「Re:Re:Re:けんちゃんの話。」
やあやあ rillさんじゃないですか。
コメントを書いてくれて有り難う。
病気の告知の件は人それぞれで難しい問題だよね。
私は子供たちに、お医者さんが言われた事は全て私に話せと言ってあります。
どっちみち人生は片道切符だから今を楽しめば良いんじゃないの。
それから金欠病だけど、急性突発性金欠病は自殺したくなるようだけど、慢性の場合は、それなりに免疫が出来ますよ。
免疫が出来過ぎたけんちゃんでした。

「Re:Re:けんちゃんの話。」
数日して私は市民病院でMRI検査をしていただきました。
検査結果は、ごく初期の腫瘍がある事が分かりました。
私は脳神経外科の先生に伺いました。
「これから、どのような症状が出ますか？」
「腫瘍はごく小さいから10年か15年は大きな症状はないでしょう。
10数年して一般的な脳疾患の症状が出ます。
そうしたら入院して手術を受けて下さい。
今は経過を観察する為に年に一度精密検査を受けて下さい。。」
私は先生に、どの位生きられるかと伺いましたら後25年か30年位ですと教えて下さいました。
私の質問に先生は、家族になら話すと言われましたが、私が食い下がったら正直に教えて下さいましたよ。
でも、考えてみれば、けんちゃんも百歳になる頃だね。
多分、その前に金欠病で命を落とすと思います。
viviさんも栞さんもrillさんも同意していただけるでしょう。
明日からは七十の手習いの話をします。

「Re:Re:けんちゃんの話。」
20分程待合室で待っていると院長先生が呼んで下さいました。
「私の病気はなんですか？」
「けんちゃんは鍼灸師だから誤魔化しても見抜かれてしまいそうだから病名をはっきり言いましょう。
あなたは下垂体腺腫です。この腫瘍は良性で進行はゆっくりです。
しかし詳しい状態を調べる為に市民病院の脳神経外科でMRI検査を受けて来て下さい。。」
下垂体は前進のホルモンの分泌を調整する内分泌系の中枢です。
この病気の進行によって色々な症状が現れます。
場合によっては男性でも乳腺が腫れ乳汁が出る事があります。
腫瘍の肥大によって視神経を損傷し失明する事があるんだよ。
私は失明は関係ないけど、乳汁が出る恐れがあるんだね。
だから、いつも話しているようにホルスタインになっちゃう恐れがあるので御座いますよ。
腫瘍が肥大すると手術をうけなければなりません。

「目標が出来ました。」
皆さん
こんにちは。
政府の発表によると、今年の敬老の日現在、百歳に以上の高齢者が全国で二万五千人近くもいるそうです。けんちゃんも頑張るぞってツイッターで呟いたら、静岡市の人が頑張って下さいと返信してくれました。そこで、けんちゃんは次のように呟きました。
「うん 頑張るよ。
ゆっくりとね。
けんちゃんは急ぐとハアハア息切れするし、それに全盲だからコッツンコしちゃうんだよ。」

「Re:Re:けんちゃんの話。」
院長先生は私の話を聞くと大笑いをされました。
笑われても仕方ありません。全て私の常日頃の患者としての態度に原因があるのですから。
診察中にいつも冗談ばかり言っている私、真面目な話をしても分かってもらえない？
それでは一つ奥の手を出そうか。私は院長先生に説明しました。
「先生、
私は左の乳がいつも痛いのです。
こうした症状は器質性疾患に見られる症状ですよね。」
院長先生は急に真面目になって、エコー検査をして下さいました。
そこで院長先生は言いました。
ちょっと調べて来るから待っていて下さい。」
先生は笑ったが私は笑わなかったよ。
「ついに頭がいかれたか？」
さあ、けんちゃんの病名はなんでしょう？
それは明日分かります。

