著しいフォークブームに乗って
    アコギづくりも手がけるようになった。

    一つの会社は大きな戦争を境に
    いくつかの系列企業に分化していき
    それぞれが独自の楽器づくりを展開。

    そんなあるメーカーのあるオールドアコギ。

    ブームの刺激を受けた持ち主は、
    まずはカタチから、と、
    教則本・音叉・カポダスト・クロス・ストラップなどを揃えた。

    ところが、
    昔から飽きっぽかった。
    〝人まねばかりして〟と母にはよく言われた。
    部活の先輩には、アコギが弾ければ女にもてると、そそのかされた。

    案の定、
    手頃な価格のアコギを買ってはみたものの、
    結局薬局特許局、見よう見まねでスリーコードを
    覚えただけで、〝オレにはやっぱり無理!〟
    とほっぽらかし、ケースごと物入れにぶち込んだ。

    そしてそのまま時は流れて三十年……。

    洋画によくあるエピソード。
    隠れん坊していた子供が
    物置で何かを見つける……放蕩しすぎで家出したと噂で聞いた
    親戚の叔父さんの〝国産オールドアコギ〟。
    ほこり臭い物置の隅っこに立て掛けられていた
    黒いギターケースを見つけるわけだ。

    開けてびっくり玉手箱。
    ボディとサウンドホール回りにアバロンバインディング。
    指板のポジションマークもスクエアのアバロン。
    ヘッドストックにフラワーポットのアバロンの見事な螺鈿細工。

    しかし、
    悲しいかな子供の通報を受けた親に
    アコギの趣味はなく、かつ、その価値さえも判定できなかった。

    やがて、
    その国産オールドアコギは
    フルセットでリサイクルショップに持ち込まれ
    二束三文で引き取られる。

    わずかな銭でも
    その親子がMacでジャンキーなランチを
    しばくには充分で、
    哀れアコギは流れ流れて
    Netオークションという大海に漂う身となりにけり。

    リサイクル店で無情に買い叩かれるくらいなら、
    自分の子供や孫、音楽好きな親戚の某(なにがし)に
    (もちろん)タダで譲りたいと思いませんか。

    ワシの親父はアコギなど弾くような人間ではないが
    もしも、若い時、ガットギターで
    古賀メロディーでも弾いていて
    使わなくなった〔木曾スズキ製〕の一本を
    譲ってくれる、なんて言ったら
    ワシはこそばゆい気持ちながら
    すんごく嬉しいだろうね。

    アコギって
    どんなに安物の一本でも、
    けっこう音は鳴るもので、
    それなりの部材を組み合わせて作られていれば
    楽器としての存在感は、あるものだ。

    リサイクルショップから救出した
    三千円のアコギであっても
    上手な弾き手が、ひとたび手にして弾き語れば
    たちまち無敵のカラオケ装置。

    どんなにどんなに傷ついていても
    ボクはちっとも気にしない。
    どんなにどんなに匂いがしても…
    いや、煙草の匂いは好きじゃない。

    部屋の中に一本アコギが置いてあるだけで
    ただのインテリアというより
    その部屋に暮らす人のゆとりある生活が想像できる、
    ライフスタイルアイテムになる。

    ♪ボクの古いギターは愛を唄うことも
    笑い方も泣き方も教えてくれた♪
    ♪ボクの古いギターが彼女と巡り合わせてくれ
    人生と愛すべき多くのものを与えてくれた♪

    ※John Denver〔This Old Guitar〕 より抜粋要約。

    ばあちゃんからもらった古いGIBSONを手に
    John少年は聞き覚えた古いフォークソングや
    カントリーソングを弾き語り始めた。

    気まぐれな子猫は友達になるけれど
    一緒には歌ってくれない。
    可愛い子犬をエサに彼女気を引くことはできるかもしれないが
    振られた彼女に捧げる歌を作る手伝いはしてくれない。

    アコギを部屋のインテリアに使う。
    弾けないけど飾っておく、というのは
    〔絵は描けないが好きだから飾る〕ことと同じか?

    彼の部屋に入り、壁の絵を見て、
    「絵、描けるの?」って聞く人はいないよね。

    アコギがギタースタンドに鎮座している。
    ルックスの良い、そこそこの造りのアコギだったとしたら
    「アコギ、弾けるんだ?」
    って聞かれるのは、ごく自然なこと。

    子供にも孫にも、自分のアコギを引き継げないというアナタ。
    知り合いの子供達で〝かあちゃん、オレ、ギター弾きたい〟
    と言っているよなのは、いませんか?

    アコギの蘊蓄をひとくさり語りながら
    愛用していた一本を、さりげなくプレゼントしましょうよ。

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    kuni ルパン

  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2009年12月16日 18時01分27秒

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    一度聞いたら忘れられない声の持ち主


    神が与えた歌声と自然が生み出したアコギのコラボ……
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    持って生まれた人の声はかんたんには変えられない。

    もちろん、
    少年の声変わりや酒と煙草でやられた飲み屋のママのだみ声もあるが、
    その人の声、あるいは歌声というものは
    やはり〝天からの授かり物〟なのだろう。

    一度聞いたら忘れられない歌声というのがある。
    単に上手なだけでなく、個性的で印象的なその声は
    別の歌を唄っていても、「その人」だとすぐ分かる。

    桑田佳祐・福山雅治・山崎まさよし…など、
    物真似をされるようなシンガーは
    誰も彼も、忘れられない声の持ち主だ。(-_-)

    その一方で、
    どんなにキレイで上手な声の歌い手でも
    なぜか記憶に残らない「声質」の人もいて
    顔と名前が一致しないばかりか
    歌そのものが、人の心に刻まれることがない場合も多い。

    いくぶん早口で、かつ、こもっているかすれ声…。
    それがワシの声質だ。
    録音した自分の声はおせじにも、「きれい」だとか
    「渋い」だとか言われることはないだろうな、ってずっと思ってきた。

    録音した自分の声を聞いても
    まったくの他人が聞いたのと同じ印象にはならないよね。

    鏡に映った自分の顔をどれほど見続けても
    物心ついてから付き合ってきたこの〝お面〟に
    客観的な感想は述べられないのと同じことだ。

    アコギのフレーズ(弾き方や音づくり)にもその人らしさがあって、
    Doc WatsonはDocなりの、Tony RiceはTonyらしいフレーズがある。
    意図的に他者のコピーあるいはカバーする以外は
    どうしても、自分の癖がでるのだろう。

