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from: chobiさん
2008年08月31日 16時47分46秒
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仙鳳趾(厚岸湾)
釧路郡釧路町仙鳳趾。昼は厚岸湾を一望できる。それでは夜は、星座を堪能できる。
旧地名は別太。「ペツフト」と読む。アイヌ語で言えば、「川の河口」、合流点をさすことになるが。
釧路郡には「大字仙鳳趾」という地域がある。その中心集落。
学校があり、寺院があり、コンブ干場があり、川がある。その一帯でこの十年、牡蠣の移植・養殖がおこなわれるようになって、一大名産地を標榜している。
遠くには厚岸湾の入り口が望める。晴れていれば、大黒島が眺望できる。
湾にニシンが群来したときには、漁村に大きなうるおいをもたらした。群来と書いて、「クキ」と読む。
杉のある仙鳳寺は、このニシン群来の時期に建立されたという。感慨が深い。-
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from: chobiさん
2008年08月14日 06時49分25秒
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双龍杉・仙鳳寺
双龍杉・仙鳳寺。釧路町の海岸線にある曹洞宗寺院。開教は明治40年ころと聞くが、厚岸湾を一望する地点に、堂宇はある。
境内に杉の木があって、「双龍杉」の名がある。天然林ではなく、人工移植によるもの。ご住職が未生から育てた苗がすくすく伸びている。
寺院をささえる漁村には、下北郡風間浦村蛇浦出身の前田栄次郎という方の開いた漁場に出稼ぎした人が来ていたらしい。
境内にはヒバの木があり、「ヒバ 大畑産」の札も幹に貼ってあった。
杉は札幌の円山公園に「天然林」があって、北限とされる。移植林ながら、杉の木をみながら亜寒帯地域に青森県下北郡との関係を読む。
そんな楽しみがある、杉の樹木。ちなみに、明治40年ころといえば、厚岸湾にはニシンの大群が、寄ってきていた。
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