「Re:Re:けんちゃんの話。」
皆さん
お早う御座います。
平成20年の夏、私は胸に痛みを感じるようになりました。
私は痛みの原因を色々考えましたよ。
マッサージで腕を使いすぎて肋間神経痛を起こしたか？心臓が悪くなったか？
でも、痛みの部位は左のお乳、いつも同じ部位なのです。
痛みは鈍痛、発熱はない、
しばらくすると乳房にしこりがある事に気づきました。
「乳癌？」
私の頭を恐怖心がよぎりました。
当時、私の患者の御主人が乳癌の手術を受けてみえたのでした。彼と私は同じ年齢です。
心配をしていても仕方がないと重い、いつもお世話になっている国府病院の院長先生の診察を受けたのです。

「こんちは。」
けんちゃんは今までウトウト昼寝をしていました。
気持ちよく寝ていると言うのに耳元で鶯がでっかい声で鳴きました。
やかましいたりゃ ありゃしない。
この携帯は気がきかないな！
なんだ。
美女からコメント来たか？
どれどれ、
誰かな？
なんだ、お師匠さんがカキコをしたのか。
携帯さん、お師匠さんのカキコにはアッカンベエをしてやりな？
でも、考えてみればサークルオーナーになる気になったのも彼との出会いのおかげだね。

「Re:Re:けんちゃんの話。」
私は鍼灸師の先生と高血圧の患者の二足の草鞋を履きましたよ。
お医者さんが下さった薬は真面目に飲みました。
それまで薬とは縁のなかった私の体は薬が良く効きましたよ。
要するに、けんちゃんは単純なんですな。
血圧は二週間で140まで下がりました。
お医者さんは血圧が高い時には治療をしてはいけないと言ったけど、けんちゃんは完全無視で御座いましたよ。
だって、マッサージを休んだら美人たちに睨まれちゃうもんね。
血圧は現在は120位です。
それから半年に一度血液検査を受けていますよ。
血液検査で私はC型肝炎のキャリアである事がわかり、医師のアドバイスにより、その日から鍼治療はやめて、マッサージ治療だけしています。
そんな私の左のお乳が痛くなったのが平成20年の夏の事でした。
次は、お待ちかねのホルスタインの話です。

「Re:Re:けんちゃんの話。」
やあやあ お久しぶりですな。
けんちゃんは今日からサークル復活で御座いますよ。
さあ 思い出話をしましょうね。
平成十三年九月六日に母を仏様の所に送った私は、しっかり介護疲れが出てしまいました。
そんな私を驚かせる事が出来しました。
母の死後五十日目の朝、食事をしようと茶碗を持った左手が私の意志とは関係なく勝手に震えたのでした。
なんか変だぞ？
ひょっとしたら。
私は妻と共に病院に行きました。
国府病院の医師は私の話を聞いて下さった後で血圧を測って下さいました。
「おい、血圧が190もあるぞ！
ひっくり返ってしまうぞ！
鍼灸師が自分の健康を管理出来なくて、どうするんだ。
降圧剤を出すから飲みなさい。」
それまでの私は頭の弱い事と慢性金欠病にはなっていましたが、それなりに健康には自信がありました。
医師の話を聞いて私の頭に脳障害がよぎりました。
常に患者には血圧に注意してと話している私が高血圧症。
絶対に倒れないぞと心で決めていました。

「Re:Re:けんちゃんの話。」
viviさん
サークルの皆さん
お早う御座います。
御無沙汰をしていましたが、けんちゃんは水戸での用事をすませ、懐かしい皆さんの所に帰って来ました。
今夜には豊川に帰る予定です。
それではよろしくお願いします。

「Re:Re:けんちゃんの話。」
翌日はお葬式です。
母の人徳でしょうか。
町内の人、老人会の仲間、それと私のお寺の仲間が五十人位と会場に入りきれない程の人が参列して下さいました。
葬式の後、従兄が言った事は今でも耳に残っています。
「けんちゃん
坊さんが五十人も居たみたいで、すごかったね。
感動しちゃったよ。」
そうなんです。
私が信仰している日蓮正宗ではお寺でも本山でも自宅でも法華経を読みます。
だから葬式でも導師の御僧侶と共にみんなでお経を読むのですよ。
次は月曜日に、けんちゃんの手が勝手に震えちゃった話をします。