    吉田拓郎の歌は、提供した他の歌手が別の声と節回しで歌っても
    やはり〝拓郎節〟が随所に感じられ、
    中島みゆきの歌は誰かが唄っても〝みゆき作〟と予想がつく。

    極端なナルシストでも無い限り、
    「もしも別の声に変えられるとしたらどんな声がいい?」
    なんて質問したら、誰しも興味を示すんじゃなかろうか。

    好きなシンガーの声になりたい、とは限らない。
    他でもない、この先、一生付き合う自分の声だから、
    〝聞いていて心地が良い〟のと〝自分らしい声〟
    とは別の声を選ぶのでは。

    日常会話のしゃべり声ではなく
    こと歌声に関しては、こんな〝空想〟が面白い。

    こんな声になりたい…σ(^◇^;)

    まず高音は、井上陽水よりは、やはり松山千春がいい。
    クリスタルキングみたいなのは癇に障る。
    低音部は吉田拓郎か、古井戸の加奈崎芳太郎くらいがいい。

    中音部は、
    そうだねー、加川良…かな。

    とても同じ人間の声とは思えない
    七色の声音が紡ぎ出す
    変幻自在のニューシンガー登場!

    どこといって特徴のない平凡な声というのは
    ぜひとも売れたいと願う歌手としては、やはり分が悪いが
    誰もが無理なく歌える名曲を残せられれば
    その曲だけで一人歩きできるから、その意味ではラッキーである。

    十人並みの平凡な顔立ちの人が
    絶世の美女・美男とくっつくこともよくあることで
    いわる〝美人は三日であきるが…〟の喩えは嘘ではない。

    いっちゃ悪いが、
    なんの特徴もないのっぺらな容貌で
    すんごい歌声を披露されても
    ワシとしては素直に〝すごい!〟とは拍手が贈れない。

    〝いかにも〟ってのが好きなのだ。^_^;

    今の千春のあの容貌・容姿・キャラゆえに
    数々の名曲が名曲たり得るのだ。

    ドリカムの吉田美和のあの大口だからこその、あの歌声なのだ。
    泉谷しげるのあのキャラゆえの〈春夏秋冬〉なのだ。
    ケメ(佐藤公彦)のあのホモキャラゆえの〈通りゃんせ〉ではないか。

    ただ、
    アクの強い顔が一般大衆の支持を得られにくいのと同様、
    イヤミでアクだらけで不快感に胸をかきむしられるような
    歌声が〝好き〟という人は、よほどの変わり者。

    ごくたまにいかにも〝悪相〟といわずにいられない顔に出会うことがある。
    その顔を見たとたんに、〝うわー、なんて悪相…〟…そう心で叫んだ。(-_-#)

    その人にも親にも責任はない。
    複雑にからみあった生物学的遺伝的融合反応の結果としての
    その顔は、
    けっして本人のせいではない。

    人の心持ちが表情に表れるように
    人の歌声も心の持ち方・あり方が如実に影響している。

    大きな鬱屈を抱え粟立つような苛立ちの中で、
    ロマンチックでメロウなバラードを唄い、
    人を感動させられれば一流だ。

    悩み多き人や辛い苦労を重ねてきた人が、
    切々と感動的な歌声と表情で
    聴衆を感涙の渦に巻き込むことは、もちろんある。

    が、
    たとえ、素人の手慰みと言われるような
    宅弾きの弾き語りストであっても
    アコギを抱くときの心持ちは、調えておかなけりゃならない
    と思う。

    「好きなモノは先に食べる派?最後にとっておく派?」
    ……ワシ…、とっておく派です。
    というよりも、いやなこと、どのみちやらないばならないことは
    先に済ませておきたい派、です。

    〈A型の牡羊座〉だからか…いや、関係ないか。-_-#

    心に積み残したことを鬱々と抱えながら、一瞬間だけすべてを忘れ、
    アコギに没頭……できません。
    それができないから、いくつになっても〝永遠の小物〟。なのかも。

    「年忘れ」と称して、この一年の失敗や心残りはいったんきれいに御破算にして
    また新たな気持ちで新年から始めよう。
    日本人らしいご都合主義というなかれ…。

    どうにも行けない行き止まりのどんづまりに
    最悪の事態を回避するための庶民の知恵として
    これほど便利でありがたい風習はない。

    今年も大掃除のシーズンです。
    敷地約70坪、延べ床約40坪の我が二階屋。
    4LDKの家中を大掃除するのがワシの役目。

    年末年始も勤務シフトのカミさん、
    家事についてはまったくの戦力外である二人の息子達。
    その手を借りたい猫もいない我が家の大掃除要員は
    ワシ、ただ一人。

    正味一週間の年末年始休みのうち、
    前半2日間を大掃除にあて、
    大晦日と元旦の年越し膳とお節の食事以外は
    すべて、アコギの弾き語り練習にあてたい。(^o^)

    友達もなく、知り合いも少ないため
    めったに来客のない家なので、
    世間も休眠する年末年始は、アコギ弾きには絶好。

    今夜あたりは雪になりそう。
    ここよりも北の地域はすでにかなりの積雪。
    寒気の風向き次第で、降雪エリアが微妙に変わります。

    峠を一つ越えた、向こうとこちらで晴天と吹雪の天候違い。
    なんてことが普通にあるのです。ここらあたりは。
    西からやって来た雪雲が、どの風向きで山脈にぶち当たるかで
    住むエリアが違うと、まったく違う天気になるんだ。

    まるで、
    冬の日本海と太平洋側の天気のような違い。

    でも必ず、X'mas には雪が降る。
    絵に描いたようなホワイト・クリスマス。
    きれいなイメージだけを描いてはいけない。
    吹雪いたら目も開けられない。

    「ホワイト・クリスマス」じゃなくて(>_<)「ホワイト・アウト」だよ。

    雪がクリスマスの演出なんていうのは
    人間の勝手な都合で、ちょうどいい降り方になれば
    恋人たちにはうれしいだろうけどね。

    声帯の老化によって高音が出にくくなったり
    いかにも老人声になるのは仕方ないけど
    その人の声の本質は一生変わりがない。

    年を取っても歌い続けている歌手が
    老化分を差し引いても
    相変わらずのいい声で歌っているのを見ると
    歌好きはやはり歌い続けるのがいいようだ。

    アコギの音色の違いが良く分かる訳じゃないけれど
    弾くアコギと声との相性って、きっとあるに違いない。
    全音のバランスが良くてカラリとしたアコギなら
    やはり鈴を転がすような女性に弾き語りしてほしい。

