気分が重たいまま、
講演へ行って来ました。

やっぱり昔のことがチラチラと
脳裏に浮かんできては、
今を肯定して、
そして重たい気持ちで出かけました。

気分はすっかりマイナスです。
『こんなとこしか行くとこないんだ・・・』と。


お天気が悪い?
これほどの良い天気、
自由だった頃は
もちろん有無を言わずに
一人で当ても無く走りに行ったものだ。

十分、楽しんだじゃないですか!?
飽きるほど、乗ったじゃないですか!!!

もう、気分は最悪・・・・


そして会場には親子連れが沢山・・・
もちろん、ボランティア仲間の人も来ていました。
この子供たちがいっぱいの、
母親がいっぱいの、
この雰囲気・・・・・(*_*
気分のめいっている時は、
辛いものです。

かわいい子供を見ても、
講演を聞いても、
あたしの心には
何一つ響いてきません(-_-;)


１時間以上たった頃、
ようやく講演の内容に、
というか、
講師に目が離せなくなり
少しずつ集中できるように・・・・


その間、
あたしはいつものように
人間ウォッチング・・・・・・・・・・・・・。

かわいい女の子、いつも絵本の会に
来てくれる子だった。
お母さんが細っ〜い!!!
そのかわいい子は、
西洋の王室の絵画に出てきそうな
日本人離れの顔立ち。
そして躾もちゃんとしている親子だった。

ラップのCMに出てくる女の子と
同じような髪形をした子、
この子は母親の考えが、
自由と放任の区別がついていないのだろう。
子供は気ままに歩き回り、
ちょっかいを出したりして
同じくらいの子供と
上手く関われない感じのする子。

面白かったのが、
西洋絵画の美少女に
ラップの子が近寄り
ちょっかいを出すのだけれど、
美少女は嫌な顔１つせずに
ラップの子を全くかまわない、
というなんとも
育ちの違いの出ていること!!

お父さんと来ていた
機嫌の悪い女の子。
けっしてかわいくない顔じゃないのに、
不機嫌と我儘が顔に出ていて
損をしている顔つきです。
母は?お仕事か体調が良くないか、用事のためか。
お父さんでは物足りないのか、
父親にあっかんべーをしたり
叩くまねをしたり・・・・
それは。
全くその通り、親の真似でした。
女の子が機嫌が悪くて泣き止まないと、
お父さんはどうしたか?
手を上げて叩こうとするのです。
『静かにしなさい』『黙りなさい』と。
子供の気持ちなんか全く考えていないお父さん。
かわいそうですが、この子は
口で物をきちんと言えるまで、
幼稚園や学校で、友達を叩き、
度々トラブルを起こしかねないでしょう。

ラップの子もしかり、です。
同年代の中に入ってゆくことが難しく、
気の合う子供たちのグループからは程遠く、
変わった子、としての位置づけられ、
友達が少なく自分の中にこもり、
何かの時には見方になってくれる友達がいなくて、
辛い思いもしかねません。

放任で育てちゃダメです!おかあさん。
家で甘やかして何でもありで
育ててしまうと、
中学高校では我儘すぎると
ハズされます。
何事も適度に人に合わせる術を
持っていないと、
子供がかわいそうです。


それから。
お喋りばっかりしているお母さん。
講師のほうなんかちっとも見ない。
そういう人に限って
堂々とお喋りしているのがすごい。
相手は講演を聞きたいかもしれないのに、
お構いなしでしゃべる。
あなたの子供は、
あなたの言うことを聞きませんよ。
「なんで家の子は!」と言っても後の祭り。
それはあなたの子供だからです。
親が育てたとおりに
子は育つのです。


あ〜。
沢山の人を見て、
疲れた。