「Re:Re:けんちゃんの話。」
平成十三年九月七日の夕方
私は前日にお坊さんに言われた事を思い出して母親の体に触れてみました。
不思議な事に体は死後硬直は全くなく、
ダラダラで、両手を合掌する形にしても手は落ちてしまいました。
娘たちの話では、母の顔は少女のように白くなり笑みを讃えているようにな顔になったのです。
通夜の時、私は喪主の挨拶で、大勢の回送して下さった皆さんに言いました。
「お袋は本当に素晴らしい人生になりました。
箱の中で喜んでいると思います。」
通夜が終わってから息子にしっかり笑われてしまったよ。

「Re:御連絡。」
すみません、
私は明日は居ます。
木曜日と金曜日は休みます。

「御連絡。」
私は親戚にお葬式が出来ましたので、明日と明後日は書き込みを休みます。

「Re:Re:けんちゃんの話。」
rillさん、
こんにちは。
私たち家族は今から新豊川霊園にある我が家のお墓にお参りに行って来ます。
我が家から15キロ程離れた山の裾野にお墓はありますよ。
我が家では六日が母、七日がじいちゃん 八日が姉 十日が父の命日です。
九日に私が死ぬと命日を覚えやすいと娘が話しています。
どうですか？
親孝行の娘でしょう？

「Re:けんちゃんの話。」
それから二十日間、母の意識は戻る事はありませんでした。
平成十三年九月六日午後五時六分、母は九十三歳の生涯を終えました。
それは見事な成仏の姿でしたよ。
母を家に連れて来て、お寺のお坊さんに枕経をしていただいたのですが、お坊さんはなかなかお経をしません。
「おばあちゃん
有り難う。
素晴らしい姿になったね。」
そして、枕経をすませたお坊さんは次のように言われました。
「けんちゃん、
明日の夕方にお母さんに触れてごらん。」
この続きは明日します。

「Re:けんちゃんの話。」
皆さん
お早う御座います。
平成13年の海の日の翌朝、
私がお母様を見に行ったら、なんと意識がありません。
私は救急車を呼んで、お母様を国府病院に搬送していただきました。
そのまま入院。
数日して、お母様は少しだけですが食事を食べられるようになりました。
姑に食事を食べさせる為、毎日朝 昼 夕とサンド、暑い中を自転車で病院に通ってくれた妻には本当に感謝しています。
その母がお盆の頃から一切食べ物を口にしなくなったのです。
病院から帰って来て、
「おばあちゃんが御飯を食べなくなっちゃったよ。」
と言って泣いた妻の優しさは忘れません。

「Re:けんちゃんの話。」
皆さん
喜んで下さい。
院長先生のお話では、けんちゃんは当分の間、少なくとも死ぬまでは生きているようで御座います。
さて、思い出話をいたしましょう。
平成13年は色々と大変な事がありました。
その一つに愛妻が烏になった時はお母様に姿を見られないように出かけなければならなかったのです。
愛妻が烏になる？
なんだそりゃと不思議そうな顔をしないで下さいよ。
皆さんも烏になる事があるでしょう。
お母様は若い時から積極的に地域の活動に参加していました。
特に町内の人が亡くなった時はお葬式のお手伝いをしていました。
そんなお母様ですから町内で誰か無くなったと知ったなら手伝いに行くと私たちを困らせました。
だから、愛妻は黒ずくめの忍者みたいになったんですよ。

「Re:けんちゃんの話。」
皆さん
お早う御座います。
私は午前中は毎月恒例の院長先生の診察を受けて来ます。
従って思い出話は午後にします。
では 後で、
待っててね。

「Re:素晴らしい障害者に出会ったよ。」
rillさん
こんばんは。
ネット徘徊していると色々な人に会いますね。
背中を見て、自分も頑張ろうと励まされる場合もあるし、反面教師の人にも巡り会う。