    野太い低音が魅力の歌い手なら
    ボディ厚のドレッドノートでズずーんとベースを強調して
    ゆっくり粘っこく歌ってほしい。

    MARTINの000タイプなら、やはり
    小柄で可愛くてキュートなキャピ声の
    女の子なんかなら、言うこと無し。

    「名は体を表す」とかいうが、
    容姿や体格の印象と声とは必ずしも一致しない。
    これは以前にも書いたことだが、
    弾くアコギのタイプと弾き手のビジュアルと声が
    見事なまでにピッタリだと、思わず〝さぶイボ〟が出る。

    着付けないスーツで身の置き所がない
    就活中の大学生にならないように
    手持ちのどのアコギを抱えても、しっくりぴったり来るような
    そんな楽曲を選り分けながら、今週末も、弾き語りましょうよ。(*_*)

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    kuni ルパン

  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2009年12月09日 18時32分31秒

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    三つ指が三つ巴のバトルを繰り広げてる



    今夜はツーフィンガー? それともスリーフィンガー?
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    ウイスキーの飲み方じゃないよ。
    フィンガーピッキングの話です。
    ※Pho.引用→Image Source

    スリーフィンガーピッキングを先に覚えてしまうと
    ツーフィンガーピッキングはやりにくくなる。
    ツーフィンガーピッキングで弾いていた人は
    スリーフィンガーだと、どの指でどの弦を弾いていいのか
    分からなくなって、こんがらがるそうだ。

    スリーフィンガーのTAB譜には
    弾く指の指定があるので、ゆっくりそれをなぞって練習すれば
    そのうち意識しなくてもスリーフィンガーで弾けるようになる。

    また、
    TABのパターンによっては
    変則的な弾き方の場合もあるが、それとても
    基本的なスリーフィンガーピッキングパターンの応用で
    たいていは無理なくこなせる。

    よどみなく流れるような華麗なスリーフィンガーは
    見ていても弾いていても気持ちの良いもので
    それが響きの良いアコギなら、適宜、ベースランを入れることで
    さらに表現力が倍増する。

    指四本を駆使するアルペジオや
    アルペジオ+ブラッシングの↓↑の組合せパターンと比べても
    スリーフィンガーが上手いと、見ている人から
    〝おっ!なかなかやるね〟なんて言われたりする。

    フィンガーピッキングの上手な人を見ていると
    ローコードからハイコードへのチェンジがスムーズで
    ハイテンポな曲でも濁りのないピシッとした音を出すので
    いつも自分の場合と比べて、感心することが多い。

    Doc Watsonのアコギインスト「Doc's Guitar」は、
    スリーフィンガーを覚えた人が一度は弾いてみる名曲だが、
    なかなかDocのようには弾けはしない。

    たいてい、
    こまかい音のフレーズを飛ばしたりごまかしたりで
    適当にお茶を濁してはいないかい?

    ワシがスリーフィンガーをやるときは
    サムピックを着けて弾くが
    それに加えてフィンガーピックを着けて弾く人もいる。

    ワシもBanjo用の金属ピックを持っているが
    それをアコギに使うことはまったくない。

    持ってもいないし弾いたこともないが
    12弦アコギを弾くときには
    指三本ともピックを着ける方がいいのかも。

    駅のホームで雨傘のゴルフ練習。
    よく見る風景だが、
    同じように、スリーフィンガーの練習に夢中になって
    街中でつい〝エアー・スリーフィンガー〟をしていたら
    一緒にいた知り合いから「腹がかいーの?」なんて
    突っ込まれたことがあった。

    イメージトレーニングじゃないけれど
    なにかにつけて三本指をちょこまか動かしていると
    実際にスリーフィンガーピッキングするとき
    けっこう上手くいけるので
    〝エアー……〟も馬鹿にしたものではない。

    フィンガーピッキングの場合、
    ワシはたいていピックガードに小指と薬指を置いて弾く。

    ピックガードに指を置かないで弾く人も、もちろんいるが
    ミディアムテンポ以上の曲だと
    指置きの方式が、安定していて良い。

    フィンガーピッキングはフラットピッキングと比べて
    低めの弦高、強すぎない弦のテンション、細めのネック。
    という設定の方が弾きやすい。

    かのMorrisがフィンガーピッキングに適した
    アコギシリーズをラインナップしていて
    いつも行くS楽器にも展示してあるが、なぜかまだ試奏したことがない。

    このシリーズの持つ、
    フィンガーピッカー向けのさまざまな工夫は
    カタログ情報からだけでも、その弾きやすさ感が伝わってくる。

    低音弦の親指押さえはもちろんのこと、
    人差し指と小指を最大限に広げた、驚異的な運指など
    フィンガーピッキングは手の大きい人の方が有利な気がする。

    さらに、
    指が長くて、関節が柔らかければ言うことがない。
    右手の〝エアー・ピッキング〟同様、
    左手も、常に、イカ・タコの脚のごとく
    〝エアー・フィンガリング〟をしていると、関節が柔らかくなって
    具合が良い。

    左手の指の中でも、小指というのは
    フィンガリングでは重要な役目を担っている。
    と同時に、小指はなかなか鍛えられない指でもある。

    〈小指の(役目は)重いでー〉…なんて
    ダジャレが思い浮かぶほど、
    日常のアコギ練習で小指を鍛える方法ってないものだろうか?

    2フレットと6フレットみたいに離れた音
    を弾くのにご登場いただく以外は
    小指を使わず
    他の四本で代用処理してしまっていることないですか?

