総会、の日でした。
「地域老人を支える会」の。


もう８年にもなります。
付き１回の奉仕です。
初めの頃は、お付き合いでというか、
仕方なく行っていた、
というのが正直なところ。
(ま、今も仕方なくのほうが大きいかなぁ(^_^；　)

それでも、
人生の訓練とでも言いましょうか、
ボランティアさんはお年寄りばかり、
(本当にお年寄りが、
ちょっと上の年代の人の面倒をみる、という…)
そういう場所に、
通ってほんの僅かな
ボランティアをしています。


で。
今日の総会に市のほうから
お客様もいらして・・・・
お話をされてましたけど、
釈然とせずだんだん怒りが込み上げて来た訳です。

(￣Θ￣;)

内容は、こうです。

『サービス介助士』の資格を取れ、とのこと。

今、全国的に広がっていて、
あらゆる職場、事業所などでも
取り組んでいる、ということ。
その受講料は、なんと
３９９００円！

「サービス介助士２級」の認定を受けると、
３年間有効だそうです。

ＨＰはこちら　→　ｗｗｗ．ｃａｒｅｆｉｔ．ｏｒｇ


で、。
さて。あたし達ボランティアに、
これは本当に必要でしょうか？
皆さん、７０歳前後ですよ、
お仕事をしている訳でもなく、
殆どの方が年金暮らし、
ボランティアなどやっているから
生活に困っているという人は少ないです。

いきなり横道にそれましたが、
その「サービス介助士」なるものは、
何の為に取るのか？

内容は、
☆おもてなしの心
☆正しい介助技術
なんだそうです。

(°Ｏ° ;) はぁっ！！

市の方の言っている意味が解りません。

二十歳前後の世間知らずのお嬢さんじゃないんですよ、
３０、４０歳になっても威張り散らしている
市役所職員でもないんですよ、
ボランティアさんは、
家庭の細々した仕事を十分すぎるほどやって、
お舅さん・お姑さんの介護もやって、
その上でボランティアとして集まって、
ささやかながら、
楽しい時間を皆さんで共有しましょうという
徳の高い人達ばかりです。

おもてなしがど〜とか何とか、
そんなのは世間知らずの若者に学ばせてください！
それと、他人のことを考えれない男性に！
（ё_ё）

職場でそのサービスが必要な方が
率先して学んで取ればいいのです。


市の人はこう言いました。
町中にこの認定を持つ人が増えれば、と。

増えて、それからど〜しますか？
何もかも、ボランティア任せにしようとしてますか？

大体、市や町自体、
『おもてなしの心』なんてのが無くて、
『正しい介助技術』って男性職員はできてますか？

それ以前に、福祉の分野ですら、
ボランティアに頼ってばかりで、
自分達は机上の仕事しかせずに、
週休２日でのほほんと暮らしていて、
ボランティアなどした事のない人達ばかり。
(ただ働きがよっぽど嫌なんでしょう)

何が「おもてなしの心」ですか？
＼（｀□´＃）　！！

聞いていて空いた口が塞がりませんでした。
よくもぬけぬけとそんなことが言えたものです。

高齢者が増えて、
どうしようもなくなる前に、
いかにも「資格」があると良いですよ、みたいな、
そんなの持っていても何の役にも立ちはしないのに、
高齢者に「資格を取れ」と言う、
間抜けな人達。
(-_-;)

ボランティアさん達に勧める前に、
市の職員、全員がその『資格』を取って、
ちゃんとしたサービスをやってください。
市民のために働いている、なんて
嘘つくの、止めてもらえます？
自分の為に働いているだけじゃないですか？！

決まった時間の中だけで働いて、
きっちりお給料貰って、
何がサービスですか？
どこがサービスですか？
態度は悪いし偉そうにふんぞり返っているし、
お金を貰って働いているのに、
市民に感謝するどころか、
地方公務員だからと言って、
威張っているだけじゃないですか。

まともに仕事が出来ないものが、
高齢化社会に危機感を持って、
更に市民のボランティアを
活用しようとしている、
そんなの、見え見えです。

おもてなし、なんていう当たり前のことが
事業になったりするんですね。
そのＮＰＯほーじんの
ニホンケアフィットさーびすきょーかい、なんてのも、
どこの天下りがやっているものだか。

「資格」流行で、
なんでも誰でもその「資格」に群がるとでも思ったのか？
ウサンクサイわぁ〜。

こんなくだらない資格に３９９００円も出して
そのありがたい「資格」を取ろうとする人は、
果たしているのか？


今日は、こんなくだらないことに腹を立てて、
気分悪いです。
お話している最中に、
よっぽど意見でもしようかと
腸が煮えくり返っていましたが、
そこは口を貝にして、
黙ってこらえました。

まずね、
市の職員が、
率先して学ぶべきこと、です。

そして、素晴らしい「おもてなしの心」を見せてください。

そうすれば、
視覚障がい者に墨字の印刷物を配る！
なんてことも、なくなるでしょう。