今回の旅行前、嫁に「食べれなかったら僕が食べるので紙に全部 〇 をつけろ」

紙とはモチロン朝食のリクエストの用紙のことです。

前回の旅行が終わって一年以内の新聞か何かで "海外のレストランなどで料理の写真を撮るのはマナー違反で不快に思われている" との記事を読みました。

毎回、写真部の嫁を補うようにバンバン撮りまくっていたビデオ部の駆逐戦車は、今回ビビッて自粛してしまいました。

左下の黒い物体は『プルーン』です。

自宅の朝食で ドライプルーン を食べているので興味本位で持ってきました。

ピンクのホームメイド・ヨーグルトは美味しかったよ。

ホストの フローレンスばあちゃんは、昔は美人で良い育ちのお嬢さんだったコトが室内に飾られた写真などで伺えます。

宿の予約を業者に任せているのも、しょうがないね。

料金は一人 ￡30.0

リーズナブルな B&B です。

Kinlocheil(キンロッカイル)と地図には書いてある地区に商店などは見当たらず、民家が数軒立ち並ぶのみです。

本日の天候を確かめるための「早朝」偵察ですが、三日目も曇天の気配が・・・


目の前の単線路は Fort William(フォート・ウィリアム)～Mallaig(マレイグ)間なので、待っていれば蒸気機関車のジャコバイト号が通過します。

珍しく嫁が一緒に出てきましたが、相変わらずヒツジばかり撮影していました。

去年の秋に予約を入れたさい、メールを出したら『Private House Stays』というサイトから返信が来ました。

そこで先ほどの「A861 を一周するのにどれくらい時間が掛かりますか？」と聞きましたが、返事はナシ。

今は部屋の様子が写真で紹介されている B&B が多いのでよく写真を見ると、4部屋ある内で二人用は3部屋。

その中で 2部屋は暗いのか、撮影用に枕元のスタンドの灯りが点けてあり 1部屋のみ窓が写ってました。

着いてみたら、この部屋は湖側で正解だったんで選んだ嫁は大イバリ。

今思えば、バスタブがあったのは今年の5軒の B&B のうちココだけでしたね。

http://www.dailanna.co.uk/

今回も選んでしまった『4っ星のB&B』

2004年に宿泊した【Lawriestone Guest House】は、フォート・ウィリアムの住宅街にあって捜すのがタイヘンだったんで、今年は町外れのココに決めました。

6時間におよぶドライヴの疲れが半端なく、二人ともホストへの挨拶を済ませ部屋へ戻ってバタン・キュー。

フォート・ウィリアムのレストランのコピーは数枚持っていましたが、再び街へ行く体力はありませんでした。

この画像だけが、何とか宿泊当日に撮影した映像です。

今回の旅では 5軒の B&B を予約済み。

それら全てに PM6:00 に着くことを伝えておきました。

『Castle Tioram』 を 5時過ぎに出て宿へ急ぎます。

「時間が余れば グレンフィナン(Glenfinnan)の鉄道橋や塔でも見よう」なんて計画も、何処かへ吹っ飛びました。

A861 の海に接した西側の道路は片側一車線ではあるもののスピードが出せる道路。

この部分でかなり頑張り、2泊目の宿の駐車場には 6時 3分前に到着しました。

今回は前回フル活用した Google の“ストリート・ビュー”をほぼ封印。

理由はリアル過ぎて実際に走ったときに感動しなかったからでした。

しかし A861 から城に向かう白道は、対向車が来れば即アウトな極狭路。

この道だけは侵入口と路面状態を全線調べて行きました。

駐車場には10台ほどの先客があり、その後も続々と車が入って来ました。

http://www.undiscoveredscotland.co.uk/acharacle/castletioram/index.html

僕等の訪れた時間帯は干潮のようで、城から砂浜を帰って来る人達もいました。

でも webページには撮影用に入ったから中に入るのはおススメできないと書いてあるよ。

運転は駆逐戦車が担当していたので、「Ｔ字路に当たればとにかく左！」と記憶していました。

この地図の最初の方でミス・コースし、港町で行き止まりというトラブルも。

レンタカーの SEAT の足回りは固くてコーナーは楽しいんですが、上りはパワー不足気味。

ディーゼル車は昔、納車待ちの代車で「いすず・ジェミニ」を２か月乗っていたけど、下りのエンジン・ブレーキってこんなに効かなかったっけ？

少しコースを外して「Castle Tioram」 を見に行きました。

Fort William(フォート・ウィリアム) の街中を行く駆逐戦車。

A861とは Fort William の南西をグルリと回る、ほとんどが Single Track Road のド田舎道。

オレンジの矢印の場所にはフェリーが運航しており、それを利用すればかなり時間は短縮できますが、それでは面白くありません。

Route planner で所要時間を調べようとしましたが、あまりにもマイナーな町ばかりで登録されておらず、どれだけ時間がかかるのやら・・・

ストーカー城のショップを出たのが正午過ぎ。

6時間におよぶドライヴの始まりです。

『Castle Stalker View』 の裏には城に向かって下りていく階段がありますが、もっと近づくにはここからではムリ。

天候も曇りでベストだと思われたんですが、市販の写真のような「哀愁」はありませんな。

前回は寄らなかったカフェに入ってみると席はほとんど埋まっており、空席にも「予約席」と書かれた札があって大盛況。

スープやスコーンは美味しかったですが、ショップの品揃えが ストーカー城 と関係ないものが多くなっていて少し残念でした。