    つい最近も、
    どうしても小指の出動が必要なフレーズで
    何回も反復練習していたら、
    案の定、〝ピキッ〟ときてしまった。

    ピアニストなんかは、もうそれこそ
    両手両足フル活用ですから、
    常にまんべんなく鍛えられるけど、
    アコギの場合は、ワシクラスのレベルでは
    小指をより意識的に稼働させる必要がある。

    人差し指→中指→薬指のトリオのコンビネーションは上々なのに
    薬指と小指の、イキが合わないので苦労する、という感じかな。

    加川良の歌に「小指ちゃん」というのがあって、
    歌詞中に、親指→パパ、人差し指→ママ、中指→叔父さん、
    薬指→ボク、小指→フィアンセの彼女、っていう擬人化表現がある。

    この例で言えば、
    婚約したものの、結婚前のカップルの仲が
    どうもしっくり来てない、ということになる。

    「小指ちゃん」は、いつもは控えめなおとなしい娘なのに
    デートになると、どうも彼とのやり取りがギクシャクしてしまう。

    これはもう、毎日毎日会って、心を通い合わせるしかない。

    小指と薬指の分離は難しく、
    小指の動きにつれて薬指はくっついてくるので
    なかなか別の動きで弾きこなすことができない。

    ま、
    練習あるのみなので、
    筋を引きつらせながらも弾き続けることにしてます。

    〈ラグタイム〉は昔から一度はチャレンジしたい
    フィンガーピッキングの奏法だが、
    輸入楽譜を買ったまま、ついぞ手を着けられないでいる。

    これが上手く弾けるようになると
    〝アメリカンな大人の曲〟てのがとてもかっこいいのにね。

    限られた練習時間の中で好きな曲、やりたいジャンルを選んでいると
    どうしても偏りができるが、かといってどれもこれもつまみ食いで中途半端になると
    心の中に不満が出てしまうので、
    いきおい最近は、フラットピッキング→70年代フォーク(千春・みゆき・かぐや姫・ユーミン・その他フォーク)の繰り返しになる。

    本当は、
    これに、Doc WatsonやJohn Denver、Jim Croce、Simon&Garfunkleなどを
    加えたいのだが、それもままならない。

    学生時代の退屈な講師の90分講義が
    あれほど苦痛だったのに、
    好きなアコギの練習での2コマ3時間なんて、あっという間だ。

    週末にどうしても片付けなければならない
    家事の負担や食事と睡眠の時間を除けば、
    アコギのために割ける時間は4〜5時間もない。

    吉田拓郎の「老人の詩(たくろうがLive版で唄っている〝青春の詩〟の替え歌)」
    じゃないが、
    ♪若者があと三十年生きるなら、老人はあと二、三年しか生きられないだろう♪
    というのは避けられない現実だ。

    準備体操無しにスポーツをする人はケガをします。
    フィンガーピッキングで「小指ちゃん」が、〝ピキッ〟てならないように
    練習前には、〈でたらめフィンガーピッキング〉でウォーミングアップしましょう。

    G→C→D→Bm→C→G→D7→Gみたいな
    でたらめらコード進行で、とにかくやたらと指を動かして
    関節を柔らかく、かつ、手自体のの温度を上げてから
    本番の練習に入ろう。

    この辺の真冬は
    外気温が-15℃くらいでも
    家の中は+20℃くらいになってます。
    それでも、
    手足などの末梢血管は身体の中心部よりずっと冷えやすいので
    十分に温まらないうちにいきなり練習曲弾くと、
    あまりの下手さ加減に、テンションがダダすべりになってしまう。

    とにかく集中、集中。
    アコギに向かい合える時間が確保できたら
    最低10分はウォーミングアップをして、
    あとは、その日の気分に合わせてジャンルを選択。
    さらに反復練習中のテーマはできるだけ毎回続けるように。

    限られた時間の中で、
    いかに〝心豊かな気持ち〟でアコギと付き合うか、ですね。
    大切なことは。

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    ルパン kuni

  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2009年12月08日 18時50分45秒

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    勝った負けたと騒ぐじゃないよ〜♪


    Netオークションの醍醐味、そして泣き笑い……
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    今年の、アコギ新規入手はもう打ち止めって決めてたけど
    Netオークションで〝出物〟があると、
    ついついチェックしたくなってしまう。

    悪い癖だ。

    先週も二件入札して、見事に敗退。
    もう予算に余裕がないので、
    どこまでも最後まで、競合者と入札で張り合う余裕がないのだ。

    それでも、
    「こりゃー、出物だな。このまま見逃すには惜しい!」
    というような〝ブツ〟を見つけてしまうと、
    「欲しいー、弾いてみてー」と思わさってしまうのが
    因果といえば因果の、因果帝国、だ。

    先週のNetオークションの2件とも、
    入札〆切間際の競り合いで耐えきれず、
    最後のところであきらめて、途中下車してしまった。

    一本は輸入ものアコギ、もう片方が国産アコギ。
    いずれもその状態の良さに比べて
    お得な入札設定ではあったんだが、
    いかんせん最後まで競り勝つための、
    資金と気力が不足していたためか、落札には至らなかった。

    終了後の落札結果を見てみれば
    土俵際のあすこであと少し辛抱してれば
    落とせたかもしれない、と悔やんでしまうような落札価格。
    というのは後の祭り、
    いわゆる♪祭りのあとの淋しさ♪ですな。

    落札した人は、さぞ得したことでしょう。
    取れたら嬉しいが
    人の物になったあの娘が恋しい!

    たとえば、
    仕事で企画のアイデア出しをしていて
    採用された他者の企画を見て
    「その手があったか!」と臍をかんでみたり
    それほど斬新なものでもないな、負け惜しみでとうそぶいてしまう。

    まったくの白紙から、形のあるアイデアを創り出すのは
    どんなことでも難しいものだ。

    作詞・作曲にしても、
    すでにある既成の楽曲を弾き語りして、
    〝なんだが自分にも創れそう〟なんていう
    大いなる勘違いが生まれるのは、
    産みの苦しみを知らなさすぎるとも言える。

    Netオークションの醍醐味は
    見知らぬ同士の入札者が互いの資力と気力を懐に、
    同じ一つの目的物を巡って、丁々発止のせめぎ合いを
    展開することだろう。

    アコギという共通の趣味を持つ者同士が
    掘り出し物を巡って争う構図は
    まるで、ルックスも性格もいい彼女を
    年の差を超えた男達が奪い合うみたいで
    ちょっとワクワクしないかい?

    閑話休題……
    一度に、3.4本のアコギを並べて
    弾く曲に合わせて取り替えて弾き分ける時、
    セットしたカボをいちいち取り外すのって
    面倒くさいよね。

    いま、カボ5個持っているんだけど
    一番具合がいいのは
    「SHUBB」、それほど安くはないのと
    アコギのネック厚に合わせてセットしてしまうと
    別のアコギに取り付けるとき、再調整が必要でしょ。

    「SHUBB」が3個くらい買えればいいんだが、
    それもちょっとねフトコロ痛いしょ……。

    そこで、持ってる他のカボ…
    「SHUBBもどき」「バネ式のHAMILTON」「Morrisの二重のゴム式カボ2個」
    も総動員して、アコギを持ち替えるたびに
    カボはずさなくてもいいようにしている。

    しかし、
    カボも実に沢山種類があるものだ。
    ジム・ダンロップとかカイザーとか、それ以外にもとてもいろいろ……

    トニー・ライスとかが使っている
    通称〝カボのロールスロイス〟っていわれる
    あれはとても買えないけど
    「取り外しやフレット移動が簡単で、確実に押さえられる」っていう
    カボの必要基本条件はあるものの、各社それぞれに特性・ウリがあって
    〝これだ〟っていうものは、やはり実際に使ってみないと
    なかなかわからんものだ。

    家で練習しているレベルでは、
    さして急いでカボの取り外しをする必要はないが
    アコギ自体に多少のフレット音痴があると
    0フレットでチューニングを合わせても
    カボの設定で微妙に音が狂うと、どうにも落ち着かない。

    チューニングの微妙なズレは
    チューニングペグ精度、ネックの強度、使用弦の伸び縮み、
    さらには、ナットやサドルの調整によって発生するという。

    理想的な使用材で、
    ペグほかの各部が理想的な素材で、
    かつ優秀なクラフトマンの手によるアコギで
    初めて精度の高いチューニングが可能だ、なんて
    言ってしまうと、もう叶いっこない。

    アコギをやっている人だとわかると思うが、
    いくらチューナーできっちりチューニングをしても
    あらためて各弦の調弦を調べると微妙にずれていたり
    コードを弾き下ろしたときに、すっきりとした和音になっていないことがある。

    ワシがよくやるのは、
    低音弦(6弦〜4弦あたり)のチューニングには
    コード「G」がキレイにでるように、
    また高音弦(3弦〜1弦)では
    コード「Am」や「Em」を弾いてみて
    気持ちの良い和音が出るように調整している。

    神経質なことを言い出すとキリがなくなるが、
    You Tubeなどで上手な人のアコギの音を聞くと
    もうたまらなくなるような音が出ていて
    アコギそのものの良さもあるけれど
    やはり、アコギ各部の調整が正確なんだろうな、と
    改めて感じ入ってしまう。

    今回は話があっちこっちに寄り道してしまうけど…。

    自分の子供達が、もしもまだサンタクロースを信じていて、
    (もう二人とも成人してるんだが)
    そのリクエストが、親の全く知らないものだった場合。
    今の時代ならネットでちょっちょっと調べられるが
    三十年も昔の親たちだったらいったいどうするんだろう。

    子供時代に欲しくて、結局我が家のサンタにはお願いできなかった
    『サンダーバードの秘密基地セット』。
    あれは子供ゴコロにも無理な金額だったんだという
    記憶がある。

    結局、プレゼントされた「サンダーバード1号」を
    (セットではなく単体が精一杯だったのね)
    近くの田んぼで遊んでいてなくしてしまったっけ。
    〝かあさん、ボクの一号はまだあすこの田んぼにありますか?〟

    子供以外にもサンタが来てくれるなら
    ワシら世の大人達はいったい何をお願いするのだろう。
    それこそ子供以上に荒唐無稽な〝夢のような〟お願いなのかも。

    ワシの場合、
    直近のごくごく現実的なお願いとして、
    〝Netオークションで掘り出し物を格安で落札できますように〟……。
    ちいせーなー、ワシの〝お願いごと〟。

    年末年始のどんずまりのせいか、
    人の心が荒んでいて
    白昼堂々のひったくりや、強盗未遂、さらには
    空き巣や痴漢の被害が続出している。

    アコギを弾いていればそんなことはしない、なんて
    言わないし、あり得ないけど、
    ほんの出来心ではなく、本当に切羽詰まっての
    犯罪だとすれば、もし捕まらず逃げおおせても
    その犯人の年末年始は、心穏やかじゃないだろう。

    X'mas前後には必ずと言っていいほど
    白い景色になるこのあたりでは
    しんしんと降り積もる雪が、地上の醜いものをしばしの間だけ
    人の目から遠ざけてくれる。

    X'masか年末の納めか、年明けのお年玉代わりとしてか、
    Netオークションで、アコギのお宝発見が、あればいいな。

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    kuni ルパン

  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2009年12月04日 18時20分09秒

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    ♪初老の階段上る、ワシはもうシンドイさぁ〜♪


    動悸・息切れ、耳鳴り・腰痛…老いたわしや〜。
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    年齢的にも体力的にもまちがいなく初老の階段を上っている、
    というよりずり落ち始めているという方がいいか。
    「まだまだ若い者には」なんて負け惜しみは言わないし、
    「なんとかの冷や水」的、愚挙に出ようなんて、サラサラ考えてない。

    ハゲ散らかしているのに、残った髪の毛を妙に伸ばしたり
    後頭部ががら空きなのに前髪を垂らしてデコの浸食を隠してみたり
    高いお金をかけて、さして劇的効果が出ているとは思えない
    カツラや発毛促進策を試みたり、
    そんなご同輩を目にすると、
    踏ん切りとあきらめの悪いことこの上ない。

    きっぱり坊主!これが一番すっきり。
    20代30代なのに、ハゲを隠さずきっばり丸ぞりにして
    帽子もかぶらず街を行く人は、正直、潔いし、偉い!

    ワシも今、月いちで近所の床屋で短くしている。
    料金はツーコイン(千円)。
    頭を洗うのも乾かすのも実に楽ちん。

    健康のため、長生きのためと、夜な夜なジョギングしたり
    夫婦でウオーキングをする。
    エレベータを使わず階段で上り下りする。
    酒と煙草をやめて、健康茶を飲み禁煙○いぽを咥える。

    涙ぐましい努力だが「いまさら」と言わずにいられない。

    せっかく専門技術者が定期点検し、ビルオーナーが設置してくれた
    エレベータ…どんどん使いましょう。時間の節約になります。
    煙草をいまさらやめても、こびりついた肺のヤニはすぐには消えませんよ。

    ウーロン茶で刺身…うまかぁないでしょ。
    夜道の舗道で夫婦して車にはねられたら笑えないよ。

    初老の階段登りはじめてから無理をしないようにしてます。
    アコギのローンの毎月返済額は小遣いの範囲で、
    Netオークションは競合者とは競り合わない、
    明日できる仕事は今日しない、
    長いものには巻かれ、カミさんには逆らいません。

    煙草は嫌いだが酒は毎晩飲みます、適量で。
    女は好きだが妄想に留めています。
    明日も必ず生きているとは考えないことにしてます。

    片手ぐらいの持病があるので
    若いときは平気だった残業も、たまに居残りすると
    心臓にきます。

    若い時は調子こいて深酒したけど、
    ハシゴで飲むお金があったらUSED品のアコギの一本を買いたいくらいなので
    身内以外の冠婚葬祭や飲み会は遠慮させていただいとります。

    さて、
    ちょっと前まで、
    フラットピッキングを弾(や)るとき、
    シングルピッキング時のピックの返しは
    基本的に「アップ・ダウン」を↓↑↓↑↓↑というふうに
    繰り返して弾いていた。

    何かの本で、Doc Watson がそう弾いているとあったので
    それを真似していたが、
    ある時、どうも上手く弾けないフレーズがあって、
    輸入楽譜に表記してある「アップ・ダウン」の記号を
    見直して、その通りに弾いてみると、ずっと弾きやすくなった、
    ということがあった。

    それ以来、
    シングルピッキングのピックの返しは
    ↓↑の繰り返しを基本にしながら
    適宜、弾きやすいやり方で、↓↓と続けて処理したりしている。
    ※さすがに↑↑の繰り返しは滅多にないが…。

    無理をすれば↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑の繰り返しで
    ずっと行けなくもないが、
    ここで頑迷にDocに固執することもない、と思い直したね。

    また、
    一人弾き語りの場合、
    アコギ一本でどこまで表現力豊かな弾き方が工夫できるかで
    弾き語りの楽しみ、あるいは自己満足の盛り上がりに差がでてくる。

    いくら、
    楽譜がストローク弾きを指示していても
    〝ここは絶対、フィンガーピッキングする方がいいよな〟と
    言うときや、
    ハイポジションでのコード指定があっても
    〝低音部の開放弦を響かせたほうが感じがでるんでないか〟
    という場合は、そっちを選択する。

    物事にあまりこだわらくなって
    それもこれも、これくらいでいいんでないの
    という姿勢に対して、「人柄が丸くなった」てなことをいいますが
    その一方で〝いいかげんな人〟〝平成のテキトー男〟〝ことなかれ主義〟
    といった批判を受けたりもする。

    基本的に、大勢に影響のないことに
    くどくどとしつこくこだわる性格は好きじゃない。
    〝そんなん、どーでもええやんけ〜〟と関西風に
    いなしたくもなる。

    変更して具合のよい事はすぐ手の平返しましょう。
    持論は開陳しても、けっしてこだわってはいけません。
    便利なことはたちまち取り入れましょう。

    続けてきた〝好きなこと〟は躊躇せずそのまま継続しましょう。
    過去を振り返ったり、下手な小細工で体裁を繕うことはやめましょう。
    自分を信じるなんていう、この世で一番頼りにならない保険に振り込むのは
    「人は弱く、自分のことが一番可愛い」という箴言を思い出して
    成り行きに身をまかせましょう。

    あるのかないのか分からない〝あの世〟に愛用のアコギは持っていけません。
    〝この世〟で好きなだけ弾き語るために
    「アコギな世界」の自分余命を計算しましょう。

    一日1時間づつアコギを弾くとして、
    平均寿命まであと三十年ある人なら、
    儚くなるまでに1万950時間しか弾けません。
    それがあと10年の人なら。
    弾き語り寿命は3650時間しか残っていません。

    『命あっての物種』なんてこといいますが、
    死んで花実は咲かないのだから、危険なことはやめましょう、
    てな風に解釈せずに、
    常識と良識の範囲内で、無理な我慢をせずに、好きなことをやろうよ
    と理解し直してみる方がいいのではないだろうか。

    意外と高いアコギ弦のセットも、
    ワシみたいに、有名ブランドの1/3くらいの価格の
    中国製を使って、早めの交換をするほうがお得。

    楽譜はNetオークションで。
    利用フリーのTAB譜もWEB検索してこまめにGet。
    無理して新品・正価じゃなきゃイヤ、なんて考えないこと。

    Martin、Gibson、Guild、YAMAHAから
    各一本づつ、名器と呼ばれるアコギを持っている人がいたら
    エボニー指板がすり減るまで弾きまくりましょう。

    これこそが、
    〝名より実をとる〟真に男のアコギノ世界だぜ。
    「う〜ん、マンダム」

    ※Pho.「もうすぐこんな季節がやってきます」
    写真提供 / 北の大地の贈り物 Photo by (C) RARURU

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    ルパン kuni

  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2009年12月03日 18時30分02秒

    icon

    初心を忘れない……「所信表明」


    知らないことを知る、そんな素直さでアコギと付き合おう…
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    「虚心坦懐」というのは
    〝心にわだかまりがなく、気持ちがさっぱりしていること〟
    「虚心」→「初心」の連想から、
    初心を忘れない、ということについて考えてみた。

    きっかけは
    Netオークションで、先日入手した
    アコギ練習の教本だ。

    初心者用のさまさ゜まな基礎知識からはじまって
    中級者にも役立つ、さまざまなギター奏法を紹介していて
    あらためて、「ためになるねー、ためになったよー」を実感。

    このサークルのkuniさんに教わった弦の交換方法も然り、
    アコギについての知識や情報で
    知らなかったことや勘違いしてたことは、実に多い。

    知らないままでアコギ弾きで不自由することがあったり
    不便だったり、なかなか上手にならなかったり、
    アコギについても〝無知の知〟は大事で
    知ったかぶりをするよりも、いろんな人の声に
    耳を貸す素直なココロを持つようにしたい。

    さて、
    この教本のこと…。
    25年くらい前に、当時の音楽情報誌の別冊として販売されたもの。

    教本というよりは、
    アコギに関する知識と俯瞰的なギターテクを
    学ぶ〝読本〟といった編集体裁だ。

    80年代の「第二次フォークブーム」ともいうべき
    時代の情報誌だけに
    カットで挿入されているフォークシンガーたちの
    若いこと若いこと……時の流れをまざまざ感じる。

    巻頭のカラーページには
    国内外の有名なアコギがPho.入りで紹介され、
    その中に〈Gurian〉というブランドが、
    独特のルックスと構造とで、当時コアなファンがいた
    と書かれていた。

    〔Gurian Guitar〕はニューヨークの工房で造られていたが
    工房が火災に遭ったり製作者が亡くなったりして
    10年ほどの短期間だけの製造に終わったため
    製作本数は2千本から3千本ともいわれ、
    いまでは、かなりの希少価値を持つアコギらしい。

    WEBで検索してみると、
    中古市場の商品リストにもその名があるところから
    たまには出回っているようだが、
    このブランドは今までまったく知らなかった。

    さて、
    冒頭の初心者用知識編では
    アコギ各部の名称、弦の張り方、カボのつけ方から始まり
    基本的なストロークやフィンガーピッキングパターンが紹介されている。

    面白かったのは、
    〝ギターのボディにシールを貼ってもいいか?〟という
    Q&Aがあること。
    昔はシール貼るの、流行ったんだよねー(笑)

    その後には、
    ロック、ベースラン、ボサノバ、スリーフィンガーから
    フラットピッキングなどさまざまなパターンの弾き方が
    例題パターン譜とともに教授されている。

    こうした情報は
    ワシら、初心者に毛の生えた中級者にも
    十分役立つものであり、
    初心に戻り、改めて基本的なテクをおさらいするには
    もってこいだ。

    さらには、
    アコギのリペアについてもその方法が記され、
    手作りのオリジナル・ピックガード製作手順が
    Pho.解説されていたりするのも、面白い。

    後半ページには
    当時のフォークミュージックの
    TAB付き楽譜が数曲付属していて、これもありがたい。

    ところで、
    これはプチ自慢などではまったくないが、
    ひとまず、2009年の区切りとして、
    現在、ワシが保有する、アコギリストを作ってみた。

    【現 保有ギターリスト】
    1.YAMAHA FG-240
    2.YAMAHA FG-250D
    3.GUILD F50R
    4.Taylor-110
    5.Greg Bennett CJ-14E
    6.Ibanez PF-60BS
    7.MORALES M-200
    8.YAMAHA SLG-100S(サイレントG)
    9.Headway HCD-400X
    10.Lumber LF2
    11.Cat's Eyes CE-25
    12.Garrison G-200
    13.Morris W-35

    ほとんどは、
    Netオークションやリサイクルショップから
    手に入れたUSED品や低価格品だけど
    それなりの〝縁〟と〝きっかけ〟で集まってきたアコギたちだ。

    「食べ比べ、飲み比べ」の類じゃないが
    アコギ弾きの楽しみはまた、いろいろなアコギの
    〈弾き比べ〉にある、ともいえる。

    いま、年末商戦をあてこんで
    会社の近くのYAMAHAで、国内外のアコギを自由に弾き比べて
    お得な価格で入手できるセール・フェアを開催しているが
    この専門店のように、専用の防音試奏ルームがあって
    好きなだけお気に入りのアコギが弾き比べられるなんて、
    まるで〝お菓子の国に迷い込んだ〟子供のような
    うきうき気分になってしまうよね。

    で、
    ワシなども自宅で手持ちのアコギをとっかえひっかえ
    弾き比べながら、それぞれのアコギの特徴といおうか
    個性といおうか、音と弾きやすさの違いを楽しんでいるわけだ。

    〝いくつになっても毛の生えた初心者〟で、
    いっこうにアコギが上手にはならないが、
    この歳になってますますアコギの趣味が楽しくなり
    放っておいたら日がな一日、アコギを抱いていても飽きることがない。

    今回入手のアコギ教本の教えに従い、
    こんどのOFFには、ひとつ、その本を一通りなぞってみたい。
    当時の書籍価格からすれば
    コーヒー3杯分くらいの値段のこの本。
    執筆者は実戦経験のあるミュージシャンのようで
    きっとなにか役に立つヒントがあるに違いない。

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    ルパン kuni

  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2009年12月01日 18時00分53秒

    icon

    13本目のアコギは〔MORALES〕でした


    リサイクルショップから救出したのは〝掘り出しモノか?〟
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    1ダース越えの13本目のアコギは〔MORALES〕です。

    この〔MORALES〕を、ワシは
    隣町のリサイクルショップから救出した。
    配送運賃を節約するために、車で40分ほど走って、直接受け取ることに。
    結論からいうと、このアコギけっこうな〝掘り出しモノ〟だったのだ。

    Netオークションで、しかもちょっといい純米酒1本くらいの価格で落札。
    もちろんUSED品でキズもあり、フレットは錆び、サドルは弦痕キズ深く
    しかもそれは汚れた上に割れてもいた。

    ちょっと気のきいたUSED楽器店なら、
    〝ジャンク〟扱いしてしまいそうな状態だったが
    なんのなんの、手に入れてみれば、なかなかのモンでした。

    〔MORALES〕は、1930年創業の全音楽譜出版社のアコギブランドで
    1970年頃から、当時のフォーク・アコギブームに乗って
    アコギの製造・販売に参入したという。

    今回入手の〔MORALES〕もおそらくはその頃のものと推測。
    16インチボディ、胴厚100〜125ミリ、ボディとロゼッタに
    アバロンを使用。指板のポジションマークもヘキサゴン形のアバロン。
    さらに、ヘッドストックの縦位置ロゴもアバロンという豪華さ。
    セルのバインディングがボディ、ネック、ヘッドまで回っている。

    使用材はもちろんまったく比較にならないが
    ルックスだけは、Martin-D41をコピーしている、気がする。
    いわゆる典型的な「ドレットノート」タイプですな。

    全音(ZEN-ON)は、国産アコギ製造の聖地の一つ、
    長野県諏訪に製造工場を持っているが、
    70年代のアコギブーム時には、当然、自社のみでなく
    アコギ製造工房にOEM発注していたと想像でき
    国産オールドアコギの一ブランドとしては
    それなりのクオリティがあったのでは、と推測している。

    つまり、
    当時、〔MORALES〕の製造を請け負っていた
    アコギメーカーの中に、現在、有名になっている
    メーカーの技術者がいたとしても、おかしくないのでは。

    紛らわしいそのブランド名から〝偽Morris〟なんて呼ばれたこともあったが、
    恥ずかしながら、ワシもつい最近まで、
    両者〔MORALES〕と〔Morris〕を混同していて、
    MORALESと聞いて、Morrisの間違いなんじゃねーの
    なんておバカな突っ込みを入れていた(赤面σ(^◇^;))。

    しかし、今回、「Made in Japan」のMORALES M-200を手に入れてみて
    MORALESはMORALESとして、アコギの音造りに専心していたんだなぁ〜と感じた。

    当時の国産アコギの多くは、
    MartinやGibson、GUILDなどの米国アコギのコピーをその原点としていた。
    まだまだ、材料となる木材の入手が今より容易であり
    その上、職人がハンドクラフトで製造していたことからも
    ある程度以上のクラスのアコギは、ビンテージものとして
    今でも多くのアコギファンは「国産オールドアコギ」に関心が高い。
    ※そういうワシもその一人だ。

    13本目のアコギとして手に入れた〔MORALES〕は、
    弦さえも張られておらず、
    指板に弾き痕が少ない割に、フレットは錆びており、
    サドルには、長期間弦が接触していたせいで、弦のへこみ痕があった。

    さらに、そのセル製のサドルは汚れて、疲労してぼろぼろで、
    引き抜いたらペキリと2つに割れてしまった。
    さして良くないえぞ松材と見られるトップには数カ所に打ち傷がある。
    ボディ内部には少しホコリがたまっていた。

    これは想像だが、
    この〔MORALES〕をリサイクルショップに持ち込んだ持ち主は、
    他人から譲り受けたか、随分と昔に購入したかで
    ここしばらく弾いておらず、屋外ではないが、倉庫あるいは物入れの
    環境の悪いどこかにしまい込んでいたのではないか。

    弦もずっと張りっぱなしであったため、
    錆びた弦の接触箇所にへこみキズができ、
    保管場所の湿度などにより
    サドル自体も弱くなっていたのではないか。

    店から引き上げてきたこの〔MORALES〕を家に持ち帰ったワシは
    さっそく手入れをすることにした。
    ボディ・ネック・ヘッドストックにWAXをかけ、汚れを落としてツヤを
    出し、少しは見た目がよくなるようにした。
    ただ、これだけでも随分と見てくれは違ってくるのはたしか。

    次に、
    レモンオイルでフィンガーボードをきれいにして、
    ペグとフレットを、金属のくすみを取るスポンジで軽く磨き上げた。
    いまはもっていないが、アコギの金属部分のサビ取り剤を買った方がいいかなぁ。

    割れたサドルの替わりとして、
    少し前に、削りすぎて使えなくなってしまい捨てずにとっておいた、
    市販のセル・サドルを試しに取り付けてみた。

    やや低すぎの印象もあったが、
    〔James〕の新しい弦を張り、レギュラーチューニングしてから
    12F上で弦高を計ってみると、
    どうでしょう! 6弦で2.5〜2.8ミリという
    理想的な高さになっているではないですか!

    弦を全て張りかえて、伸びが落ち着くのを待ってから、
    改めてチューニングをして、さて、試奏。
    ……それが、なんと、なかなか良い音が出る。

    しかも適正の弦高のせいか、
    とても弾きやすく、運指もスムーズ。
    低音弦にはハリもあり、かつよく響く。

    胴鳴りとまではいかず、それほど深みのある響きは得られないが
    (弦鳴りの範囲ということか)
    コードを弾いた時のまとまり感がよく、
    カボを付けてのチューニングにも狂いが少なく、
    低価格機にはありがちなフレット音痴も許容範囲内。

    取り付けたサドルがかなり低い割には
    弦のテンションはほどよく、
    フラットピッキング時のピックの返り具合が良い。

    要するに、
    とても弾きやすくて、響きの良いアコギなのだ。

    よく Netオークションでアコギを出品する人が
    「人からもらったけど弾かないので」とか「買ったけどまったく弾かないので」
    というコメントを書いているが、もったいない話だ。

    持っていても自分にはまったく必要にないものなら
    それがたとえMARTIN D45でもGUILD D55であっても
    猫に小判、豚に真珠、馬に経文だ。

    今回のこの〔MORALES〕だって、
    弦も張られず倉庫に放りっぱなしなら
    ただのぼろい古アコギだけれど
    誰かが手に入れ、手入れをして、弦を張り、
    日々弾き語りしてあげれば、立派に音楽の楽しみ享受させてくれる一本になる。

    日暮れがますます早まり、
    つるべ落としの夕方ころから
    白熱電球の小さなスタンドを灯して
    アコギを弾いていると、立て掛けている他のアコギたちが
    時々、共鳴してかすかに音を立てることがある。

    暖冬なので、今年の根雪は遅いだろうと、誰かが言っている。
    晴れた朝の陽に照らされた大地から濃い霧がガスとなって
    あたり一帯を乳白色に覆うほど、今朝は暖かかった。
    (プラス2℃くらい)

    サタサタ(滝田ゆう調)と降る夏の雨音がアコギの音を消してくれるように
    降る積もる雪もまた、窓の隙間から漏れてゆく音を優しくミュートしてくれる。
    今年も3キロの実を収穫した庭の栗の木の落ち葉拾いで
    火ばさみを使ったせいか、右腕の肘が不調のピッチャーのようにずっと痛い。

    小指で押さえないと弾けないフレーズを
    無理して伸ばした左手の指も、曲げると少し痛い。
    〝老い、老い、老い〜〟

    身体を使って楽器を鳴らして唄うなんて、
    なんて原初的で根源的な、そしてもっとも自然な
    欲求の発露なんだろうか。

    ワシは夏場に、年間10回ほどライブで唄う以外は
    もっぱら自宅の寝室兼練習場所で弾き語りをしている。
    築20年の木造住宅は防音が不十分で
    隣室の息子達にも、階下のカミさんにも
    そして隣近所にも、ワシのアコギと歌が筒抜けにちがいない。

    いま、
    卒業したOB達をも巻き込んで、一大騒動となっている
    校名変更検討中の母校に通っていた頃は、
    隣接する太古の原始林に出かけていって、
    '70年代製YAMAHA FG-240をよく弾いていたものだ。

    1キロ四方に誰の家もない、平屋のログハウスの中で
    アコギが弾けたら素晴らしい。
    そこに薪ストーブが燃えていたら素敵だ。
    ♪薪割りは疲れますね、お父さん♪…こうせつ自身は薪割りをしたことがあるの?

    ワシは昔、やっていたよ。
    田舎にある実家の風呂は、昔、五右衛門風呂だった。
    親父が勤務していた私鉄から払い下げられた古い枕木を
    風呂のたき付けにするために、
    学校が休みになるとワシは薪割りをした。

    のこで適当な長さに切った枕木を立てて
    使い慣れた斧で四つ割に割ってゆく。
    時々、枕木の中から、カブトムシの白い幼虫が出てくると
    庭の土の中に埋めてあげたっけ。

    そんな、
    感傷的なノスタルジーに浸りたくもなるこれからの季節は
    アコギの弾き語りにはもってこいのシーズン。

    13本目の〔MORALES〕は、
    いま、やっと落ち着く場所を見つけて、
    日本各地・中国・米国・インドネシア・メキシコ生まれの
    異母兄弟姉妹達といっしょに、♪遠い故郷の話を♪しているのかもしれない。

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